花図鑑のおすすめ20選【子供・大人向けや海外のおしゃれな本も紹介】

日本のおしゃれな花図鑑5選

美しい花言葉・花図鑑 ‐ 彩りと物語を楽しむ

読んでみて

四季折々の美しい花の写真とともに、その花言葉や名前の意味、由来となった神話などを紹介している花図鑑です。花屋さんで売られているような定番の花から、コットンツリーなど最近人気を集めている花、ガーデニングでよく使われる花など数多く掲載されています。

バラやチューリップなど、プレゼントなどに人気があって色によって花言葉が異なるような花は複数にわたって紹介されています。また、フラワーアレンジメントの作り方や上手な花の選び方、活け方のコツなども丁寧に解説されていて、あまり部屋に花を飾ったことがない方も安心です。美しい写真に眺めているだけでも癒される1冊です。

みんなのレビュー

眺めているだけでいい気持ちになれる本。白バックに花のみの写真は見やすい。花言葉の解説と豆知識も楽しめる。今まで何となく見ていた花の花言葉が意外なものだったり。へえと思いながら見た。見たことのない花、知らない花数多く。香も楽しみたくなった。

引用元:読書メーター

花美―花の美をじっくり眺める図鑑

読んでみて

花の「造形」に特化した新しいタイプの花図鑑です。黒い背景に鮮やかな花々を配置して、花そのものの姿かたちが楽しめるように工夫されています。茎や葉など、花以外の部分は極力取り除くというのも新しいです。

実際には小さくてなかなか観察できないような花も、拡大して細部まで見られるように構成されています。花の絵を描きたいときなど、強い味方になってくれます。自然の作り出した「花」という美しいものを心ゆくまで楽しめる1冊です。

みんなのレビュー

花そのものの美しさをアップでとらえた写真集。自然の中にある花の美しさとは、また違った美しさがある。もともと小さな花などは、こんな表情をしていたのかと驚かされる。自分にとっては、花の名前を知るのに役立った。

引用元:読書メーター

花の辞典

読んでみて

季節ごとに分類した206種類の花々を、美しい写真とともに解説している花図鑑です。すべての花に花言葉が添えられているので、プレゼントを選ぶときにも1冊あると便利です。

巻末コラムには、知っているようでよくわかっていない花にまつわる用語や上手な飾り方、切り花を長持ちさせる方法や簡単にできるアレンジメントなども紹介されていて読みごたえがあります。それぞれイラストつきで解説されているので、わかりやすいのも嬉しいですね。デザインや紙質もこだわられていて、モノとして美しい1冊です。

みんなのレビュー

季節のお花の図鑑としてだけではなくて、ポプリの作り方やフラワーベースへの飾り方、お花の贈り方まで簡潔にかいてあって、いろんなシチュエーションで役に立つ本。装丁もかわいい

引用元:読書メーター

美しき小さな雑草の花図鑑

読んでみて

街中や公園などに生えている、およそ100種類の身近な雑草を掲載している花図鑑です。実際には数センチに満たない小さな花々をページいっぱいに拡大した写真はとても美しく、「え、この花ってよく見たらこんなに可愛かったんだ!」と驚いてしまうこと間違いありません。

花の色ごとに分類された図鑑ページは、黒地を背景にすることでより花の造形の繊細さを際立たせています。写真に添えられた解説文を書いているのは、優しい語り口で人気の植物学者・多田多恵子。写真を鑑賞するのもいいし、読み物としても面白い1冊です。

みんなのレビュー

こんなにも綺麗で愛らしいミクロの写真を初めて観ました。巻末の「雑草の科学」も解かりやすい文章で綴られていて、とても興味深いです。着地した場所で、精一杯生き抜く姿は感動的。花はまだ咲いていなくても、庭の雑草たちを抜けないでいる今日この頃です。

引用元:読書メーター

美し、をかし、和名由来の江戸花図鑑

読んでみて

日本初の彩色植物図鑑といわれている『本草図譜』は、江戸時代末期に長年にわたって植物を研究し続けていた岩崎灌園の代表作です。江戸時代末期の植物図鑑の代表といわれているこの『本草図譜』から、96点の植物を厳選・解説したのがこちらの花図鑑です。

植物の和名の由来をはじめ、その薬効や花言葉、外来種であれば伝来したときのエピソードなど、植物の幅広い情報を紹介しています。植物を緻密に描いた絵画を「ボタニカルアート」と呼びますが、この図鑑では日本ならではのボタニカルアートをたっぷり楽しめます。歴史を好きな方には特におすすめの花図鑑です。

