石油王の年収・総資産ランキングTOP15【世界&日本の人物を紹介】

「石油王って年収はいくらくらいなんだろう?」
「ドバイの石油王とか年収凄そう!」

お金持ちというと「石油王」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?世界には多くの「石油王」と呼ばれる人物がおり、日本人にもそう呼ばれる人がいるようです。

石油は非常に資産価値が高いものだ

そんな石油王たちの年収や総資産はどれくらいなのか、日本や世界の人物たちをランキング形式で紹介していきます。なお世界の石油王の年収は不明であり、総資産のみ分かっている人物などは総資産のみの表記となっていますので、ご留意頂けると幸いです。

*本記事のランキングに関する補足事項

本記事のランキングは総資産や年収の金額と共に、事業の功績なども考慮してのランキングとなっています。あらかじめご了承下さい。

この記事を書いた人

フリーランスライター

高田 里美

フリーランスライター、高田里美(たかださとみ)。大学は日本語・日本文学科を専攻。同時にドイツ史に興味を持ち、語学学校に通いながら研究に励む。ドイツ史研究歴は約20年で、過去に読んだヨーロッパ史の専門書は100冊以上。日本語教師、会社員を経て結婚し、現在は歴史研究を続けながらWebライターとして活躍中。

15位:石油王さん(本名不明)

テレビ朝日の「ノブナカなんなん?」という番組でナンバー1キャバ嬢・みゆうさんの太客として出ている「石油王」と呼ばれている男性が凄いと話題になりました。みゆうさんが働いているキャバクラは全国でも指折りの超人気店ということで、そこでお客さんとして出てきた「石油王」さんは本名がわかりませんが、本当に石油を精製したりコンビナートを所有しているといいます。

その男性の年収は10億円といい、それを聞いた千鳥ノブは思わず「おいおい、結婚してくれ俺と!」と絶叫する場面が見られました。

14位:中野貫一

中野貫一
出典:Wikipedia

中野貫一は、19〜20世紀の日本の石油王です。中野家は荒津油田を中心に発展し、目黒雅叙園の資金は彼が出したものだともいわれています。年収ははっきりとした金額は不明ですが、油田からは1日3600リットル出てきており、石油の資金を使用して中野財団を設立して、教育や社会福祉業に貢献しました。

全盛期には当時の2大石油会社・日本石油と宝田石油に並ぶ石油企業に成長し、「石油王」と呼ばれるようになります。最終的に中野氏が活躍した会社は、帝国石油に合併されました。現在、邸宅及び庭園は中野邸美術館として開放されています。

13位:ロマン・アブラモヴィッチ

ロマン・アブラモヴィッチ
出典:Wikipedia

ユダヤ系ロシア人の実業家で、「フォーブス」によると総資産は「187億円」所持しているといいます。石油ビジネスだけでなく、サッカーチーム「チェルシーFC」のオーナーも務めていました。しかし2022年からウラジーミル・プーチン大統領の関係において制裁を受け、クラブ活動に大きな制約がかかったために辞任しています。

私生活ではスーパーヨットや2つのヘリポート、24の客室に2つのプールを所有しているそうです。スーパーヨットの船体費用は推定19億ドルといわれ、世界最高額のスーパーヨットと推定されています。

12位:フォロルンショ・アラキジャ

フォロルンショ・アラキジャ
出典:PROLIFECOACHPA

フォロルンショ・アラキジャ氏は女性初めての石油王であり、アフリカで2番目に裕福な女性としてランクインされている人物です。彼女が持っている資産は、日本円に換算すると「200億円」といわれています。アラキジャ氏はナイジェリア出身ですが、イギリスに渡り社長秘書の仕事に就いたり、ナイジェリアに戻り銀行で働きながら自らの会社を設立しました。

1993年には石油ビジネスに介入し、政府から石油探査ライセンスを取得。ラゴスから南東に数マイルや、ナイジェリアの沖合70マイルなどにブロックを持ち、ナイジェリアの海岸線に沿って採掘しています。現在は得た富から財団を立ち上げ、未亡人や孤児を応援したりなどの活動も行っているそうです。

11位:アーマンド・ハマー

アーマンド・ハマー
出典:Wikipedia

石油会社オクシデンタルを経営していたロシア系ユダヤ人のアメリカ大富豪だった人物で、1990年に92歳で死去する直前まで生涯現役で有り続けた経営者でした。ハマーの総資産額は80年代で「約248億円」だったと推定されています。

ハマーは旧ソビエトと穀物や自動車の取引をしており、その資金で石油事業を展開していました。石油事業では自身が経営するオクシデンタルで、イランやリビアの油田開発、ホッカイ油田の開発を行い、世界第8位の石油会社に成長させています。

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