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円卓の騎士とはどんな人達?アーサー王に支えるメンバーを一覧で紹介

「円卓の騎士ってどんな人たち?」
「設定でよく出てくるけど、オリジナルを知らない…」

円卓の騎士は「アーサー王物語」に出てくるアーサー王に仕える騎士です。アーサー王を含めて円卓に座っていたためにそのように呼ばれるようになりました。日本でも多くの影響を与えていてアニメやゲームで、「円卓の騎士」が登場する作品もあります。有名な所は、アニメは「SDガンダムシリーズ」で、ゲームは「Fateシリーズ」などではないでしょうか。

円卓に座る騎士たち

そんな多くの作品のモデルなる「アーサー王物語」の円卓の騎士が、どういった人物たちだったのかに焦点を当てた記事となります。なんとなくかっこいい円卓の騎士の全貌が分かるはずです。

円卓の騎士って何?

円卓の騎士はアーサー王に仕える騎士

そもそも「円卓の騎士」ってどういう集まりなのか気になりますよね。多くの騎士が付き従っているイメージはあるけれども、具体的な内容が分からない方も多いようです。

「円卓の騎士」とは、「アーサー王物語」に登場するアーサーに仕える騎士たちです。アーサー王の近臣として強い忠誠心と気高い騎士道精神を誓った戦士たちの事をいいます。「アーサー王物語」が書かれた時代は中世で、実在の騎士がいたため、その中で「円卓の騎士」は「理想の騎士像」と認識されるようになりました。

アニメでも円卓の騎士は人気の題材だ

戦いにおける名誉や忠義だったり、強さだったりとします。それと同じくらいロマンスも描かれますが、全てを含めて人々は円卓の騎士に憧れたのでしょう。

円卓の騎士は何人いたのか?

このイラストも12人以上座っているように見える

アーサー王の「円卓の騎士」は一般的に12名といわれていますが、300人ぐらいいるという説もあります。「12名と300名だとかなり人数が違うけど…」と思う人も多いでしょう。筆者も思います。このように人数にばらつきが出る理由は、

  • アーサー王物語が色々な物語を合体させたものだから
  • 円卓の騎士には補充と欠員があるから

です。どういうことかというと、まず「アーサー王物語」は沢山の中世の騎士の話をくっつけたいわば「アンソロジー集」です。著者も何人もいて、著者によって人数設定にもばらつきがありそのような現象が起きてしまいました。また円卓の騎士のテーブルには席が13席あるのですが、引退したり死亡したりすると人員が入れ替わるために、トータルで見るとどんどん増えていったのです。

騎士が座る円卓ってどういう意味?

円卓は上下関係なく対等にというメッセージが込められている

アーサー王のキャメロット城にある円卓を意味しています。その円卓は座るものが上下関係なく対等に扱うために上座と下座を無くしてあります。そして座ることが許された騎士が「円卓の騎士」なのです。円卓はアーサー王を含めて13席なのですが、空席が出来た時に新たに座る騎士がふさわしい騎士でないと、マーリンがかけた魔法で吹き飛ばされて座れないといわれています。

そしてこの円卓にもある「13番目の席」は、キリストを裏切ったイスカリオテのユダの席です。このために魔術師マーリンは呪いの魔法をかけており、座る者は命に係わる「命取りの席」といわれています。

ガラハッド卿は後に聖杯を見つけた3人の騎士の一人だ

しかし円卓の騎士のランスロット卿の息子のガラハッド卿が勇敢に挑戦し、この席に座ることに成功しました。その為ガラハッド卿はアーサー王を除く12番目の騎士として認められ、聖杯を手に入れることができたのです。

円卓の騎士になる条件

騎士道は非常に厳しいものだった

円卓の騎士たちは、イングランドの名誉ある規律や行動、崇高な騎士道を身に着けていることが大前提でした。その為にまずは騎士道の基本となる6つの規則があります。

  • 1.乱暴・非道・殺人行為をしないこと
  • 2.国家や主君に反逆行為をしないこと
  • 3.決して残忍にならず、慈悲を求めるものに慈悲を与えること
  • 4.婦人・紳士・未亡人の援助者となること
  • 5.決して婦人・紳士・未亡人に強要してはならない
  • 6.恋愛や財産の為に不正な争いを行ってはならない
円卓の騎士には更に厳しいルールがあった

それに加えて、「円卓の騎士」には12のルールがありました。

  • 1.兜を脱いではならない
  • 2.好奇心を追及すること
  • 3.求められたとき、全ての強さを出し切って弱きものの権利を守ること
  • 4.誰も傷つけてはいけない
  • 5.お互い攻撃してはいけない
  • 6.国の安全のために戦うこと
  • 7.国のために命をかけること
  • 8.名誉以外に求めないこと
  • 9.どんなことがあっても約束・誠実さを破らぬこと
  • 10.とても熱心に宗教的なこと(キリスト教)を行うこと
  • 11.誰に対しても親切にもてなしをすること
  • 12.名誉なことも不名誉なことも、真実に忠実に報告すること

これだけの約束事がありました。理由は「円卓の騎士」は強さだけでなく、人としての「心構え」や「行動」も求められ理想の騎士道を体現していたからです。これだけの事をこなせたら、「立派な騎士」であると当時から考えられていたのです。

円卓の騎士の紹介

聖杯を囲む円卓の騎士たち

円卓の騎士たちはそれぞれが大きな個性をもった強い騎士たちです。日本でもありがちな、「主人公よりも他のキャラクターの方が人気がある」という現象はアーサー王物語も同様です。そんな円卓の騎士たちを紹介していきます。

アーサー王

アーサー王

エクスカリバーを持ったブリタニア王。聖剣を引き抜き、ブリタニアの王となりました。円卓の騎士を集い、戦いを繰り広げる主人公です。円卓の騎士を従えて戦い、遂にはブリタニアはフランスやイタリアを支配する大きな国となりました。しかし妻の不義で円卓の騎士は崩壊し始め、最期は息子のモルドレッド卿と相打ちになり倒れてしまいます。

ガラハッド卿

ガラハッド卿

ランスロット卿の息子であり、聖杯の騎士の一人です。ガラハッド卿の母のエレインは魔法でランスロット卿を騙して結婚しますが、魔法が解けるとエレインは捨てられガラハッド卿は修道院に預けられたといいます。

大人になって父ランスロット卿と再会し、アーサー王と引き合わされます。様々な試験を課せられますが、ガラハッドはそれらを非常に優秀な成績でクリアし、アーサー王から「世界で最も偉大な騎士」と評せられ円卓の騎士に選ばれました。

聖杯は西洋のヒロイックファンタジーによく登場する

円卓の騎士に選ばれた後は、聖杯探索の任務を与えられ、聖杯を見つけたガラハッド卿は最も穢れのない戦士として神々に召されることとなりました。

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1 COMMENT

はる

アニメでのケイ卿として表示されている画像はケイ卿ではなくFateという作品で女性のIFバージョンのアーサー王(アルトリアペンドラゴン)でありケイ卿を元としたキャラクターではありません。

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