おすすめのラノベ作品
ラノベと小説の違いを理解できたところで、最後におすすめのラノベ作品を3冊紹介します。
- 転生したらスライムだった件
- この素晴らしい世界に祝福を!
- ソードアート・オンライン
今回紹介する3冊のラノベ作品はどれもアニメ化しているので、紹介するラノベと同時に楽しむのもありですね。
転生したらスライムだった件
『転生したらスライムだった件』は、2013年2月20日から2014年7月14日まで「小説家になろう」で連載された作品です。2014年3月に書籍化しました。
内容は、通り魔に殺害された主人公が、異世界でスライムに転生して数々の冒険や戦いを繰り広げていく物語。最弱と思われがちなスライムが、食べた相手の能力を奪うスキル「捕食者」で最強クラスの魔物になっていく過程が面白く、自然と物語に引き込まれていきます。
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この素晴らしい世界に祝福を!
『この素晴らしい世界に祝福を!』は、2013年10月から2020年11月まで刊行された作品です。元は「小説家になろう」で2012年12月から2013年10月まで連載されていました。
しかし、2013年12月に作者が作品を削除。そのため、ラノベでの作品は作者が同じでありながらリメイクという位置付けになります。
内容は高校生のカズマが予期せぬ事故で死亡したことで異世界転生し、目的である魔王を倒すために仲間と冒険をしていく物語。この作品は、冒険とギャグを掛け合わせたラノベで、随所にクスっとさせてくれます。
仲間もポンコツな女神アクア、爆裂魔法しか使えないめぐみん、攻撃の当たらない騎士ダクネスと個性あるメンバーばかり。一度読むと内容の面白さから病みつきになること間違いなしです。
ソードアート・オンライン
『ソードアート・オンライン』は、2009年4月から刊行されている作品です。人気が非常に高い作品で、2017年4月には国内で1300万部の発行を記録しています。また、海外では13ヶ国語の翻訳版が発行されました。
アニメ化も数多くされている上に、映画化も幾度となく行われているので、最も認知度が高いラノベ作品ともいえます。
そんなソードアート・オンラインの内容は、VRMMORPG「ソードアート・オンライン」で突如勃発したデスゲームに主人公キリトや他のプレイヤーが巻き込まれ、ゲームクリアを目指して戦い続けていく物語。
続編では、この作品の内容を元に別の事件が起こります。そのため、ソードアート・オンラインはソードアート・オンラインシリーズを知る上で欠かせない作品となっています。
ラノベと小説の違いに関するまとめ
ラノベは小説と違い、自由な文体で作者の思い描いたイメージを文字で表現しています。漫画のように伝えたいことをオブラートに包まず伝えることができるため、若者たちに刺さるのは言うまでもありません。そのため、若者たちに支持されているのですね。
小説とラノベには、違いが大きくありますが、同じ文芸作品です。同じ括りでも目指すものや読者層が違うと、大きな変化が起こるのが面白いですね。そのことから、筆者も食わず嫌いせずにラノベ作品に手を付けてみようかなと思います。
この記事を通してラノベと小説の違いに興味や関心を持っていただけたら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。