八尺様は実在する?目撃情報がある場所
八尺様の目撃談は特に東北地方に多いといわれていますが、近年は全国で目撃情報が出ているようです。そこでここでは、目撃情報を紹介します。
北海道
北海道のファミレスで遭遇したという話があります。大学生だった目撃者は友達とファミレスで話していたら、窓の外で人を探すような女性の姿が見られたといいます。最初はみんな気にしていなかったそうですが、10分ほど経った頃にはみんな「おかしい」と思い出したとのことです。
しばらくすると女性はいなくなったそうですが、真横に滑るように消えていき「あれは人間ではなかった」とみんなで話したのだそう。また、ファミレスも植え込みがあるために、覗くとすると2メートル以上の身長が必要であり、八尺様だったのでは?と感じたといいます。
茨城県
茨城県でも八尺様の目撃情報があります。内容は2013年に2ちゃんねるで書き込まれたもので、「茨城県南部に上陸してきた」といったものが見られました。投稿者によると、異様に背が高くて真っ白な肌の女性とのことです。白人の女性と間違えるほど肌が白いらしく、ぶつぶつ何かつぶやいていたといいます。
有名芸能人も八尺様を目撃していた?
R1グランプリにも出るような、有名ピン女性芸人「ゆりやんレトリバァ」さんも八尺様を目撃したといいます。ゆりやんさんは元々から霊感体質だったといい、不思議な体験をしやすいのだそうです。そんなゆりやんさんが、芸人仲間と花見のために大阪難波を自転車で通っていた時に、深夜の公園内でぽつんと佇む女性を見かけたといいます。
その女性は滑り台の後ろに立っており、垂直に飛び跳ねながら歌のような意味不明な言葉を発していたそうです。その後花見のつまみを買って公園に戻ってみると女性はいなくなっており、芸人仲間はその女性をみていなかったといいます。
ゆりやんが見た女性は、八尺様の特徴と共通点が多く、黒のロングヘアーに白いスカートを履いていたそうです。そして滑り台は、180センチの男性芸人よりも頂点が高い場所にあったのだそう。黒髪の女性は肩から上が滑り台から見えていたそうなので、身長は2メートルを超えていたことになります。
八尺様に遭遇した時の対処法は?
八尺様と遭遇してしまうと、とり殺されてしまうという恐ろしい妖怪です。そんな八尺様の目撃談は、北は北海道、南は鹿児島まで全国にあるのが現状です。いつ出会うか分からないため、もし八尺様と遭遇してしまったらどのように対処したら良いのか解説していきます。
絶対に目をあわさない
八尺様と目を合わせると魅入られてしまうといわれています。体験談を総合すると、女性らしい服装で声をかけてくるようです。何も知らずに目を見ると、知らずしらずに魅入られてしまうのかもしれません。八尺様かもと思ったら直視せず、見えないふりをした方が良さそうです。
声をかけられても答えない
八尺様はターゲットを狙うために、声色を変えて呼びかけをするといわれています。親戚だったり親しい人だったりと声色を変えますが、声をかけられても決して答えてはいけません。誤って返事してしまうと、やはり魅入られてしまう可能性が高いため「この時間までは誰が声をかけても返事しない」とあらかじめルールを作っておく必要がありそうです。
部屋に盛り塩をする
日本での怪異対策の鉄板ですが、盛り塩を部屋の4角と鬼門・裏鬼門の計6か所に置くと部屋に結界をはる効果があるといわれています。日本では古くから魔除けの風習であり、三尺様に対しても有効といわれているのです。投稿されていた話も、盛り塩とお札を部屋に結界を張り八尺様が入れないようにしています。盛り塩は邪気を払う効果があるといわれていますので、八尺様に効果があったのだと考えられます。
八尺様が封印されていた地域を出ること
八尺様は道に設置された地蔵様によって、特定の地域に閉じ込められているといいます。そのためにそこから脱出すると、追いかけてくることはないといわれているのです。2ちゃんねるの投稿の中には八尺様を見たあと、その地域には帰っておらず祖父の葬式にも出られなかったという話も見られました。
ただし地蔵様が壊されていたという話もありますので、その場合は自由に出れるようになっているという噂もあります。
八尺様の出現場所に関するまとめ
今回八尺様の特徴や、現れたといわれる場所などを紹介していきましたが、調べるにあたって筆者が事前に想像していたよりもイラストが多く驚いた印象です。怪異ではあるものの、とても身近に感じている人が多いような印象を受けます。可愛らしいイラストも多く、怪異は筆者の想像以上に私達の日常に溶け込んでいると感じずにはいられませんでした。そんな八尺様を少しでも詳しく分かったという人がいたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。