未解決事件で親が犯人と噂された事件6選まとめ

世界で起きた親が犯人と噂された未解決事件

ジョンベネ事件：1996年

アメリカのコロラド州で、当時6歳のジョンベネ・ラムジーちゃんがクリスマスの夜に遺体で発見された事件です。全米有数のセレブ一家として有名で、いくつもの美少女コンテストで賞を獲得する程の美少女でした。事件の経緯は母親が金銭を要求する脅迫状を発見し、娘が誘拐されたと考えて警察に通報。7分後に警察が到着した時、外に足跡は無く侵入者の痕跡はなかったといいます。

そして事件から7時間後、地下室で遺体となったジョンベネちゃんが発見されました。首には絞められた痕があり、ダクトテープで口を塞がれた状態だったといいます。そしてこの事件は身代金要求が犯人から送られてきたものではなくその場にメモで残っていた事や、結局誘拐されずに家で殺害されていることから様々な憶測を呼びました。

この事件で警察は両親を疑っていたといいます。理由は以下の通りです。

• 父親が第一発見者である
• 要求された身代金が118,000ドルとラムジー家にとっては少額だった
• 身代金はラムジーさんのボーナスとほぼ同額だった
• 脅迫状はラムジー家のペンで書かれていた
• 脅迫状の筆跡が母親に似ていた
• 両親は犯行後何か月も警察の捜査に協力しなかった

そしてマスコミも、両親を面白おかしく書き立てる記事が増えたといいます。しかしこれらはあくまで状況証拠のみで、物的証拠はありませんでした。そして警察は両親をうそ発見器にかけますが証拠は得られず、両親の起訴を考えていたといいますが結局未解決です。そしてジョンベネちゃんに残った性的暴行の痕のDNAから、家族のDNAは不一致であり家族の身の潔白は証明されています。

ボーイ・イン・ザ・ボックス殺人事件：1957年

1957年にアメリカ合衆国ぺルシルべニア州で発見された遺体の総称です。不法投棄された段ボールの中から、推定4〜6歳の男児の全裸遺体が発見されました。遺体のいたるところには痣があり、生前に激しい虐待があったと考えられています。

また司法解剖の結果、「頭部の打撲が死因」「死亡後に散髪されている」「手足がふやけており水につかっていた可能性がある」「死亡数時間前に何も食べていない」ことがわかっています。遺体発見時、J.C.ペニーで販売されたゆりかごの秋段ボールに入っていました。発見後情報公開を呼びかけるポスターを出し呼びかけますが、犯人どころか子供の身元さえ現在も分かっていません。

事件の犯人はいくつか考えられていますが、一つの説は育ての親の虐待が疑われています。2002年に匿名「M」と名乗る女性から証言があり、少年の名は「ジョナサン」といい虐待癖のあるMの母親が1954年に少年の産みの親から買い取ったといいます。

そして虐待を繰り返していましたが、ある日少年が嘔吐し怒った母親が少年を床に叩きつけ死亡させたと証言。母親は遺体を山に遺棄したといいます。段ボールは元々そこにあったものを使用したとのことです。そして遺体を運んでいる時にオートバイが通りかかり、「手伝おうか？」と声をかけてくれたものの無視していたので走り去ったと話しています。

調査すると同じ内容の目撃談が1957年に別の人からも証言されており、信ぴょう性が高いと考えられるもMは精神病を患っていた経歴が判明。近隣住人にMの証言を調査してみるも「馬鹿げている」と否定したために、暗礁に乗り上げています。なお少年に残されたDNAは保存されており、現在も調査が続けられているそうです。

親が犯人と噂される未解決事件に関するまとめ

今回親が犯人だと噂された未解決事件を紹介しましたが、未解決になっている事件は少ないものの今も子供が犠牲になっている事件は多発しています。子供の虐待が起きないように、記事のような悲惨な状況が起こらないように私たちも気を付けないといけないと感じた次第です。最後までお読みいただきありがとうございました。