まともな新聞ランキングTOP10

「まともな新聞ってどれなんだろう…」
「新聞選びの基準を知りたい」

日本には数多くの新聞があります。その数は全国紙や地方紙を含めると約250ほど。その中から情報の信頼性や意見の偏りがない新聞を選ぶのは至難の業といえます。

そこで、今回は下記の観点を基準に情報の信頼性や意見の偏りが少ない、いわゆる「まともな新聞」をランキング形式で紹介します。

  • 発行部数
  • 読者からの評判

自分にあう新聞の選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人

一橋大卒 歴史学専攻

京藤 一葉

Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。

10位:北海道新聞

北海道新聞
出典:Wikipedia
朝刊夕刊
発行部数約84万部約25万部
価格150円50円

北海道新聞は、株式会社北海道新聞が発行する地方新聞です。

北海道の名の付く通り、北海道で起こった事件や事故を主に紹介しています。また、豊富な情報と高い情報の信頼性が特徴。そのため、北海道内では7割のシェア率を誇っています。

しかし、左翼紙として知られており、故安部元首相政権に対して痛烈な批判をしていました。他にも、取材のために旭川医科大学を訪れた同社の新人記者が無断侵入で逮捕された事案がありました。その際、実名報道して記者を守ることをしなかった体制に疑問視を向けられることもあったそうです。

9位:朝日新聞

朝日新聞
出典:Wikipedia
朝刊夕刊
発行部数約397万部約123万部
価格180円70円

朝日新聞は、朝日新聞社が発行する全国紙です。

発行部数は全国2位を誇り、政治情勢や組織の矛盾を遠慮なく指摘する記事が多いことが特徴。また、記事が受験の時事問題に引用されることが多く「受験の朝日」と呼ばれていることも特徴です。

そんな朝日新聞は、故安部元首相政権を批判し続けた新聞としても知られており、安倍政権や支持者から「朝日嫌い」を数々続出させました。また、朝日新聞が報じた慰安婦に関する記事が捏造ではないかと指摘されている中、訂正されることがなかったので、結果的に不信感を高めてしまった新聞でもあります。

8位:中日新聞

中日新聞
出典:Wikipedia
朝刊夕刊
発行部数約202万部約28万部
価格140円50円

中日新聞は、愛知県名古屋市に本社を置く中日新聞社が発行する地方新聞です。

世界情勢から地方のことまで伝える豊富な情報量と読みやすい編集で、中部地方で圧倒的な指示を得ています。また、マスコミ力が高いため、独占的な情報も得られることも特徴の1つ。

そんな中日新聞も左翼紙として反政権を訴えている新聞であります。また、2021年に旧統一教会関係のイベントが催されることを好意的に紹介した記事が、2022年の旧統一教会問題の影響を受け、web版の記事を削除する不祥事も行いました。

7位:産経新聞

産経新聞東京本社
出典:Wikipedia
朝刊夕刊
発行部数約99万部約29万部
価格120円50円

産経新聞は、産業経済新聞社が発行する全国紙です。

産経新聞の特徴としてあげられるのが創刊以来掲げている「モノを言う新聞」の姿勢を崩していないこと。そのため、政治問題について独自の見解でズバズバ切り込んでいきます。

しかし、モノを言い過ぎるがゆえに、批判的な目で見られてしまうことが欠点として挙げられます。また、ネットの情報やありもしない事実を鵜吞みにしてしまう点もあり、情報精査が甘いことも否めません。

6位:東京新聞

東京新聞発行元の中日新聞東京本社
出典:Wikipedia
朝刊夕刊
発行部数約39万部約12万部
価格120円50円

東京新聞は、中日新聞東京本社が発行する地方新聞です。

特徴として前身だった都新聞が得意としていた、文化や芸能記事に精通しています。また、毎年4月1日には、エイプリルフールにちなんで、本当のような嘘記事を掲載する悪戯心溢れることも特徴。

そんな東京新聞は、1967年に中日新聞の中日新聞社の傘下となってからは、左翼よりの記事が目立つようになります。それまでは、親米や反共産党の記事が占めていました。また、2016年には連載企画の「新貧乏物語」において、事実とは異なることを想像で書いてしまったことを謝罪する記事も掲載していました。

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