自己啓発本のおすすめ30選【人気ベストセラーから女性向けまで】

「自己啓発書を読んでビジネスを成功させたい!」
「自己啓発書が有りすぎて自分はどれを読めば良いのか分からない!」

本を読み自分をレベルアップさせたいと思った時にこのような悩みを抱えることが多いのでは無いでしょうか。筆者自身も過去に同じような悩みを抱えたことがあります。

そこで月に10冊以上本を読む筆者が、あなたのお悩みの解決に繋がるよう、ベストセラー、価値観、人間関係、お金、女性向けの5つの切り口に分けて計30冊の本を紹介させていただきます。この記事を最後まで読んで頂ければ、あなたにピッタリの本が見つかります。

それでは本の紹介に入っていきましょう。

ベストセラーの自己啓発本6冊

FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを元に世界を美しく見る習慣

読んでみて

本書はサブタイトル通り、人間の本能による10の思い込みを乗り越え、データに基づき正しい世界を見る方法を学ぶことができます。「犯人探し本能、ネガティブ本能」をはじめとする10の思い込みは知らぬ間に人間のなかに刷り込まれていて、乗り越えるのが難しく、あらゆる場面で私達を邪魔してきます。

ですが、「本当のデータ」を見ながら考え、本書に箇条書き形式で紹介されている思い込みへの対処法を実践する習慣をつけることができれば、思い込みから逃れる事ができます。本書を読むことで世界の正しい見方と共に、自分のこれまでのあやまちに気づき、自分の正しいあり方も考え直す事ができる本だと思います。

ビル・ゲイツ・オバマ大統領・中田敦彦など様々な著名人が絶賛する本書は、全世界で300万部を売り上げています。学生含めすべての人に読んでいただきたい本となっています。

みんなのレビュー

人はいかに思い込みによって物事を把握しているかということが分かる本です。そして過去に教育によって教え込まれた様々な事柄も、事実はどんどん変化していっており、ブラッシュアップしていかなければならないものであることを認識させられます。

読書メーター

メモの魔力

読んでみて

メモの魔力は、朝のテレビ番組「スッキリ」で活躍するSHOWROOM株式会社社長の前田裕二が書いた本で、2019年で最も売れたビジネス書であり、2020年11月現在60万部を突破するベストセラーになっています。

本書は、前田裕二流の具体的なメモの方法の解説だけではとどまらず、夢の持ち方、自己分析の方法やメリット、前田裕二流の生き方など様々なことを学ぶことができます。「メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ」という内容がとてもためなりました。

本書は、会社員の方はもちろんのこと、就職活動を控える学生にオススメしたい本となります。本文内で書かれていることを実践することで、自分はどんな価値観を持ち、何を幸せと感じるのか、将来何がしたいのかを知ることができ、職種選びや面接にとても役立ちます。

みんなのレビュー

なかなか興味深い本だった。一番はっとしたのは、巻末の小学校の先生と10歳年上の兄の話で、それ以外は実をいうと「どっかで見た」話だった。しかし、このエピソードと紐づけると、メモはその「幸せを感じた原体験」を絞り出せる部分にこそ価値があるのかもしれないと思った。すごく勉強になった。

読書メーター

7つの習慣

読んでみて

7つの習慣は1989年にアメリカで出版されて以来世界で3000万部を売り上げ大ベストセラーになっています。そんな本書は、一言でいうと、ビジネス思想家である「スティーブン・コヴィー」が25年間かけて「成功するためにはどうすればよいか」を調べ本にまとめたものです。

幸せになるには、などの幸福論が多く書かれており、具体的な7つのアクションが書いてあるというよりは、哲学書というイメージです。本書の最大の特徴は、アメリカ建国以来の成功に関する本を全て調査した上で書かれているという所です。

今回紹介させていただいた、7つの習慣は原本以外にもマンガで分かりやすく解説している物も多くあるので、先にそちらを読むと良いかもしれません。

みんなのレビュー

世界中で読まれている名著だけあって良かった。要約はネット上に数多くあるが、実際に読む価値のある本だった。現代で役立つテクニックの類ではなく、もっと根本的なマインドに関する内容。明日からすぐに役立つ即効性のある内容ではないが、長期的に取り組めば人生を良い方向に変えられるかもしれない。万人に刺さる内容なので、一度は読んでみることをオススメしたい。

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人を動かす

読んでみて

「人を動かす」は、1937に発売され世界で1500万部、日本で500万部を売り上げたベストセラーです。先程紹介させていただいた「7つの習慣」同様に昔から多くの人に読まれてきた、自己啓発本の王道中の王道です。

「相手に興味を持つ」「批判せずに褒める」「相手の利益を考える」という当たり前のことが数多くの例と共に解説されています。当たり前のことですが、我々はできていない事が多くとてもためになります。

