ナランチャの死を示唆する死亡フラグはあったのか
ナランチャの死亡を示唆する死亡フラグは、結論から言うとありました。その場面は、シルバーチャリオッツ・レクイエムが魂を入れ替え、ディアボロの魂が入っていると思い込んだブチャラティを狙撃した時です。
長い戦いが終わった安堵から、下記の発言をしました。
オ…オレ…故郷に帰ったら学校行くよ…頭悪いって他のヤツにバカにされるのもけっこう いいかもな…アツアツのピッツァも食いてえ!ナラの木の薪で焼いた故郷の本物のマルガリータだ!ボルチーニ茸ものっけてもらおう!
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この発言の後、ディアボロのキング・クリムゾンによってナランチャは非業の死を遂げました。
ナランチャが死亡しかけた3つの戦い
ナランチャには、これまでの戦いで死亡しかけたことが何度かありました。そこで、ここからはナランチャが死亡しかけた3つの戦いを紹介します。
- ホルマジオ戦
- スクアーロとティッツァーノ戦
- チョコラータ戦
ホルマジオ戦
トリッシュをディアボロに届ける任務の際、トリッシュの要望で買い出しに行かされたナランチャ。その帰り道、ディアボロの命を狙うパッショーネの裏切り者たち「暗殺チーム」の1人・ホルマジオに襲撃されます。
ホルマジオはエアロスミスの能力を見破ったり、斬りつけた分だけ人や物を小さくするスタンド・リトル・フィートで小さくしたりと、じわじわ追い詰めていきました。あまりの知略家ぶりに、絶体絶命のピンチに陥ります。
戦局を変えるため、ナランチャは後先考えない攻撃を開始。周囲の車を爆発させるほどの激しい攻撃でホルマジオを追い詰めていき、最終的にホルマジオを殺害しました。
スクアーロとティッツァーノ戦
トリッシュを守るため、ディアボロを裏切ったブチャラティたち。腹ごしらえを取るために、ヴェネツィアで食事をしていたところ、ディアボロの親衛隊であるスクアーロとティッツァーノに襲撃されました。
ナランチャはスクアーロのスタンド・クラッシュによって舌を切られてしまいます。舌を切られたことで話せない中、ガラス片で舌を切って何が起きたかを仲間に把握させました。呼吸をしていないナランチャを見て、ジョルノはペンを使って気道を確保。ジョルノのスタンドで舌を作成したことで一命をとりとめます。
しかし、ナランチャが思ったことの真逆のことを言ってしまうティッツァーノのスタンド・トーキング・ヘッドによって苦戦を強いられます。ナランチャの異変を察したジョルノが攻撃されたことで、反撃開始。ナランチャは強固な精神力で、2人を殺害しました。
チョコラータ戦
ディアボロとの戦いのため、ボートでローマに向かったナランチャたち。しかし、ローマに上陸した際、チョコラータのスタンド能力でカビだらけになっていることに気が付きます。
ナランチャはボートに戻りますが、チョコラータのスタンド・グリーン・ディによってカビだらけになってしまいます。指がもげる大怪我を負いながらも、ミスタがボートを爆破したことで、ローマに強制上陸。怪我の治療をしてもらったことで、命に別状はありませんでした。
その後は、ジョルノがチョコラータを倒し、グリーン・ディの能力は消滅しました。
ナランチャ死亡に関するまとめ
今回は、ナランチャの死亡にまつわる疑問と死亡フラグについて紹介しました。
ナランチャは呼吸探知ができるエアロスミスという優秀なスタンドを持っています。索敵範囲が広く、使い方次第でチート能力になりうるエアロスミスをどうにかして排除したかったためにナランチャを死亡させる展開を用意したのではないかと思ってしまいます。
仮に、ナランチャが生きていたらエアロスミスで、ディアボロの場所がわかってしまい、物語の盛り上がりに欠けてしまうのも事実。優秀な能力を持っているキャラクター程、作中で死亡してしまう一種のご都合主義のようなものも垣間見えました。