「ディズニーランドで年々行方不明になっているという噂があるけど本当?」
「海外のディズニーランドで誘拐があったって本当?」
日本にある東京ディズニーランドは「夢の国」と呼ばれ、ミッキーマウスなどのディズニーキャラクターをモチーフにした子供も大人も楽しめるテーマパークです。パーク内には幅広い世代が楽しめるテーマパークがあり、レストランなども映えスポットが多く1日楽しめるスポットといえます。
しかしそんな現実を忘れさせてくれる「夢の国」ですが、昔から「ディズニーランドで子供が失踪する」といった都市伝説があるようです。そこでこの記事では噂の真偽や、毎年ディズニーランドで失踪している人数はどれくらいなのかを調査してみました。
この記事を書いた人
フリーランスライター
フリーランスライター、高田里美(たかださとみ)。大学は日本語・日本文学科を専攻。同時にドイツ史に興味を持ち、語学学校に通いながら研究に励む。ドイツ史研究歴は約20年で、過去に読んだヨーロッパ史の専門書は100冊以上。日本語教師、会社員を経て結婚し、現在は歴史研究を続けながらWebライターとして活躍中。
毎年失踪する人がいる?ディズニーランドでの誘拐に関する都市伝説とは
大人も子供も楽しめる夢の国と呼ばれるディズニーランドですが、実は毎年何人もの子供が失踪しているといった噂があるようです。子供が失踪する噂にはパターンがいくつかあります。
- ディズニーランドのトイレ(クリッターカントリーのトイレ・スプラッシュマウンテン出口側のトイレとも)に3〜5歳くらいの子どもが入った後に出てこない。
- 迷子センターに行き出入口封鎖等の対策を取り、1つの出口で両親とセキュリティーオフィサーが監視していた。
- そこで髪型や服は違っていたが靴だけがそのままだったので行方不明の子供だと判明した
- 誘拐の目的は「臓器売買」だった
- 大きなバックに詰められる場合もあり
というものが最も有名なようです。この噂は1996年頃から出始めたらしく、最近はあまり聞かなくなったものの、噂は今も無くなっていないようです。
子供が小さい頃、都市伝説的に臓器目当てに連れ去られるからトイレに1人で行かせるな!と、言われたなー。東京ディズニーランドに行った時、ぜーったい一緒にトイレ入ってたのを思い出した。
— てらにゃん (@rirakkumasento) December 14, 2018
失踪しているとされる人間の数は?
ディズニーランドの噂で有名なのが、「入退場のゲストの人数が合わない」といったものです。ディズニーランドの入退場は電子的に管理されているものの、それでも人数が合わないのだそう。ではディズニーランドで失踪しているとされる人数はどれくらいなのかというと、詳しい人数はわかっていないようです。
ただし日本では、年間1万4千人もの子供が行方不明になっているといいます。この中には家出なども含まれるそうですが、それにしても日本中で1日に数人という単位で行方不明になっているのには驚きです。
施設の地下に子供たちがいるという噂が
ディズニーランドには、様々な都市伝説が語られているようです。その中の1つに、「誘拐拉致された子供たちはテーマパークの地下施設に監禁されている」といわれています。そしてその地下施設で、迷子になった子供たちを閉じ込め虐待しているというものです。
その他ジャングルクルーズ周辺で迷った子供は、外の世界の記憶が抹消されてキャプテンになるための教育を受けているという話も。そして非常に陽気なキャプテンのキャラクターに仕立て上げられ、外の記憶を消されているといった都市伝説まであるようです。
「 東京ディズニーランドの下には巨大地下室があり、迷子になった子供を誘い、人身売買行為が行われている。 」
という都市伝説❤ pic.twitter.com/epihfyT6DJ
— 📈💵🐎モノクマ🐎💴📉 (@monokuma_san87) October 23, 2022
ディズニーランドにおける子供の失踪・行方不明に関する都市伝説は本当?
ディズニーランドには子供の行方不明に関しての色々な都市伝説が流れていますが、これらの噂は本当なのでしょうか?ここでは都市伝説が本当かどうかについて解説していきます。
あくまで都市伝説
失踪した子供たちが臓器売買されていた、地下に閉じ込められているといった噂ですが、あくまで「都市伝説」であり現実的にはありえないといわれています。
都市伝説は1990年代後半に「東京ディズニーランドで誘拐未遂があった」といった噂が出回り、新聞も直ちに事実関係を否定する報道がされる騒ぎになりました。しかしそれでも噂は沈静化せず、アメリカの古い都市伝説と結びついて出来上がったものだといわれています。
ゲストの数が合わない理由
東京ディズニーランドで有名な話が、「入園数と退園数の数が合わない」というものです。しかしこれも理屈は分かっているのだそう。
たとえ朝は1人ずつ子供がカウントされていたとしても、帰りは寝てしまっていておんぶされて退園すると、親一人のカウントになってしまいます。そして本来はカウントされないような小さな子が、バーを回したことによりカウントされてしまうということもあるそうです。
ディズニーランド、一日の入園者と退園者の人数が合わないって怖いな。
何人か夢の国に消えてる?
いやいや、宿泊施設に泊まってるだけでしょ?— ちゃい (@hitsugichaikac1) April 9, 2016
そのためにカウントの誤差があるのは仕方がなく、万一閉園後に閉じ込められていたとしても、スタッフが閉園作業に取り組みトイレも全て清掃されるために、取り残されることはないといいます。
迷子の呼び出しがないという噂について
ディズニーランドでは迷子の呼び出しがないほど迷子対策がしっかりしており、現実的には子供が迷子になってもすぐに見つけられる仕組みが整っています。ディズニーランドでは都市伝説的な噂で「迷子の呼び出しがない」といったものがありますが、これは呼び出さなくても大丈夫な仕組みなためです。
まんがいち子供が迷子になってしまった場合は、まずはキャストに伝えてみましょう。するとキャストから「名前・年齢・性別・服装・身長・はぐれた場所」を聞かれるので、特徴を説明します。するとキャストが手分けして子供を探して、大体20分後には見つかっているそうです。
しかし万一それでも子供が見つからなかった場合は、キャストが「迷子センター」に連絡します。迷子センターでは子供の情報を登録し、セキュリティーキャストが子供を探すといった流れです。親は探している間、センターで待機しておくことになります。
そんな迷子ですが、トイレではぐれたという人が多いのだそう。手を洗っている内に子供を見失ったという人が多いようです。もしかしたら都市伝説も、子供から目を離さないようにといった教訓かもしれませんね。
その誘拐?されて子たちかわいそう
そういえば先週ディズニーいった…
危なかった
こわ
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