小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊

高校生におすすめの小説22選【恋愛・感動・ファンタジー・ミステリー】

感動小説編

風が強く吹いている

読んでみて

面倒見の良いキャプテン「清瀬灰二」と、度々周囲と衝突する天才ランナー「蔵原走」、ニコチン中毒者や、漫画オタク、運動音痴など個性豊かな8人が何度も挫折しかけながら助け合い、箱根駅伝を目指す物語で、読んでいてこちらも熱くなってしまいます。

小説だけでなく、ラジオドラマ化、アニメ化、舞台化、実写映画化もされており、大人気の作品です。「スポーツ」×「青春」が大好きでまだ読んだことが無い方は、必読書です!

みんなのレビュー

いくら若いとはいえ大学から長距離をはじめて 箱根駅伝出場は厳しいやろ・・・と何とも不安な気分で読み始める。結構なボリューム感もあり最後まで読み切れるか自信がなかったが・・・いやいやさすがは三浦作品。序盤から読みふけってしまった。トレーニング一つとってみても緻密に計算され描写が大変細かい。リアリティーも満点で読んでるうちに出場出来そうな気がしてくるからあら不思議。最後は涙涙で締めくくり。まんまとしてやられました。おススメ。

引用元:読書メーター

時生

読んでみて

病を患う息子の時生に最期のときが訪れつつある病室で、宮本拓実は妻に、「20年前、どうしようもない若者だった俺は、時生と名乗る少年と共に何度も助けられた。」と語りだします。時生の最後の時に、父、拓実が掛けた言葉「トキオっ、花やしきで待ってるぞ!」に号泣すること間違い有りません。

過去と今、そして未来が交差しながら書かれる親子の絆。読み終わった後には、家族や周りの人を大切にしよう、そして生きてることに感謝しようと思える温かい作品です。

みんなのレビュー

本作は、不治の病で瀕死の息子トキオの意識が20年の時を遡り、どうしようもないろくでなしの頃の父拓実の前に現れ、その拓実を助けて、ある困難を乗り越えると言う小説です。  作品の中にあるテーマは、生きているだけで丸儲け、生きている一瞬一瞬に未来はある。過去に囚われず、その時を幸せに過ごせたなら、どんなに短い人生でも納得する事ができる。と言うことだと思います。  とにかく出鱈目な若い頃の拓実の若気の至りには辟易しますが、短い人生を必死に生きるトキオ君の健気さに涙が止まりません。傑作です。

引用元:読書メーター

余命10年

読んでみて

余命が10年という残酷な事実を告げられた茉莉(まつり)は友人の勧めで初めた趣味をきっかけに絶対しないと決めていた恋に落ちてしまいます。逃れられない運命。インパクトのあるタイトルと結末に涙を流すでしょう。自分は余命を告げられたらどうするのか、そして生きるということについて深く考えてしまう作品です。

作者の小坂流加さんは本作の編集が終わった直後病気で亡くなられています。自身の思いも思いもこの小説に書かれているのではないでしょうか。どちらにせよ彼女にしかかけない作品であることは間違い有りません。

みんなのレビュー

読了後、作者紹介の欄を見て驚く。まさか亡くなられているとは…。淡々と余命宣告を受け入れ制限された生活を何ということもなく始める茉莉。好きなものを見つけ輝いていく一方で、友だちと距離をとり、食事に気を遣い、境を引いていく。その何気なさがやけに自然に感じられるのは、感情や経験が裏打ちされたものだからなのか。生きることへの執着を拒んだ彼女が手にした恋は凛として切実だ。死への準備の中で揺れながらも心を決め自分を貫いた。全てを諦めたわけじゃない、ちゃんと輝いていたよ。

引用元:読書メーター

永遠の0

読んでみて

2013年に映画化された超有名作品です。大学生の佐伯健太郎とその姉・慶子が戦士した実の祖父がどのような人生を歩んでいたのかを調べるという物語です。

「お国のために死ぬことは名誉」という当時の時代の空気に逆らい「何よりも命を惜しんでいた」という祖父が終戦間際に特攻で戦死したのか。その事実は涙なしで読むことができません。フィクションですが、実際戦争で戦死した方々1人1人に物語があると実感察せてくれる1冊となっています。

