トイレで起きたその他の未解決事件
実のところ、福島女性教員宅便槽内怪死事件の他にもトイレが犯行現場となった未解決事件が存在します。ここからは、下記3つの未解決事件を紹介します。
- 東京公衆便所便槽内遺体事件
- 新潟公園公衆便所便槽内怪死事件
- 秋田公衆便所便槽内覗き目的侵入事件(解決済)
東京公衆便所便槽内遺体事件
東京公衆便所便槽内遺体事件は、1990年4月17日に東京都足立区西新井の公園内の公衆トイレで起きた事件です。汲み取り中の作業員が遺体を見つけ、警察に通報したことで発覚。遺体は30~50歳の男性で、死後1~2カ月経っていました。
遺体の服装はセーターとズボンの上にジャンパー2枚を重ね着し、その上に雨ガッパの上下を着込んだ厚着で、目立った外傷はありませんでした。
そのため、司法解剖の結果、死因は溺死と判断されます。死亡した男性は便槽内のメタンガスを吸ったことで、気分が悪くなり転倒。そのまま汚物に顔を突っ込んで窒息したと推測されています。
新潟公園公衆便所便槽内怪死事件
新潟公園公衆便所便槽内怪死事件は、2010年5月19日に新潟県上越市稲田の公園の公衆トイレで起きた事件です。死亡したのは42歳の無職男性で、汲み取り中の清掃業者が発見しました。
遺体には目立った外傷はなく、食道や胃から糞尿が見つかります。そのことから、死因は糞尿を吸い込んだことによる水死か、酸欠による呼吸機能障害と判断されました。
また、男性は自ら便槽内に入った可能性が高いことがわかっています。加えて、5月4日から行方不明で、家族から捜索願が出ていました。
秋田公衆便所便槽内覗き目的侵入事件(解決済)
秋田公衆便所便槽内覗き目的侵入事件は、1999年6月13日に秋田市の下浜海水浴場駐車場の公衆トイレで起きた事件です。第一発見者はトイレを使用中の女性で、物音がしたことを理由に警察に通報しました。
この事件で、秋田市内の自動車代行運転手の小助川正行が逮捕。事件現場の公衆トイレは、男女兼用で便槽部分が共通でした。また、便槽は大人1人が入れる大きさで、小助川はペンチで便器を外して侵入したことがわかっています。
未解決事件トイレに関するまとめ
今回は、福島女性教員宅便槽内怪死事件の謎や逸話を、他に起きた未解決事件も交えて紹介しました。
狭い便槽内に入っていた男性と警察の中途半端な捜査といった不可解な点を残したまま、捜査終了となった本事件。事故死と判断されたものの、他殺による可能性が大きいのに再捜査が実行されなかったことが腑に落ちません。
また、殺人事件としての扱いは2004年に時効が成立しているため、立証が不可能となりました。このような不思議な事件を未解決事件として残しておくことに対して、警察や国家の上層部が絡んでいるのではないかと思ってならないです。
福島女性教員宅便槽内怪死事件や、他のトイレにまつわる未解決事件の最新情報が出てくることを祈るばかりです。
普通に変態が事故死しただけ。こういう事件は大昔からあった。陰謀論とかアホかよ。