5位:刑務官が明かす刑務所の危ない話
読んでみて
本書は、刑務官にまつわる話から刑務所で起きた数々の事件まで、様々な内部事情を描いた作品。
「刑務官はどんな装備をしているのか」「どうしたらなれるのか」といった内容から、懲罰房の実態・移送の裏話などを垣間見ることができます。
特に、堀の中は一見安全そうに見えて、実は年間4万件以上の事件が獄中で起きているそうです。この漫画では、自殺未遂、傷害・刑務官・受刑者の死傷事件まで。これまで知ることのなかった獄中での事件を刑務官の目線から知ることができます。
刑務官について知りたい人、刑務所で起きる事件を知りたい人にオススメしたい一冊です。
みんなのレビュー
[刑務官が明かす刑務所の危ない話]読みました。
現役刑務官から取材した、刑務所の危ない話や秘密を暴露するエッセイマンガ。
映画やドラマで得た刑務所の知識の正誤を詳細に知れる面白い教科書。ゾッとする恐ろしい話がこれでもかと詰め込まれている。年間火事率150%の刑務所の話がおぞましい。 pic.twitter.com/lgAW2cjmim— つじくん(マンガ大好き芸人) (@kodona32) May 11, 2021
4位:刑務官が明かす刑務所の絶対言ってはいけない話
読んでみて
本書は、現役の刑務官から見た刑務所内での生活や事件などに触れた作品。
受刑者を監視・指導する刑務官の立場から語られる内部の構造や普段の生活・実際に起きた事件・死刑に関する話まで。私たちが知りたい事柄が網羅的に描写されています。
また、刑務官ならではの目線から刑務所における問題点も取り上げられているのが特徴的。
日本では刑務作業に僅かながらも作業報奨金が支払われています。しかし、その影響により出稼ぎ目的で外国人受刑者が増加するといった問題点も浮上しているそうです。
刑務所に入るまでの流れや、事件など生活以外の事柄に関しても気になっている人にオススメしたい1冊です。
みんなのレビュー
[刑務官が明かす刑務所の絶対言ってはいけない話]
現役刑務官の体験した刑務所内の事件・ストレス・内紛を暴露するエッセイ。
犯罪者の級数・保護室の内装・死刑や心霊現象など様々なここでしか得られない話を余すことなく教えてくれる作品。面白い。 pic.twitter.com/Jw0Cu08RaX— つじくん(マンガ大好き芸人) (@kodona32) May 12, 2021
3位:チカーノKEI~米国極悪刑務所を生き抜いた日本人~
読んでみて
本書は、アメリカの刑務所に収監された日本人の実体験を描いた作品。
舞台となった1980年代のアメリカ・ランパーク刑務所は、殺人が日常的に起こる危険な場所です。そこに収容され、生き抜いたKEIという日本人男性を中心にして物語は進んでいきます。
過激な描写も含む内容ではありますが、アメリカの刑務所内の様子が細かく描写され、2019年には映画化もされた人気の作品です。
アメリカの刑務所に興味がある人、日本とは違う受刑者たちの生活スタイル・刑務作業を知りたい人にオススメの一冊です。
みんなのレビュー
「チカーノKEI~米国極悪刑務所を生き抜いた日本人~」 #ピッコマ
これまじで面白くて毎日読んでる。
不良とかギャング系の漫画とかが好きな人はたぶん刺さる。 https://t.co/wpGtI8EYBb— 爽音ゆず(睦月牡丹) (@mirai_yuzu100) March 16, 2022
2位:刑務所いたけど何か質問ある? マンガ『刑務所なう。&わず。』完全版【文春e-Books】
読んでみて
本書は、約2年の刑務所生活を経験したホリエモンこと堀江貴文さんの実体験から描かれた獄中記。収監準備から、刑務所での食事・刑務作業・しきたりなどを漫画で分かりやすく書かれています。
私たちが普段知ることのできない獄中での出来事や、どんな人がいるのかをイメージしやすいところが特徴的。刑務所の内部事情を知りたい人だけでなく、ホリエモンが収容時に一体何を考え、何をしていたのかを知りたい人にもオススメの漫画です。
みんなのレビュー
#365日毎日作品紹介
11/2 182作品目
刑務所いたけど何か質問ある?/堀江貴文・西アズナブル知らなかった世界。元社長、ホリエモンはこんなにつましい生活を送っていたのか…と息を呑む。いつもの日常生活が極上だと思える1冊。電子で読めます。https://t.co/kWqC8Wbohm
— りりーちゃん🌱📕🌱 (@lilyuber2) November 2, 2021
1位:刑務所の中
読んでみて
本書は、服役経験のある著者が描く刑務所の生活風景を知れる作品。拘置所及び刑務所でのリアルな生活をエッセイ風に淡々と描写されており、どの話から読んでも気楽に読めるのが特徴的です。
著者の感想を適度に混ぜながら、刑務所内での一日の様子が描かれています。背景から居室の隅々まで丁寧に描き込まれているため、内部の様子や生活をイメージしやすいです。
さらに獄中では、「大晦日に年越しそばとおせち料理が食べられる」「元日には雑煮が食べられる」といった驚くべき様子も描写。普段の生活スタイルだけでなく、年末年始など特別な日の内部事象も知ることができます。
独房の構造や受刑者の食事内容など、刑務所での暮らしを詳細にイメージしたい人オススメの作品です。
みんなのレビュー
花輪和一「刑務所の中」は食事にも非常に細かい描写があるが、おせち料理がちゃんと出されるのはこの作品から知った。
作中、コッペパンにあんことマーガリンを挟む話があり、あれから私はそのファンになった。アルフォートも食べ出したのはここから。— 遊行七恵 (@yugyo7e) January 3, 2022
刑務所が題材の漫画を読むなら「Kindle」がおすすめ
今回紹介したような刑務所が舞台の漫画をお得に読むなら、Amazonの電子書籍サービス「Kindle」がおすすめです。
お手持ちのスマホやタブレットから書籍を探して気軽に読めるので、本屋さんに行く手間もありません。特に、電子書籍は紙の印刷費用がかからないため、紙の本より低価格で読めるのが特徴的。
もちろん、今回紹介した9冊の漫画もすべてKindleで読むことができます。中には、無料で読める作品も含まれていますよ。その他にも、刑務所を舞台とした漫画は多数提供されているので、ぜひKindleで探してみてください。
まとめ
この記事では、刑務所が題材のおすすめ漫画9冊を、読者の感想も交えて紹介しました。
刑務所は犯罪を犯した人を収容する場所ですが、
- 内部では年間四万件以上の事件が起こっていること
- 受刑者達も年末年始には、おせち料理を食べる
など、獄中での内部事情や生活風景に驚いた人もいらっしゃったのではないでしょうか。
これらの漫画を参考に、「 刑務所の中ってどうなっているの?」「中での生活が知りたい」といった疑問が解決される手がかりとなれれば幸いです。