本書はを読むことで人間関係が円滑になり、自分の心にも余裕が出るかもしれません。

みんなのレビュー

ベストセラーな一冊を一度は読んでみたいと思い、購入。 この本の趣旨として、他者を褒めることで相手の期待をみたし、行動してもらうことが第一としてあげられると思う。 様々な事例や原則が述べられていたが、その中で私がこの本の内容で今後意識しようと考えていることは「人の名前を覚える」「議論を避ける」「他者の長所を考える」ことである。

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影響力の武器

読んでみて

影響力の武器は1984年に発売されて以来、今も読まれる世界的大ベストセラー。「7つの習慣」「人を動かす」同様、自己啓発本の王道中の王道です。本書は6つの心理トリガーについて学ぶことができ、巧みなセールストークのポイントなどを学ぶことができます。

詐欺師などは本書で紹介されているような心理トリガーをフル活用しています。つまり本書を読むことで、詐欺やセールストークに引っかかること無く、自分の言葉で相手を動かす事ができるようになるということです。なので、悪用厳禁ではありますが、ビジネスなどで生きるノウハウだと思います。

章ごとに「まとめ」と内容確認の設問があるのも本書も魅力の一つです。会議、交渉などで相手を思い通りに動かしたい方は是非読んでみて下さい。

みんなのレビュー

自分の過去の経験に照らし合わせると、ここで紹介されている手法に乗せられたケースもあったり、自分でも無意識的に活用していたと思いました。相手がこれらの手法を使ってきた時に対処する術と心構えが重要です。様々な手法や利用シーンを知るためにはとても役に立つ本です。

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Think clearly 最新の学術研究から導いたよりよい人生を送るための思考法

読んでみて

本書は令和に最も売れたビジネス書とされ、複雑な世界を楽に生き抜くための52の考え方を紹介しています。52の考え方は、「心理学」「行動経済学」「哲学」「投資家」「起業家」など様々な知見から生まれたものです。

本書を読むことで、身近な悩みがクリアになり生きやすくなります。新しい価値観を与えてくれる本でも有り、悩める今を生きるすべての人が読むべき本だと思います。

みんなのレビュー

よりよい人生とは何なのか? 人生における色々なケースに対処する思考術?が52個もある! 一つ紹介すると、 人は何事にも初めから完璧を目指し、 その後の修正に力を入れない。 大事なのは 『完璧なスタートよりいち早く修正する能力』 これは完璧主義の僕にとって良い思考法

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価値観を変えてくれる自己啓発本6冊

ここまで、ベストセラーとなり多くの人に読まれている本を紹介させていただきました。多くの人に読まれている本を買えば、ハズレを引くことはまず無いと思います。明確な悩みや目的が決まっておらず、自己啓発本を読んでみたいと言う方は、とりあえずベストセラーを読むとよいかもしれません。

次は価値観を変えてくれる本を6冊紹介させていただきます。では行きましょう。

自分の中に毒を持て

読んでみて

本書は、日本を代表する芸術家である岡本太郎が書いた本です。絵を描き始めた岡本太郎は、前例のない派手な絵を描き、周りからずっと白い目で見られていたそうです。

岡本太郎は「自分はこれをやりたい」という思いを何よりも重視したそう。今の時代「周りの期待に答えるために頑張る」「周りから白い目で見られないように生きる」など他人のための人生を生きている方が多いと思います。そんな空気感が強まっている今だからこそ「自分の中に毒を持て」を読むべきだと思います。

「人生で大事な選択を迫られている方」、「人生が生き苦しいと感じている方」が読むと人生が大きく変わるかもしれません。

みんなのレビュー

生きる目的は?という悩みにこたえてくれます。比較するのは他人ではなく、自分。自分の全てを曲げずにありのまままっすぐ受け止める。それから、自分にとことん向き合い、戦う。それが岡本太郎氏の提案する生きることです。

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チーズはどこへ消えた?

読んでみて

この本は、累計400万部を売上げ、「1時間で読めて一生ためになる」と話題の一冊です。この本を読むことで、環境の変化に取り残されずうまく対応し生き残る術を学ぶことができます。

この物語では、「チーズ」は私達が人生で求める物。つまり「お金、地位、自由」を表し迷路はチーズを探し求める場所である社会を表しています。その「迷路」にある「チーズ」をそれぞれ性格の違う2匹のネズミと2人の人間が取った行動から様々な学びを得ることができます。

1時間程度で読むことができ、軽量なので持ち歩き何度も読み返す事ができます。本書は、学生、社会人含め大きな環境の変化を迎える方におすすめしたい一冊です。

みんなのレビュー

人のネズミと2人の人間の変化に対する物語。本自体は非常に短く、直ぐに読めるが、内容は深い。チーズを何ととるかは読み手が100人いれば100人違う解釈になると考える。自分は今誰なのかという問いをすればするほど、ヘムなのかという焦りもでてくる。常に大事なのは、変化を恐れずに新しいチーズを探し続けることで、いつまでもチーズは同じ場所に大量にあるわけではない。そしてそのチーズも、大量にあるように見えて実はカビている可能性もある。大事なのは、常に変化し、自分から行動を起こすことだと考えさせられた。

