石油王の年収・総資産ランキングTOP15【世界&日本の人物を紹介】

10位：内藤久寛

日本石油の創設者で、「日本の石油王」と呼ばれた人物です。新潟県柏崎市の生まれですが、新潟県三島郡出雲崎町の海底にあった油田の開発を行い、有限責任日本石油株式会社（現：JXエネルギー）を設立し社長を務めました。

どの程度の資産を所有していたのかははっきりわかっていませんが、石油産業以外に鉄道事業・貴族院議員も務めていたりと色々な分野で活躍していた人物です。そのために、多くの資産を所有していたと考えられます。

9位：ゲルマン・ハン

ウクライナ系ロシア人の起業家で、ロシアの石油王として知られる人物です。ハン氏の総資産額は、2018年時点で日本円に換算して9800億円だったといいます。

ハン氏はミハイル・フリードマンとアレクセイ・クズミチョフと一緒にロシアの新興財閥「アルファ・グループ」を共同経営しており、アルファ・グループは石油やガス関連事業を行っていました。そして石油関連会社である「TNK‐BK」を立ち上げ、2013年に売却し約6兆3500億円という売却額を得ることに成功しています。

8位：モハメッド・フセイン・アリアル・アモウディ

サウジアラビアとエチオピアの二重国籍を持つ、建設業で財を成した人物です。サウジアラビアによる石油ビジネスが成功し、名実とともに「石油王」となりました。アモウディ氏の個人資産は2016年時点で約1兆2千億円だといわれています。

「アフリカで最も裕福な男」「世界で2番目にサウジアラビア市民」にランクインされているのです。石油ビジネス以外にもエチオピアにおいて農業やセメント生産など、他分野に渡って投資を続けています。

7位：ミハイル・フリードマン

ウクライナ系ユダヤ人のロシアの富豪であり、ロシア新興財閥「アルファ・グループ」の社長でもある人物です。資産は日本円で約1兆5千億円といわれています。

ウクライナ・ソビエト社会主義共和国で生まれ、モスクワの技師として働いていました。そして1989年に独立して「アルファ・フォト」を起業し、本格的な起業家として活躍を始めました。銀行を営む傍ら石油業にも参入し、「アルファ・グループ」を創始しています。

6位：ハロンド・ハン

アメリカ出身の実業家で、21歳の時に設立した「シェリー・ディーン・オイル・カンパニー」が成功して石油王となった人物です。2018年時点で「約1兆5000億円」の資産があるといわれています。

シェリー・ディーン・オイル・カンパニーは現在、「コンチネンタル・リソース」と名前を代えて、オイルとガスの採掘を続けカナダのバッケン・オイルシェール田の開発に成功し、更なる成功を手に入れました。