福島女性教員宅便槽内怪死事件に関する3つの逸話
福島女性教員宅便槽内怪死事件には、前述したような謎だけでなく、菅野さんの他殺説や捜査の打ち切りといった逸話も残されています。
ここからは、福島女性教員宅便槽内怪死事件に関する3つの逸話を紹介します。
- 逸話1:村長選挙が事件の原因?
- 逸話2:再捜査の嘆願書を警察が隠ぺい?
- 逸話3:原子力発電所が事件と関連?
逸話1:村長選挙が事件の原因?
菅野さんがあのような事件に巻き込まれたのは、村長選挙が原因ではないかと言われています。
菅野さんは、スポーツと音楽が好きな好青年で、結婚式では司会を任されるほどの厚い人望の持ち主。さらには、村の青年会のレクリエーション担当部長として、村を盛り上げる中心的存在でもありました。
また、知人の女性教員がいたずら電話に悩まされていた際、録音した犯人との電話を警察に提出したこともありました。犯人は逮捕されませんでしたが、このエピソードから菅野さんの正義感の強さがうかがえます。
そんな人物でもあることから、村長選挙の応援演説も任されていました。しかし、村長選挙が賄賂で成り立っていたことがわかると、菅野さんは応援演説に参加しなくなったそうです。
これが村長の恨みを買い、この事件が起こったのではないかと噂が流れました。
逸話2:再捜査の嘆願書を警察が隠ぺい?
菅野さんの性格を知っていた村人たちは、事故死で捜査を終えた警察に納得がいかず、再捜査を嘆願する4000人の署名を提出しました。
しかし、警察は再捜査を行いませんでした。
このような背景から、警察は福島女性教員宅便槽内怪死事件で何か重大な事実を知ったため、捜査を打ち切ったのではないかという隠ぺい説が浮上します。署名を無視するということは、事件に関する重大な事実が隠されていたと思います。
また、菅野さんが便槽内から取り出された際、警察は菅野さんを洗浄しました。感染症予防のためかと思いますが、一般的な捜査では遺体の状態を知るため洗浄しないはず。
さらに、消防団の詰め所で再度洗浄されたので、余計怪しく思ってしまいますね。
逸話3:原子力発電所が事件と関連?
菅野さんは原発に関わる問題で、犠牲になったと言われています。
菅野さんは、原発保守の会社に営業主任として勤務していました。当時、福島原発では3回の警報が鳴るほどの問題が発生していました。菅野さんは、その問題が発生した理由を知っていたと言われています。
実際に、菅野さんの会社に勤める上司は、上野駅のホームで飛び込み自殺をしました。そのため、原発に関わることで菅野さんは殺害されたのではないかと噂が流れました。
福島女性教員宅便槽内怪死事件を題材にした映画「バリゾーゴン」
バリゾーゴンは、1994年に公開された映画で、福島女性教員宅便槽内怪死事件を元に制作されています。監督は渡辺文樹監督で、「原発のある村。女教員は便槽の若い青年の腐乱死体を愛していた」のキャッチコピーで多くの人の興味を引き付けました。
しかし、蓋を開けてみると、内容は反原発を訴えるドキュメンタリー映画だったことが判明。キャッチコピーとあまりにもかけ離れた内容だったため、上映後に多くの罵声が飛び交いました。中には、返金要求の訴訟が起きた地域もあり、酷評を受けた映画であることがわかります。
現在はYouTubeで視聴可能となっています。この際に見てみるのはいかがでしょうか。
普通に変態が事故死しただけ。こういう事件は大昔からあった。陰謀論とかアホかよ。