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アルバートフィッシュとはどんな人?起こした事件や結末、生涯を紹介

アルバート・フィッシュが残した言葉

残された言葉は、彼の異常性をよく表しています。どういう風に育ったらこういう人間が育つのかという疑問が湧いてくる人物です。

最後まで自分の行動に罪悪感を持っていなかったという

「いつも他者を苦しめたい欲求があり、自分も苦しめられたいと思っていた。苦痛を与えたいという願望は、なによりも一番大事なことだった」

異常としか言いようのない価値観です。他人への苦痛も、自分への苦痛も与えたいという欲求が常に支配されていたといいます。この欲求が、残虐な事件の数々を生み出しました。

自らの人肉調理の感想を語っていたという

「うまかったよ」

人肉食を問われたときに答えたという感想です。彼は自身の料理の事を問われると、常に絶賛したという記録が残っています。

死刑に使用される電気椅子

「わくわくしますよ。まだ試していませんから」

死刑が決まった後に彼が言った言葉です。電気椅子という未知の器具の苦痛に対しても、楽しみにしているという異常性が垣間見えます。

アルバート・フィッシュにまつわる都市伝説・武勇伝

都市伝説・武勇伝1「雑誌の恋人募集欄を見て異常な手紙を送っていたこと」

雑誌の恋人募集欄で見た人に異常な手紙を送っていたそうです

アルバート・フィッシュは雑誌の恋人広告欄を見て、「板でもでも何でも使って私を叩いて欲しい。あなたの奴隷になりたいのです」というSM行為を懇願する手紙を、未亡人に送っていたといいます。しかし当然ですが、返事は1通も来なかったそうです。

都市伝説・武勇伝2「アルバートフィッシュが唯一痛かった場所」

爪の間に針を刺すのは古来からの拷問方法である

アルバート・フィッシュの供述によると、痛みを快感に変えることが出来るフィッシュですら、爪の裏側に針を刺すことを余りの痛さに途中でやめてしまったといいます。爪の裏側に針を刺す行為は、古来から世界中で行われた拷問方法であり、いかに痛みを伴うのかが分かるエピソードです。

都市伝説・武勇伝3「電気椅子で一度で死ななかったこと」

電気椅子に固定されるアルバート・フィッシュ

アルバート・フィッシュは電気椅子での死刑執行された時に、最初の電撃では絶命せず2度目の電撃により彼を死に至らしめたといわれています。一度で死ななかった理由について、彼の体内にある29本の針が短絡を起こしたためにこのような事が起こったとメディアで報じられたといわれています。その他にも

  • 自分の足を縛り付けるのを手伝った
  • 体内の針によって、身体がショートして目から青い火花が出た

という噂も流れましたが、どれもデマだったそうです。しかしこのような噂が流れるほど、世間の関心が高かったのでしょう。

アルバート・フィッシュの生涯年表

1870年 – 0歳「満月の狂人、この世に生を受ける」

満月の狂人ワシントンにて生を受ける

ハミルトン・フィッシュとしてアメリカ合衆国のワシントンD・Cで稀代の殺人鬼は生を受けました。精神疾患者が多い家系であり、父は75歳で高齢であり鬱病を患っていたといいます。このために、アルバート・フィッシュが5歳の時に父は他界しました。

1875年 – 5歳「孤児院に預けられ成長する」

孤児院で育った孤独な環境も性格形成に影響したと思われる

父の死に伴い、5歳の時に孤児院に預けられ成長しました。この孤児院が教鞭を使っての指導を行っており、子供を鞭で叩いて指導が行われていたといいます。フィッシュのマゾヒズムはこれによって目覚め、密かに鞭打ちの刑を楽しみにしていたといわれています。この性癖を気味悪がった他の生徒たちによって、いじめにあったそうです。

名前を「アルバート」に改名する

孤児院でのいじめも人格形成に影響を与えたといわれています

10代の頃に、「ハミルトン」という名前から「アルバート」に改名しています。理由は同世代の子供から、ハミルトンの名前を「ハム・アンド・エッグ」と揶揄われるのが嫌だったからだそうです。