みんなのレビュー

当時の国民の多数は、特攻を賛美し、それを進める国なり、軍なりを支持していた。国民全体の支持なしに、こんなことはできない。逆に言うと、我々人間は、あるいは、他国に同じ例がないなことから、我々日本人は、こういうことをする者達であることを肝に銘じ、慎重にしなければならない。

引用元:読書メーター

ミステリー小説編

ようこそ我が家へ

読んでみて

この本の主人公は真面目が取り柄の会社員、倉田太一。何者かに悪質な嫌がらせに合う倉田の家、倉田の勤め先の営業部長の真瀬の不正問題を解決してく。という2つの出来事が同時並行で進んでいきます。

倉田の家に嫌がらせをする犯人は娘の元カレなのか?妻の陶芸教室の先生か?息子のバイト先の先輩か?ハラハラする展開になっています。一方の真瀬の不正問題の方では、池井戸潤の作品らしく銀行員も登場し、高校生には企業や職場のことの学びにも繋がるのではないでしょうか。

みんなのレビュー

久しぶりに池井戸作品.私生活でのストーカー問題と仕事でのトラブル,2つの話が最後は解決され,いつも通りすっきりとした話であった.少し頼りない主人公で,部下や社長に言いくるめられてしまうところは,やや共感!

引用元:読書メーター

リバース

読んでみて

平凡なサラリーマンの深瀬は行きつけのカフェで、美穂子という女性と出会い、付き合うようになります。ですがある日、美穂子に「深瀬和久は人殺しだ」という告発分が届きます。告発文に書かれた内容は、大学の卒業旅行で起きた事件が関係していました。

日常の会話や、描写に伏線が隠されていてなるほどの連続です。ハッピーエンドで終わるかに見えて、いきなりくる衝撃の結末には頭を殴られるような衝撃を受けます。

イヤミス(読んだ後に嫌な気分になるミステリー小説)系が好きな方、またはイヤミス系の作品をまだ読んだことが無いという方は是非読んでみてください。

みんなのレビュー

とんでもないラストの切れ味にしばらく放心した。キッツイなコレは。物語は途中で二転三転するが徐々に真相が明らかとなり、ついには一連の事件の全容が明らかになる。ミステリとしても勿論極上だったが、そこは流石イヤミスの女王。 もう一度言うけどキッツイなコレ。

引用元:読書メーター

ジョーカー・ゲーム

読んでみて

本作の舞台は、陸軍に秘密裏に作られたスパイ養成学校D機関。戦時中、国のために戦って命を落とすことが名誉なことだという風潮に逆らい、結城中佐は、「死ぬな、殺すな、とらわれるな」を戒律として若きスパイたちを育てあげるために、スパイ養成学校D機関を作ります。

敵はもちろんのこと、味方さえも欺く、スパイの頭脳戦に引き込まれる作品です。短編で気軽に読むことができるスパイミステリーとなっています。

みんなのレビュー

陸軍内に作られたスパイ育成機関の生徒達が、魔王と呼ばれる元スパイによって成長し、任務を遂行していく話。 日本人でスパイというのがあまり馴染みがないけれど、本当はあるのかな?「とらわれるな」という教えが印象的で、「こうあるべき」と思う自分を変えたいと思った。

引用元:読書メーター

すべてがFになる

読んでみて

物語の舞台は、孤島のハイテク研究所。そこには、幼い頃に両親を殺してしまった天才プログラマーの真賀田四季が隔離されています。そこで起きた密室殺人をたまたま島を訪れていた2人の天才、N大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、解決するという物語です。

孤島で繰り広げられる理系の天才たちによる推理戦。密室のトリックがすごく巧妙で印象的です。理系系の作品なので敬遠している方が多いと聞きますが、文系の私にもとても読みやすかったので、文系の方も是非手にとってみて下さい。

みんなのレビュー

探偵役、助手役、IQの高いサイコな犯罪者、密室。紛れもない王道ミステリなのに、なぜこんなに面白いのか。表紙や題名から理系っぽくて敬遠してる人、存外読みやすいので安心してください。理論整然としてるのに、読者の想像を掻き立てる余白があるのがいい。最後の種明かしが何層にも緻密に重なったミルフィーユのようで、もうすごいわとしか言えない。

