ナランチャ死亡にまつわる4つの疑問！作中に隠された死亡フラグとは

ジョジョの奇妙な冒険第5部「黄金の風」に登場するギャング・パッショーネのメンバー「ナランチャ・ギルガ（以下：ナランチャ）」。二酸化炭素検知能力を持つ黄金飛行機型のスタンド・エアロスミスを使い、仲間のジョルノたちを助けている姿が印象的ですよね。

そんなナランチャを語る上で最も重要な死亡シーン。あまりにもショッキングな死亡シーンだったため、強く印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

ただ、読者の間ではナランチャの死亡シーンにいくつかの疑問がささやかれています。

そこで、今回はナランチャの死亡にまつわる疑問を、作中に隠された死亡フラグも交えて紹介します。ナランチャが死亡しかけた戦いも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人

一橋大卒歴史学専攻

Rekisiru編集部、京藤一葉（きょうとういちよう）。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。

ナランチャは鉄格子に刺された状態で死亡

ナランチャはローマのコロッセオにて、パッショーネのボス・ディアボロが持つスタンド・キング・クリムゾンによって鉄格子に刺さった状態で死亡しました。

この時、ナランチャの周りはシルバーチャリオッツ・レクイエムによって、魂が入れ替わっていました。入れ替わった魂は以下の通りです。

そのため、ディアボロの魂が入ったブチャラティにミスタが銃撃し、戦いに終止符を打ったかに思えました。しかし、ディアボロはトリッシュの魂に取りついており、キング・クリムゾンが発動したことに動揺してしまいます。

そして、ブチャラティは慌ててナランチャの方を向くと、そこには血だらけのテントウムシのブローチのみがありました。ナランチャはその上の鉄格子で死亡しており、あまりにも呆気ない最後に、周りの味方は驚きを隠せないでいました。

ここまで、ナランチャが死亡した状況を紹介しました。ただ、読者の間ではナランチャの死亡に関していくつかの疑問が噂されています。

そこで、ここからはナランチャの死亡にまつわる疑問を4つにまとめて紹介します。

ナランチャがディアボロに選ばれた理由は未だ明らかになっていません。というもの、ナランチャとディアボロとの間にある程度の距離が離れていたからです。

ディアボロの動きを警戒するために各位動き回っていましたが、ディアボロの一番近くにいたのはジョルノでした。このままジョルノを殺害してしまえばいいものの、ナランチャのエアロスミスの能力を警戒したがゆえに、ディアボロはナランチャを選んだと考えられます。

ディアボロのスタンドは時間を数十秒消し飛ばす能力と予知能力を持つキング・クリムゾン。簡単に言ってしまうと、自信に降りかかる最悪の未来を無かったことにできてしまうスタンドです。

そんな最強ともいえる能力ですが、欠点があります。それは、能力発動中は人や物に触れることができないこと。そのため、ディアボロはナランチャを触れたまま能力を発動したのではないかと考えられています。

なぜディアボロはその場で殺害することなく、鉄格子を使った殺害という手間をかけたのか、解明されていません。また、鉄格子が破壊されており、キング・クリムゾンの能力を発動前に破壊していたことが明確です。

そのため、ナランチャを鉄格子に刺したのは突発的に思いついたのではなく、計画的な殺害方法だったと考えられます。

結局のところ、ナランチャの死因は何だったのでしょうか。

ナランチャの死因に関しては、キング・クリムゾンによる外傷がないことから、鉄格子が死因ではないかと言われています。

また、破壊された鉄格子から、ナランチャを持った状態で鉄格子にねじ込んだのか？破壊した鉄格子にナランチャを鉄格子に向かって投げたのか？という2つの結論が展開されています。

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