孤児院から家に戻る

サウナで日々男性の裸を見ていたという

19歳で孤児院を出て、家族と一緒にニューヨークに移住します。その頃には、異常な性癖は確立されており、男性の裸を見るためにサウナに入り浸っていたといいます。やがて強姦まで発展していきました。また戦争から帰ってきた兄から食人の話を聞き、興味を持ったのもこの頃だと考えられています。

1897年 – 28歳「結婚し6人の子宝に恵まれる」

アルバート・フィッシュ家族写真

アルバート・フィッシュは28歳に結婚をしました。子供たちの話によると、特に子供に手をあげるようなことのない「普通」の父親だったと証言しています。この頃は表立っての異常性癖は、抑えられていた時期でした。

徐々に殺人を犯すようになっていく

残酷な拷問を行い殺害を及ぼしていく

結婚期間中に、最初の殺人を犯しています。1910年に起こった事件の被害者、「トーマス・ケッデン」の事件もこの時期に起こっています。家族には良い父を見せながら、その実は非常に残虐な事件を犯していたのです。

1917年 – 47歳「妻と離婚する」

妻の浮気が原因で離婚する

結婚19年目にフィッシュの妻が、近所に住む精神薄弱者と恋に落ち、さらには同居させて欲しいと言い出したそうです。フィッシュは1度2人を別れさせるも、妻が再びその男と密会していたことが分かり離婚しました。離婚によって、益々異常性格が出てくるようになったといわれています。

子供たちに自身を板で打たせて、射精する行為も離婚後に見られるようになりました。自身への自傷行為や犯罪行為も離婚で益々増長していくこととなったのです。逮捕までの間にアメリカを放浪し23州に跨って、殺人を行っていたのです。

1934年 – 63歳「ブルックリンの吸血鬼、遂に逮捕される」

異常な手紙が届くが、結果的にこれが逮捕に繋がった

1928年に殺害した「グレース・バッド」の殺害の詳細を、バッド家に送った手紙で足がつき、遂にブルックリンの吸血鬼は逮捕されました。逮捕により「400人」を殺害したと自供し、その中でも十数件が立証されました。裁判は精神疾患での責任能力を問われましたが、最終的に責任能力ありと判断され死刑が宣告されました。

1936年 – 65歳「電気椅子にて死刑執行される」

電気椅子でブルックリンの殺人鬼は処刑された

1936年に電気椅子で死刑執行されました。彼は電気処刑の執行の時に、皮のベルトに締められながら「一生に一度しか味わえない、最高のスリル」と言ったといいます。しかし最期の言葉は、「なぜここにいるのか分からない」だったそうです。最期まで罪の意識を持たない真の殺人鬼でした。

アルバート・フィッシュの関連作品

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シリアルキラーズ -プロファイリングがあきらかにする異常殺人者たちの真実-

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シリアル・キラー―心理学者が公開する殺人者たちのカルテ

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『ゆっくり解説』アルバート・フィッシュ(おじいちゃん)

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【実話】アメリカで400人を◯害し、捕食した死刑囚…カニバリスト「アルバート・フィッシュ」の死刑執行までの一生にまつわる洒落にならない怖い話

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ホラー映画である本作に、人形の一つと知って声の出演を果たした作品です。実際のシリアルキラーの声が出演しているのに驚きますが、怖いものが好きな方は是非おすすめしたい作品です。

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アルバート・フィッシュについてのまとめ

いかがでしたでしょうか。筆者はアルバート・フィッシュという存在と犯罪をうっすら知っていたのですが、今回執筆してみてこんなに理解が出来ない人間は初めて見たという印象でした。まったく理解できない行動の数々を知るにあたり、どうしたらこんな人間に育つのだろうという疑問が出ています。

私なりの解釈として、幼少期の影響も大きいのではないかと感じました。子育てをしている世代の人は、自分の子供への育て方を見直して、二度と「満月の狂人」を出さないように気をつけて欲しいと感じました。この記事が二度と過ちを繰り返さない糧と少しでもなればと願う次第です。最後までお付き合いありがとうございました。

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2 COMMENTS

京藤一葉

> 匿名さん
大変失礼いたしました。
記事の内容、精査し、修正かけます。
コメントありがとうございます。

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