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有り金は使え 貯めるバカほど貧しくなる

読んでみて

「お金を堅実に貯めている人が偉い・正しい」という価値観を打ち壊してくれる本です。ホリエモンこと堀江貴文らしい強烈なタイトルにドキッとした人も多いのではないでしょうか。

「安定志向はゴミ箱に捨てろ!」「欲望のままに遊び倒せ!」「チンケな節約をやめろ」などタイトル同様に強烈な小見出しが読者に新しい気づきを与えてくれます。ホリエモンの考えに賛成するにせよ、しないにせよ自分の中にはない新しい価値観を知れる本書はとても学びになります。

本書を読み、価値観をアップデートさせ死ぬ時にお金に関する後悔をしないような人生を送りましょう。

みんなのレビュー

ホリエモンの著書を一度読んでみたく借りた。強いインパクトの小見出しにはどれもハッとさせられる。囚われた思考に風穴を開ける点で貴重。だが中身はやはり彼の生き方そのもの。どうかと思う考え方も散見されるが、行動を掻き立てられ参考にはなる。/使わなかった後悔をせぬよう、その時にしか得られない「今」人生を楽しみ尽す。

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黄金の羽根の拾い方

読んでみて

本書は「サラリーマンだと収入が伸びない」ということを学ぶことができます。「え?!」と思った方が読むと多くの学びがあると思います。

タイトルにある「黄金の羽根」とは、「制度の歪み」により知っている人だけが特をする方法と本文ないで説明されています。要するに、経済的自由を手に入れるための裏ワザのようなものです。その裏ワザを使うためには投資などの知識を付けると良いそうです。詳しくは本書を読み勉強してきて下さい。

就活中の学生、転職、独立を考えているサラリーマンが読むことで人生の選択に大きな影響を与える一冊だと思います。

みんなのレビュー

世の中にお金持ちに関する本は溢れかえっていてそのほとんどは株、副業…etcのやり方のハウツー本であるがこの本は経済的に豊かになるための具体的な方法がたくさん詰め込んであり、特にお金に苦労しているサラリーマンの方々に読んで欲しいと思いました。 具体的には支出が大きい(住宅、保険)の考え方について、サラリーマンとフリーランス又は法人の税金の仕組みの歪みについてなど様々な具体策が紹介されています。 この本は凡人が見落としている羽(黄金の羽)を拾う事が成功の最短ルートだと締められています。

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金持ち父さん貧乏父さん

読んでみて

15年前に出版され今も多くの人に読まれる名著であり、題名を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。著者のロバートキヨサキは、友達の父から1割使っている金持ちになるためのルールを学び、実の父から9割の人が使っている貧乏になるルールを学びます。

本書は、読むことでお金に対しての考え方を大きく変えることができる本です。そして後半部には具体的なアクションプランも書かれているので、簡単に行動に移すこともできます。

「良い大学に行くことが金持ちになるルールではない」「お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせる」「持ち家は負債」この3つの言葉は本書の中にでてくるロバートキヨサキの考えです。マルチ商法の勧誘などに使われ、悪い印象がありますが、本自体は良い本なのでぜひ読んでみてください。

みんなのレビュー

お金のために働く人と、お金を自分のために働かせる人。今の教育はお金のために働く人を作るシステムと著者は言うけどまさにその通りで、読めば読むほど自分もまた「持たざる側」だと気づかされる。そして「持つ側」の思考が赤裸々?に語られるので面白い。ベストセラーになったのもわかる。普通の教育で育った僕らには圧倒的にファイナンシャルリテラシーがたりない。お金に対して考えるきっかけとしていい本だと思う。

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まだ東京で消耗しているの?

読んでみて

この本はブロガー・インフルエンサーとして活躍しているイケハヤことイケダハヤトさんが書いた本です。イケハヤが東京から高知に移住した経験を元に、今の時代に地方移住するメリット地方移住の具体的なアクションプランをまとめた一冊です。

「まだ毎日残業して東京のうさぎ小屋に高い金払っているの?」などの煽り小見出しで構成されている本書は食い入るように読んでしまいます。そして本書を読み終えた頃には「悔しいけれど地方移住も有りだな」と思ってしまう方が多いのではないでしょうか。

地方移住に関するメリットは、健康面、ビジネス面、子育て面など様々な角度から解説されているので誰が読んでも当事者意識を持ちながら読めるのも本書の魅力に一つになります。少しでも東京が息苦しいと感じている方におすすめです。

みんなのレビュー

第5部「移住で失敗しないための5つのステップと知っておくべき制度」は、実体験に基づいた記載も多く、こうすれば自分も移住できるかもしれないと思わせてくれました。 とくに、「仕事を探す」が最後のステップにあることが印象的でした。自分であれば、まず最初に仕事を探してしまいそうですが、仕事を探すのは最後でよいと肩の力が抜けたトーンで指摘されている点は心に残りました。都会の価値観で地方を測っても意味がないと感じました。 自分でもできることから始めてみたいと思います。

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