第3位:鶴を縁起の良い鳥とする
日本では「鶴は千年、亀は万年」と長寿の象徴として縁起の良い鳥とされる「鶴」ですが、北欧で鶴は「死を運ぶ鳥」とされているそうです。そのためノルウェー・フィンランド・スウェーデンなどでは縁起が悪いものとして、怖がられている鳥なのだといいます。
日本では入院のお見舞いなどに「千羽鶴」を贈りますが、千羽の鶴には「いいことが起きる前触れ」という意味がこめられているのだそう。しかし国が変われば鶴に対する認識も変わるため、悪い象徴としている国の人に、鶴に関連したものをプレゼントするとひどく驚かれてしまうようです。
第2位:靴を脱ぐ文化
日本に外国人が来て驚くことの1つに、日本の「靴を脱ぐ文化」があります。外国では靴を履いたまま過ごすため、日本に旅行に来た外国人は「なぜ頻繁に靴を脱がなければならないの?面倒くさい」という感想を持つそうです。
日本人にとっては家の中に入るのに靴を脱ぐのは当たり前ですが、外国の人は「なぜ?」と思ってしまいます。理由は「家の中を汚したくないから…?」という返事が多いかと思いますが、部屋の中を汚したくない日本人が長らく守ってきた文化なのかもしれません。