野球漫画おすすめ本30選【名作から青春ものやスポ根まで】

「野球漫画を探してるんだけど、たくさんの種類がありすぎてどれを読んだらいいかわからない」
「人気のある野球漫画を教えてほしい」

日本においては野球は大人気のスポーツですが、漫画の世界においても多くの野球漫画が生まれています。そんな野球漫画ですが、世の中にはあまりにも多くの野球をテーマにした漫画作品が生まれており、どの本を読んだらいいのか迷ってしまうのではないでしょうか。

今回は、そんな方に向けて6つの切り口に合わせて計30冊の野球漫画を紹介させていただきます。

  • 人気名作野球漫画
  • 頭脳戦を描いた野球漫画
  • 青春野球漫画
  • 少年ジャンプに掲載された野球漫画
  • スポ根野球漫画
  • プロの世界を描いた野球漫画

この記事では、幼い頃から野球と野球漫画を愛し、数多くの野球漫画を読んできた筆者が、野球をテーマとした漫画を探している方向けに、おすすめ本を紹介します。

人気名作野球漫画

タッチ

読んでみて

タッチは、日本の野球漫画を代表する名作です。アニメ化もされ、爆発的な人気を誇りました。

主人公である上杉達也、そして双子の弟である上杉和也と、彼らの隣の家に住む幼馴染の浅倉南は仲良しでといつも一緒に過ごし、高校も同じでした。しかし、できの良い弟である和也とあまり人気のない達也には、大きな差がありました。

南の夢である甲子園を目指して頑張る和也と、これといって才能のない達也。しかし、和也の事故死という出来事が起こり、達也は和也の意思を受け継いで甲子園を目指します。

もし未読の方がいれば、ぜひ読んでみてほしい名作です。

みんなのレビュー

MAJOR

読んでみて

MAJORは、茂野吾郎という一人のピッチャーの少年時代からメジャーリーグの活躍までを描いた、名作野球漫画です。

吾郎の父親はプロ野球選手でした。吾郎は、父のような選手になることを夢見て、幼い頃から日夜トレーニングに励みます。そして、中学、高校と成長していき、ついに夢のメジャーリーグの舞台に立つまでに至ります。

NHKでアニメ化もされた大人気作品をぜひ読んでみてください。

みんなのレビュー

ダイヤのA

読んでみて

ダイヤのAは、マガジンで連載された青春熱血野球漫画です。

中学全国大会を目標としていた沢村栄純は、最後の大会で暴投をしてしまい敗退します。リベンジを誓った栄純は、名門の青道高校へ進学しますが、そこにいたのは野球エリートたちばかりでした。そんな中、名キャッチャーである御幸一也と出会った栄純は、高校野球の舞台で活躍し始めます。

本格的な長編野球漫画を探している方におすすめの一冊です。

みんなのレビュー

ドカベン

読んでみて

ドカベンは、山田太郎が活躍する、歴史に残る野球漫画です。

ドカベンこと山田太郎は、貧乏な畳屋の息子でした。そんな彼は、高校に通う中で柔道を始めることになります。そこで出会ったライバルたち。彼らは、妥当山田を掲げますが、山田は諸事情から柔道をやめ野球を始めることになります。

舞台は高校野球に移り、甲子園を舞台に数多のライバルたちが山田と火花をちらします。後続シリーズまで含めると合計200巻超えの大長編をぜひ読んでみてください。

みんなのレビュー

H2

読んでみて

H2は、あだち充が執筆した本格名作野球漫画です。

タッチで大人気作家となったあだち充ですが、本作では投打の二人のヒーローが主人公として活躍します。国見比呂と橘英雄は、ともに中学全国大会優勝メンバーでした。しかし、比呂が肘を壊したことから、彼らは別々の高校へ進学します。後に体に問題がないことがわかった比呂は、彼が進んだ千川高校で新しく野球部を設立し、英雄が所属する明和一高を倒すことを目標に仲間を集めるのでした。

本作は、本格的な野球に加え、恋愛要素も魅力的な青春野球漫画です。ぜひ読んでみてください。

みんなのレビュー

頭脳戦を描いた野球漫画

おおきく振りかぶって

読んでみて

おおきく振りかぶっては、野球漫画の世界に新風を切り開いた名作漫画です。

おおきく振りかぶっての舞台は、新しく高校野球部を設立することになった埼玉県立西浦高校です。そこに集まったメンバーは、1年生しかいないながらも強く団結し、甲子園優勝を目指します。

何より本作の特徴は、科学的な視点から描かれる緻密なトレーニングや、確率論や心理戦を駆使した複雑な試合描写です。これまでの野球漫画では、どちらかというと勢いが重視され、詳細な作戦の描写などは少ない傾向でしたが、この漫画の登場によりロジカルな野球漫画というジャンルが確立されました。

ぜひ読んでみてほしい一作です。

みんなのレビュー

https://twitter.com/hisumin_186/status/1309462768794259459

ラストイニング

読んでみて

ラストイニングは、主人公が監督という少し変わった野球漫画です。

鳩ヶ谷は過去に野球部のキャッチャーとして活躍した人間でしたが、現在は悪徳商法のセールスマンとして生計を立てていました。そんな中、鳩ヶ谷は留置場に入れられてしまいますが、野球部時代の恩師である狭山校長が野球部の監督就任と引き換えに助け出します。

