オードリーヘップバーンの死因は?晩年の様子やタバコとの関係性も解説

オードリーヘップバーンの死因はなに?」
オードリーヘップバーンとタバコの関係性って?」
「若い頃は知っているけど、晩年の活動をあまり知らない!」

「ローマの休日」や「ティファニーで朝食を」など、数多くの映画やミュージカルに出演し、当時のファッションアイコンとしても親しまれたオードリーヘップバーン。晩年は女優を引退し、63歳でこの世を去りました。

若い頃の彼女は、現在でも知らぬ人はいないほど。その可憐なルックスは、今なお多くの人々に愛されています。しかし、晩年に女優を引退すると、ユニセフ親善大使として多くの紛争地域へ赴いていたのです。彼女は世界の恵まれない子どもたちのために、自身の病を押して活動を続けました。

今回は、稀代の女優に関心を抱いて深堀りした著者が、オードリーヘップバーンの死因や、愛用したタバコとの関係性。さらに、晩年の活動についてもご紹介します。

この記事を書いた人

一橋大卒 歴史学専攻

京藤 一葉

Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。

オードリーヘップバーンの死因とは?

オードリーヘップバーンの代表作、「ローマの休日」のラストシーン
出典:ホミニス

オードリーヘップバーンは、1929年5月4日に誕生し、1993年1月20日に亡くなりました。彼女は1951年に映画デビューを果たすと、30年以上も銀幕の世界で活躍したのです。

彼女の死因はガンの一種で、ヘビースモーカーだったことから「タバコが原因」と噂されました。

死因は「腹膜偽粘液腫」

異変は、腹痛からはじまりました

オードリーヘップバーンの死因は、「腹膜偽粘液腫」というガンの一種です。100万人に1.5人の確率で発症する、非常に珍しいものでした。「腹膜偽粘液腫」は、腹部の臓器に粘膜を出す腫瘍細胞が発生し、巨大化の後に破裂。腹腔内に、粘膜及び腫瘍細胞がばら撒かれてしまう病気です。

放っておくと臓器を圧迫し、腸閉塞を併発する危険性があり、栄養失調によって命を落としてしまいます。オードリーヘップバーンは、最終的には腸閉塞も患い、余命宣告を受けました。

すでに全身にガンが転移していた

美しい女優に訪れた悲劇
出典:cinemagene

オードリーヘップバーンが精密検査を受けたときには、すでに腫瘍が全身に転移していました。具体的には、盲腸付近にある虫垂と小腸に転移が見つかります。「腹膜偽粘液腫」は前述した通り、腫瘍細胞が腹腔内で破裂する病気なので、遠隔にはしにくいものの、転移を起こしやすいとされているのです。

病気は発見に至りましたが、転移した身体を治療することは、非常に難しいものでした。

オードリーヘップバーンの最後の様子

オードリーヘップバーンの最後の様子とは

オードリーヘップバーンは、転移が見られた後に緊急手術をしています。しかし残念ながら、最後は自宅に戻り、療養を受けながら余生を過ごしました。

愛する夫や家族とともに過ごし、人生の最期を迎えたのです。

緊急手術をするも手遅れだった

少女から大人の女性へ成長したオードリーヘップバーン
出典:cosmopolitan

オードリーヘップバーンは、1992年9月に自身の体調の異変に気づき、検査後に緊急手術が行われました。術後の状態は安定し、多くの友人たちが見舞いに訪れています。化学療法を用いて治療に専念し、本人含め家族も安堵していました。

ですが2度目の化学療法を目前に控えた頃、オードリーヘップバーンは腸閉塞を発症します。腸閉塞は、激しい痛みを伴う病気です。化学療法では耐えきれず、再度外科手術を受けることになります。しかし開腹手術をするも、ガンはさらに全身へ広がっていました。執刀医はすぐに手術を切り上げ、余命がわずかであることを告げたのです。

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