「フリーメイソンの都市伝説ってどんなものがあるの?」
「フリーメイソンの都市伝説は信憑性がある?」
「そもそもフリーメイソンってどんな組織?」
本記事を読んでいるあなたはこのように思っているのではないでしょうか。
フリーメイソンの都市伝説と言えば「世界を裏から牛耳っている」「アメリカを裏から操っている」などおどろおどろしい話が多くあります。他にも、漫画などでフリーメイソンらしき影が見えることも。好奇心がかき立てられ、どんな話があるのか詳しく知りたくなってしまいますね。
そこで今回は、フリーメイソンの都市伝説を9つ紹介します。また、都市伝説の信憑性やフリーメイソンとはどんな組織なのかについても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を書いた人
一橋大卒 歴史学専攻
Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。
フリーメイソンにまつわる都市伝説9選
フリーメイソンに関する都市伝説は国に関わるものはもちろん、漫画やディズニーなど多岐に渡ります。今回はフリーメイソンの都市伝説について次の9つを紹介します。
- フリーメイソンは世界の人口を調整している
- コロナも予言していた!?イルミナティカード
- フリーメイソンは明治維新を裏から操っていた?
- 日本紙幣のデザインはフリーメイソンが考えた?
- アメリカの1ドル札に込められた暗号
- フリーメイソンとディズニーランドには強い繋がりがあった!?
- フリーメイソンとマヤ文明の意外な関係性とは?
- 大人気漫画「ワンピース」に隠されているフリーメイソンの暗号
- 世界はフリーメイソンとイルミナティ、300人委員会によって支配されている
1. フリーメイソンは世界の人口を調整している
都市伝説では、フリーメイソンの目的は「世界統一政府」と「世界統一宗教」と言われています。統一政府とは、ごくごく一部の人間が世界を支配し、その他の人間を番号で管理する政治システムのことです。
世界統一宗教も同じで、宗教も一つにすることです。
豊かな日本にいる私たちにとってあまり実感が湧きませんが、現在、世界では食料不足が問題となっています。食料不足問題の背景には人口の増加があるとされ、フリーメイソンはこの問題の解決手段として、人口を調整していると一部の人の間で囁かれているそうです。
東日本大震災やコロナウイルスなど、ここ数年でさまざまな災害が増えています。なぜ、こうした災害が増えているのかというと、フリーメイソンが人口を減らすために、人為的に地震を起こしたり、ウイルスをばら撒いたりしているからだそうです。
もし、そんな技術をフリーメイソンが持っていたなら、世界はすでに統一されているのでは?と思ってしまいますが……。とはいえ、都市伝説として楽しむ分には面白い話ですね。
2. コロナも予言していた!?イルミナティカード
9.11や東日本大震災を予言していたのでは?と言われ、予言のカードとして有名なイルミナティカード。実はコロナウイルスも予言していたのではと話題になっています。
コロナウイルスを予測していた、と思われるカードは上記の画像「plague of Demons」のカードです。ご覧の通り、このカードには悪魔やコウモリが描かれています。そして、新型コロナの原因と言われているのもコウモリ。
さらに、カードに描かれている建物によく似た建造物が、ウイルス発生源の武漢に存在しているという話もあり、イルミナティカードの予言に根拠を与えています。こちらの情報については信憑性が薄いため、話半分に留めておいてください。
ただの偶然なのか、それとも本当に未来を予言したカードなのか、信じる信じないはあなたにお任せします。ですが、これだけ一致していると恐ろしい反面、予言を信じたくなる気持ちが出てきますね。
3. フリーメイソンは明治維新を裏から操っていた?
フリーメイソンが日本に初めて上陸したのは開国から4年前の1779年、江戸時代末期のことでした。来日した彼らは倒幕派と幕府側、両方に潜りこみ、明治維新を推し進める歯車の1つとして働いたそうです。
彼らの狙いは、明治維新という名の内戦で日本を弱らせ、植民地にすることでした。そのため、フリーメイソンはどちらが勝利しても政治に食い込めるよう、作戦をたてたそうです。
その代表的な例が倒幕派につき、武器や弾丸を販売していたトーマス・グラバーです。彼は明治維新の英雄・坂本龍馬と深い関係を築いていました。他のフリーメイソンたちも薩摩藩や幕府に武器を卸したり、倒幕派に協力したりしています。
そのため、明治維新はフリーメイソンたちによって誘導されていたと言える、という意見があります。
4. 日本紙幣のデザインはフリーメイソンが考えた?
フリーメイソンと紙幣、と聞くと最初に思い浮かぶのがアメリカの1ドル札かもしれません。しかし、実は日本の紙幣にも、フリーメイソンとの関わりが垣間見える要素があります。
まず新千円札ですが、ここに描かれている野口英世がフリーメイソンのメンバーだったそうです。さらに、千円札を光に透かすと富士山と英世の左目が重なり、フリーメイソンのシンボルである「プロビデンスの目」が浮かび上がるのです。
また、五千円札や一万円札にも、フリーメイソンとの関わりが見えます。
五千円札の樋口一葉ですが、彼女は英世と違いフリーメイソンではありませんでした。では、フリーメイソンが裏にいるとしてなぜ一葉を採用したのでしょう。答えは彼女の名前にあります。
彼女の名前を数字にすると一葉なので18となります。そして、この18は6を3回足すと導かれる数字。666はフリーメイソンが好んで使う悪魔の数字なのです。
さらに、五千円札の裏の右側には、ろうそくの火のような模様が描かれていると思います。そのろうそくの火のような模様の真ん中と端を線で結ぶと、六芒星のシンボルが浮かび上がります。
この六芒星はアメリカ1ドル札と同じ大きさで、フリーメイソンとの関わりに説得力を与えているのです。
一万円札にも同様に、六芒星が2つ隠されています。五千円札と比べるとかなり小さいのですが、表側の真ん中から少し左側に1つ。福沢諭吉の左肩の先に1つあります。まさか、日本の紙幣すべてにフリーメイソンのシンボルがあるとは、驚きですね。