フリーメイソンは入会できる？その方法は？資格や手順・加入の流れを紹介

「フリーメイソンは一般人でも入会できる？」
「フリーメイソンに入会する方法が知りたい！」
「近くにフリーメイソンのロッジがあるか知りたい！」

本記事を読んでいるあなたは、このように思っているのではないでしょうか。最初に結論を言うと、フリーメイソンは5つの入会条件をクリアし、きちんとした手順を踏めば誰でも会員になれます。

そこで今回は、フリーメイソンになるために必要な条件と入会方法について紹介します。入会までの流れや日本のロッジについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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フリーメイソンは一般人でも加入できるのか

フリーメイソンへ入会するには、紹介がないと入れない、お金持ちでなければいけないなどと巷では言われています。しかし、それは誤解で入会資格をクリアすれば誰でもフリーメイソンへ入会が可能です。

入会の際にフリーメイソンの知り合いを作る必要がありますが、入会資格を満たしており、申請して審査に通ればあなたもメンバーになれます。

フリーメイソンの5つの入会資格

フリーメイソンの入会資格は、ロッジ（フリーメイソンの拠点）によって異なりますが、基本的に以下の5つの条件を満たしていなければいけません。

1. 成人男性であること
2. 一定の収入があること
3. 身体障害者でないこと
4. 世間での評判が良いこと
5. 神の存在を信じていること

一つずつ簡単に解説します。

1.成人男性であること

フリーメイソンに加入できるのは、大体において18歳以上の男性のみです。ロッジによりけりですが、大多数のロッジでは女性の加入が認められていません。

『東方の星』と呼ばれるフリーメイソンの関連団体がありますが、入会条件が第3階級のフリーメイソンの妻や母、姉妹と厳しいです。ただし、同じ関連団体で子供が入会できる『虹の少女たち』は女性で、親が非会員でも入会できます。

ちなみに、女性から男性に性転換した人もフリーメイソンに入会が可能です。

2.一定の収入があること

一定の収入とは、定職についていて生活を維持できるお金を得ていることです。また、家庭を持っている場合はちゃんと養えていることも条件に含まれます。

フリーメイソンは年会費が設定されているため、その分のお金を支払える余裕があればひとまず条件をクリアしていると思ってよいでしょう。

3.身体障害者でないこと

フリーメイソンはもともと石工職人の組合でした。

その影響を受けているため、肉体的精神的な障害がないことも入会条件に含まれました。これには石工の仕事に支障がある、会員であることを示す握手ができない、などの理由があると言われています。

ただし、過去に起こった大戦で身体障害者が増えてしまったため、現在では各ロッジの判断により加入が認められる場合があります。

4.世間での評判が良いこと

普通に生活している人なら、まず問題ありません。

フリーメイソンの会員といえば、大統領や外交官など著名な人物の名前が挙がります。そのため、何らかの社会的な功績や医者・弁護士など権威のある職業についていなければならないイメージがあると思います。

しかし、そのようなことはなく、特別な功績や権威がなくても加入が可能です。実際に日本人メンバーの多くはサラリーマンや自営業者などの一般人です。

5.神の存在を信じていること

フリーメイソンでは、入会資格に何らかの信仰を求めています。無神論者は入会できません。

信仰する宗教は限定されていません。キリスト教徒やイスラム教徒、仏教徒でも入会できます。ただし、社会的地位を確立していない新興宗教の信徒である場合はフリーメイソンへ加入できません。

また、ここからがややこしいのですが、「神の存在を信じている」のなら特定の宗教の信徒でなくても入会できます。簡単に言うと、神の存在を信じていれば入会資格を有していると言えます。