引用元:読書メーター

ファンタジー小説編

また、同じ夢を見ていた

読んでみて

「人生とは○○なものよ」というのが口癖の小学生、小柳菜ノ花が国語の授業のテーマ「幸せとは何か?」の答えを見つけるために、3人の登場人物にアドバイスをもらい、成長していく物語です。

登場人物の3人は、なぜか菜ノ花しか知らないことを知っていたり、突然姿を消したりと不思議な点が多々あります。この3人が何者なのかを考察することもこの作品の醍醐味となっています。誰もは一度は考える「幸せとは何か」を考えるきっかけにもなる本で高校生にはピッタリだと思います。

みんなのレビュー

おませな小学生菜ノ花が幸せとは何かを探す物語。「幸せとは、誰かのことを真剣に考えられるということ」が私の気持ちに一番近いかなって思いました。あと色々な「人生とは…」が出てきたけど、「人生とは、オセロみたいなもの。たった1枚の白で、私の黒い気持ちは一気に裏返る。」という言葉も気に入りました。

引用元:読書メーター

ブランコのむこうで

読んでみて

下校中に、自分にそっくりな少年を追いかけていったら、夢の中に閉じ込められてしまい、独裁者の皇帝や自殺願望のある女性など、ワケ有りの人の夢をはしごする羽目になってしまうという物語です。

人は現実で叶わない物を夢に求めるという本質的な部分が物語としてうまく表現されていると思いました。星新一作品では、珍しい長編ですが、短編と同じような感覚で読め、すぐに読むことができます。

みんなのレビュー

珍しい?星新一の長編。主人公の男の子がドッペルゲンガーに出会い、それを追ううちに夢の世界に囚われてしまう、夢の世界は現実世界の誰かの夢である、最初は父親の子供時代の夢、次は王子様の夢と、次から次へと夢を旅していく、主人公は現実に戻ることが出来るのか?という話。石像を掘る老人が出てくる夢が印象的で、なんの疑いもなく何者かになれると思っていた男の挫折と焦り、最後に至った心境が語られる、男が今まさに作ろうとしている石像に心動かされる。ここだけで満足。あとがきの眉村卓の星新一との思い出も面白い。

引用元:読書メーター

5分後に意外な結末

読んでみて

タイトル通り5分で読める短編集。恐怖、感動、笑い、涙など様々なジャンルの短編が集められているのですが、共通点は最後に騙されること。全ての話の結末がしっかりしていて、スッキリしています。

騙される快感を味わってみたという方は是非試してみて下さい。5分で読めるので、高校生の朝読書や、読書習慣を付けるきっかけの1冊に最適です。

みんなのレビュー

https://twitter.com/xque_sera_serax/status/1235899624000372736?s=20

ペンギン・ハイウェイ

読んでみて

小学4年生のアオヤマくんが彼の住む街で起こる不思議な現象を研究する夏の物語です。ペンギンの群れや、シロナガスクジラが街に大量発生したと思ったら、普通の小学生らしく友達とケンカ、探検をしたりと、日常と非日常のバランスがうまく取れているので、現実とかけ離れすぎた物語が苦手という方にもオススメです。

また、この本を読むと2度と戻れない小学校の夏休みに戻った気分になることができるので、個人的にお気に入りの1冊です。

みんなのレビュー

主人公、及び語り手が小学四年生ということで冒頭は完全に舐めて読み進めていたが、とんでもなかった…。探究心、行動力、洞察力、そして大人顔負けの冷静さ。どれをとっても自分は敵わない(笑)内容も文句なしで面白い。

引用元:読書メーター

まとめ

今回は、高校生にオススメの小説をジャンル別に22冊紹介させていただきました。

せっかくこの記事を最後まで読んで頂いたのですから、気になった本を1冊で良いので、試してみてください!その1冊があなたの価値観や世界観を大きく変えてくれる運命の1冊になるかもしれません。れ今回紹介させていただいた本は、どれも私が高校生の頃に読んでみて、読みやすく面白かった作品ばかりなので、難しくて途中で挫折してしまうリスクは少ないと思います。

この記事が、あなたの運命の1冊と出会うきっかけになれば幸いです!

1 2

コメントを残す