廿日市女子高生殺人事件 – 2004年
2004年に広島県廿日市で、自宅で仮眠していた女子高生が刺殺され殺害された事件です。事件の時には被害者の祖母と妹がおり、犯人の顔を目撃していますが、逮捕に繋げることはできていませんでした。しかし事件から14年後の2018年に、別の暴行事件を起こして逮捕された鹿嶋学の指紋と事件の指紋が一致。更にDNA鑑定で被害者女性を殺害した犯人だと断定しました。
犯人は宇部市内の建設会社に勤めており、会社では無断欠勤もなくまじめで大人しい人物だったといいます。しかし2018年にイラついたという理由で、仕事の部下を蹴ったことにより通報され指紋を採取されたことにより、事件が解決したのです。
鹿嶋は犯行を認め廿日市には居住歴がなく、「以前勤めていた会社が首になり、自暴自棄となった」「通りすがりに犯行に及んだ」などと自供しています。犯人は2020年に裁判が開かれ、無期懲役が確定しています。
茨城女子大学生殺人事件 – 2004年
2004年に茨城大学に通っていた女子大学生が殺害され長らく未解決でしたが、2019年に犯人が捕まった事件です。被害者女性は一緒にいた男性に「友人に会いに行く、遅くなる」というメモを残して出かけるも帰ってこず、翌朝自宅から6キロ離れたところで遺体が見つかっています。
その後両親が犯人の情報提供者を募り懸賞金200万円かけて探すも、なかなか捜査が進展していませんでした。しかし2017年に遺体に残っていたDNA鑑定が決め手となり、フィリピン国籍の男性2名が逮捕されました。あと一名共謀した犯人がいますが、現在フィリピン政府と身柄を引き渡す協定がないために、立件のめどが立っていません。
犯人たちは女性を車に連れ込み、3人で女性を強姦後、首を絞めて殺害したと供述しています。逮捕後フィリピン国籍の男2名は、「犯行動機は執拗、残虐で殺意の強固さも明らかだ」と無期懲役を言い渡されています。
津山小3女児殺人事件 – 2004年
2004年に岡山県で小学3年生の女児が殺害された事件で、14年後の2018年に犯人を逮捕しています。事件は少女の姉が自宅で妹の遺体を発見。被害者には多くの刺し傷があり、内臓まで達している傷もあったといいます。
事件解決までに岡山県警は約13500人を動員し捜査に当たりました。事件が進展したのは2018年で、別の刑で服役している39歳の受刑者が殺害を認めたために、殺人容疑で逮捕されています。犯人は2000年にも小学6年生の女児を暴行・猥褻な行為をしたことにより、執行猶予付きの判決を受けていました。
2015年には姫路市の路上で面識のない帰宅中の中学3年の女子を刺した罪で、懲役10年の罪で服役していました。男は殺人の時に「腹部から流れる血に興奮する」といい、「偶然見かけて可愛いと思った」から犯行に及んだと自供しています。
島根女子大生死体遺棄事件 – 2009年
2009年に島根県の女子大生が殺害され、バラバラにされて遺棄された事件です。事件から7年後の2016年に犯人と見られる男性が判明するも、被疑者は死亡していました。
事件は臥龍山の山頂付近で女性の頭部が発見され、捜査すると遺体の一部が続々と見つかっています。事件発生4か月後に報奨金も適用し情報提供を呼びかけますが、犯人が逮捕されないまま7年が過ぎていました。
しかし2016年に事件の犯人は矢野富栄という人物だったと特定するも、犯人は遺体発見の2日後に高速道路で死亡していました。7年後に判明した理由は、ナンバーを解析する「Nシステム」で改めて調べて判明したそうです。そして矢野のカメラやUSBを押収すると、女子大生の遺体の写真だけでなく、遺体を解体する様子まで撮影していたといいます。
愛知県蟹江町母子殺人事件 – 2009年
2009年に愛知県海部郡蟹江町で起こった、59歳の母親と26歳の息子が殺害された強盗殺人事件です。この時当時25歳の弟だけが、首を刺されるも一命をとりとめています。犯人は3年後の2012年に、別の事件も起こしていた中国人留学生が逮捕されました。