みんなのレビュー

美しい絵と共に、日本に親しみ深い花を知ることができる。一つ一つはシンプルな内容だけれど、なんせ紹介数が多い!絵の脇に書かれた文章が解読できるようになると楽しいだろうな、と妄想しながら想いを馳せる。

引用元:読書メーター

海外のおしゃれな花図鑑5選

ボタニカム ようこそ、植物の博物館へ

読んでみて

「ボタニカム」とは「植物の博物館」を意味する造語。こちらの花図鑑は、微小な藻類から高さ80メートルもの巨木まで、植物界を形成するさまざまなタイプの植物を掲載している図鑑です。著者のキャシー・ウィリスは、イギリス植物学の権威で王立植物園(キューガーデン)の研究部門長を務めています。

イラストを描いているのは繊細で美しい絵で人気のスコット・ケイティ。この図鑑の姉妹本『アニマリウム ようこそ、動物の博物館へ』のイラストも描いています。植物の展示室に見立てて構成されたページでは「植物はどのように進化してきたのか?」「どうしてこんなにも多種多様なのか?」が解説されていて、読みごたえも抜群です。

みんなのレビュー

My Picture Book 世界の花

読んでみて

こちらの花図鑑の挿絵はすべて19世紀の博物学者たちが描いた博物画です。歴史を感じる繊細で優雅な絵に、思わずうっとりしてしまいます。私たちにも馴染みの深い園芸種から、今は博物画にしか残っていない幻の花まで、およそ50種が掲載されています。

この図鑑のもう1つのポイントは、花のイラストに沿って型抜き加工が施されているためイラストを切り抜けるということ。余白を丁寧に切り離していくことで、ページから美しい花々が飛び出しているような1冊が出来上がります。プレゼントにもおすすめできる図鑑です。

みんなのレビュー

「19世紀以前の博物学者たちが描いた美しい博物画」こんなに繊細で美しい花の本を私は他にしらない。お花が型抜きなので、全部のお花を型抜きした後に、インテリアとして飾ることができる。説明文も逸話などが記載されていて面白い。読む楽しさ、型抜きする面白さ、そして飾れる嬉しさ。

引用元:読書メーター

イギリス 野の花図鑑

読んでみて

ヴィクトリア朝(1837~1901年まで)を生きた1人の父親が、娘たちのために描いたイラストの野の花図鑑です。ヘンリー・テリーというその父親は作家でも画家でもなく、3人の子をもつ普通のお父さんで、著作もこの1冊しかありません。娘たちへの愛情が可愛らしいイラストを通して伝わってきそうです。

イギリスの野の花図鑑ですが、日本でもお馴染みの草花がいくつも登場します。刺繍やイラストを制作するのが好きな方には、図案集としてもいいかもしれません。この図鑑のあとがきには父親から3人の娘たちへ宛てた文章が掲載されていて、思わずウルっとしてしまいます。

みんなのレビュー

https://twitter.com/aosinju/status/1213107492370075648?s=20

Wild Flowers of Britain: Month by Month

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イギリスの野の花を描いた150枚もの水彩画を贅沢に使った花図鑑です。長年にわたって水彩画を描いてきたマーガレット・アースキン・ウィルソンが、自身が会長を務めていたケンダル自然史協会に寄贈した水彩画をもとにこの花図鑑は制作されました。

細密な植物画は、実際の植物の色を再現したようにリアリティがあって美しいです。眺めているだけでワクワクしますし、インテリアとして飾るのも素敵でしょう。

Beautiful Flowers Full-Color Picture Book

読んでみて

こちらの本は「花図鑑」というよりは写真集と思ってもらうといいかもしれません。高解像度でフルカラーの写真は美しく、眺めているだけで元気がもらえます。あまり解説は書かれていませんが、そのぶん子供からお年寄りまで楽しむことができますよ。

まとめ

おすすめの花図鑑を20冊ご紹介してきました。気になる1冊は見つかりましたでしょうか?

子供向けの図鑑を探している方には、DVDやイラスト、写真などさまざまなコンテンツでわかりやすく植物について解説している花図鑑をご紹介しました。実用的な花図鑑を探している大人の方には、たくさんの花が紹介されていて探しやすい図鑑や、バラや桜に特化した図鑑がおすすめです。おしゃれな花図鑑で癒されたいときには、国内外問わず探してみると好みのものが見つかるでしょう。

この記事が参考になりましたらとても嬉しいです。

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