新任監督となった鳩ヶ谷は、「汗と涙…そんなモンいらねぇ!勝つためには正しいトレーニングと作戦が必要だ!」という言葉をキーワードとして、弱小野球部を育てげていきます。

みんなのレビュー

ONE OUTS

読んでみて

ONE OUTSは、野球賭博を生業とする主人公がプロ野球の世界で活躍する一風変わった野球漫画です。

不運の天才打者であった児島弘道。彼は、自主トレ先の沖縄で一人の男と出会います。直球は120km/hなのに、賭け野球で無敗を誇る渡久地東亜。駆け引きだけで勝負する渡久地の凄さをしった児島は、彼をプロ野球の世界に連れて行くことにします。

豪快なピッチャーが主人公ではないのになぜか面白い。そんな隠れた名作漫画です。ぜひ読んでみてください。

みんなのレビュー

砂の栄冠

読んでみて

砂の栄冠は、ドラゴン桜で知られる三田紀房が描く野球漫画です。

キーワードは、「1千万円で甲子園を買え!」。創立100年目での甲子園初出場を目指し地区大会に挑む、埼玉の名門・県立樫野高校。優待性を集めて作った特別チームでしたが、あえなく甲子園出場を逃してしまいます。そして残った一般の生徒たちは、野球を諦めてしまいそうになりますが、野球部のファンである老人から、新チームのキャプテンとなった七嶋裕之が現金1000万円を受け取るところから、話が展開していきます。

野球とお金という斬新な切り口で描かれた作品をぜひ読んでみてください。

みんなのレビュー

青春野球漫画

クロスゲーム

読んでみて

クロスゲームは、タッチやH2で有名なあだち充が描く男女のピッチャーが活躍する野球漫画です。

クロスゲームの最大の特徴は、ヒロインが力のあるピッチャーであることです。ヒロインである月島青葉は、幼い頃から野球に打ち込み、周りからも注目されるピッチャーでした。一方でスポーツ用品店の息子である樹多村光は、商売は好きだけれども野球にそれほど興味はありませんでした。そんな彼は、青葉の姉である月島若葉と仲良しで、将来は結婚するつもりでいましたが、若葉は事故で帰らぬ人になってしまいます。

光は、亡き若葉のために、そして青葉に負けないために野球を始め、甲子園を目指すのでした。本作は、ぜひ読んでほしい熱い青春野球漫画です。

みんなのレビュー

MIX

読んでみて

MIXは、あだち充が描く最新の野球漫画です。

舞台は、あだち充のヒット作品であるタッチで描かれた明青学園。血のつながらない兄弟であり、バッテリーでもある立花投馬、走一郎は、明青学園に入学し、甲子園を目指します。明青学園は、上杉達也の活躍により甲子園優勝を果たしてからは、長く低迷が続いていました。そんな中に投馬と走一郎、そして集まった仲間たちは、甲子園出場を目指して戦います。

現在ゲッサンで連載中の本作は、タッチを愛読していた人にはぜひ読んでほしい一冊です。

みんなのレビュー

最強!都立あおい坂高校野球部

読んでみて

最強!都立あおい坂高校野球部は、女性監督の戦いを描いた野球漫画です。

都立あおい坂高校の教師である菅原鈴緒は、専用グラウンドもない野球部で甲子園を目指す女性監督でした。しかし、その熱血指導が災いして、全10人の部員中6人が退部してしまう事態に。そんな彼女のもとに、さっそうと5人の選手がやってきます。それは6年前の夏、高校3年生の鈴緒に「甲子園へ連れてってやるよ」と誓った少年でした。

爽やかな青春野球物語を探している方には、ぜひおすすめの一作です。

みんなのレビュー

https://twitter.com/DDkatsuya/status/1298197374121066496

青空エール

読んでみて

青空エールは、野球部を応援する吹奏楽部を描いた少し変わった漫画作品です。

小学生の頃、テレビで観た甲子園のアルプススタンドの風景に、小野つばさはすっかり心を奪われてしまいました。そして、憧れと希望を胸に入学したブラバンの名門・白翔高校。ブラバン初心者のつばさは、同級生の野球部員・山田くんの励ましを支えに、新しい一歩を踏み出します。

映画化もされ大ヒットした本作は、誰にでもおすすめできる青春作品です。

みんなのレビュー

大正野球娘。

読んでみて

大正野球娘。は、題名の通り大正時代に生きた乙女たちが野球を始めるストーリーの漫画作品です。

洋食屋の一人娘であり、女学院に通う小梅は14歳でした。ある日、小梅は友人である「お嬢」から、女子だけの野球チームを作って男子と試合をしたいという相談を持ちかけられます。右も左もわからない中、手探りで進めていくチームづくり。彼女たちは野球をマスターすることができるのでしょうか。

アニメ化もされ、大人気となった本作をぜひ読んでみてください。

みんなのレビュー

高校球児 ザワさん

読んでみて

高校球児 ザワさんは、野球を愛する少女を描いた漫画作品です。

野球部の紅一点である都澤理紗、通称「ザワさん」は、野球が好きで高校生でも男子に混じって野球を続けていました。本作では、そんな彼女のなんてことない日常を描写しています。熱血の展開も、熱い試合描写もあるわけではありませんが、それでも魅力的なのが本作の不思議なところです。

普段の彼女の生活から透けて見える、青春物語をぜひ堪能してください。

みんなのレビュー

1 2

コメントを残す