生き残った被害者は、仕事から帰って靴を脱いでいる時に後ろから衝撃を受け、男ともみ合いになっている内に気を失ったといいます。その時に「外国人のイントネーションで話していた」といい、顔は覚えていなかったそうです。犯人は用意されていた食事を食べており、血がついた衣服を洗濯機で洗っていました。
2012年に別の自転車窃盗で捕まっていた、中国籍の男のDNAが決め手となり逮捕。動機は「金に困っていたため」といい、被害者宅が玄関を施錠していないのに気づき潜入。「見つかったら殺すつもりだった」と供述しています。犯人は2018年に死刑が確定しました。
神戸市男子高校生刺殺事件 – 2010年
2010年に私立高校に通っていた、当時高校2年生の堤将太さんが殺害された事件です。11年後の2021年に、当時17歳だった少年を逮捕しています。男子高生は当時付き合っていた中学3年生の女性をかばって死亡しました。翌日には付き合っていた女性が、ブログに投稿していた事も話題となりました。
2020年に犯人の知人が警察に情報提供し、DNA鑑定が決め手となり逮捕になっています。男の殺害動機は「いつも近くの公園で楽しそうにしている将太さんらが憎かった」ためだそうです。逮捕後に、男は事件に類似した「少年が高校生を殺害する」という内容の小説を書き、電子書籍で閲覧できるようにしており遺族を悲しませています。
八王子ホスト殺人事件 – 2010年
2010年に八王子市内のホストクラブ「t-got」を経営していた男性が失踪し、2013年に同僚ホストが逮捕され殺人が判明した事件です。被害者男性は「西東京のカリスマ」といわれていましたが、日ごろから「丸一日連絡が取れなくなったら警察に相談してほしい」と話していたといいます。
失踪して3年後の2013年にホスト仲間7人が逮捕されました。その年に被害者の遺体が民家に運ばれていたという情報を入手し、警察が家宅捜索をした結果、汚水槽からインプラントや顔の骨の一部が見つかったといいます。
犯行を主導したのは被害者の後輩で、ホストクラブの店長・玄地栄一郎と遺体が見つかった民家の息子で同じくホストだった阿部卓也でした。主犯の玄地は公判を待たずに拘置所内で自殺し、阿部は懲役20年の判決が下されています。
福島県南相馬市女子高生行方不明事件 – 2011年
2011年2月に福島県南相馬市の女子高生が行方不明になった事件です。行方が掴めずにいましたが、同年3月に東日本大震災が起こり、震災の被害があったがれきの下から女子高生の遺体が発見されています。遺体発見の時は遺体の損傷が激しかったために、県警はDNAを採取して身元不明として火葬。そして遺族が「遺体はうちの娘ではないか」と問い合わせたところDNAが一致し、身元が判明したのです。
事件当日女性は彼氏に会うといって行方不明となり、失踪後に彼氏が事情徴収されています。しかし彼氏は関与を否定し、事件から1週間以内に山林で自殺してしまいました。遺体が発見されてはいますがすぐに火葬されてしまっていることと、彼氏が自殺してしまったために死因は分からず、事件の真相は藪の中です。
解決済みの未解決事件に関するまとめ
今回一度未解決となっていた事件が解決した事件を15件紹介しましたが、事件を見てみての感想は事件の真相がわかっても尊い命は帰ってこないということです。また、真相がわかってももやもやが残る事件も多く、非常に残念な気持ちにもなっています。これからこのような残酷な事件が起こらないことを祈らずにはいられません。最後までお読みいただきありがとうございました。
ああああ
広告が邪魔でまともに読めません
草
↑すいません。上のコメントは返さなくていいです。
ほんとに申し訳ありません
59歳の母親と26歳の息子が殺害された強盗殺人事件です。この時当時25歳の弟だけ
と、ありますが、そのときは25歳で、翌年は26歳だったということですか?
解釈違いだったら、本当に申し訳ありません。
もし、あっていましたら、コメントの返信をお願いします
※意味がわからなかったら、返信しなくて大丈夫です