マリリンモンローの名言30選!仕事、恋愛、女性の美についての彼女の考え方とは

女性の美について独特の感性がわかる名言

確かにこの笑顔は最高のメイクだ

他の誰かになりたがることなんて、あなたという人間の無駄遣いよ。

自分を愛して欲しかったマリリンは、人間がお互いに尊重し合うことの大切さを分かっていました。ですから誰の個性も大切にしたかったのでしょう。それに個性のない美しさは、そのうち飽きられてしまうはずです。

笑顔は女の子ができる最高のメイクよ。

複雑な幼少期を過ごしたマリリンは、笑顔の大切さを痛感していたはずです。きっと彼女は笑顔で人生のさまざまな困難を突破してきたのでしょう。笑顔は他の表情よりも、人を惹きつけるからです。

頭を高く上げて、顎を上げて、特に大事なのは笑顔を絶やさないこと。なぜなら人生は美しいもので、笑顔になる理由がたくさんあるから。

身体の姿勢がそのまま生きる姿勢につながることをマリリンは知っていたのでしょうか。悲しいとき、辛いときにこの言葉の通りにできれば、きっと道が開けます。そしてそんなことができる人は、間違いなく美しいのです。

1957年のマリリン・確かに誰にも真似のできない美しさだ

美と女らしさは年齢と関係がないものだし、作ろうとして作れるものではないと思うの。そして、魅力は、こんなことを言うと、その専門の人たちは困るでしょうけれど、人為的に作りだせるようなものではないと思うの。

マリリンは人の魅力は人為的に作れるものではないと言っています。だからこそ、自分の天然の魅力を大切にするべきだと考えていたのではないでしょうか。私たちはマリリンになれませんが、マリリンもまた別の人物になることはできません。

不完全は美しさであり、狂気は天才よ。

この言葉から連想するのはデニムを身に着けたマリリンモンローです。女性らしいマリリンと、もともと労働着だったデニムの取り合わせが、見事にお互いを引き立て合います。思わぬことが結果を生むのです。

太っていることにポジティブなことは何一つない。自分自身を愛することにポジティブなことは何一つない。私たちみんなが社会があなたに期待している人物になる必要があるの。なぜならもし私たちがならなかったら誰がなるの?痩せていて、可愛いときのほうが人生はより楽しいわ。私は人生のうち一日だって太ったことはないし、これからも永遠に太らないわ。

自分を甘やかして、太っているくらいなら、期待されているイメージに合わせて自分を変えていこう、とマリリンが呼びかけています。明るい未来を夢見て、彼女は自分自身に発破をかけているようです。

大スターなのに孤独なことがわかる名言

人はだれでも孤独なのか、
考えさせられる

誰かと一緒に不幸になるよりも、一人きりで不幸になるほうがいいわ。

誰かを巻き添えにしたくない、そう思うマリリンは立派に思えますが、こんなことを言っているうちは、誰かと暮らすことはできないでしょう。不幸をともに背負える相手が、生涯の伴侶だからです。

私はこれまでの人生でずっと「私は愛されない人間なんだ」と思ってきたの。でも私の人生にはそれよりもっと悪いことがあったと、はじめて気がついたの。私自身、心から人を愛そうとしなかったのよ。

自らの生い立ちのせいで、人との関わり方、愛し方がわからないとマリリンは悟ったのでしょう。上手く行かなかった恋愛や結婚の原因が自分にもあるとわかったときの悲しみが胸に迫ります。

ほら、星たちを見て。あんなに高くきらきら輝いているわ。だけど、一つひとつがとても孤独なのね。私たちの世界とおんなじ。見せかけの世界なのよ。

実は夜空に輝く星は、互いにとても遠くにあり、それぞれは孤独です。自分を星になぞらえたのは、やはりスターにかけているのでしょうか。なかなかウイットに富んでいて、マリリンモンローの孤独とともに頭の良さを感じます。

このようにチヤホヤされていたイメージだが…
「紳士は金髪がお好き」より

成功は多くの人を敵に回すわ。そうじゃなければいいのにって思うわ。周囲の人々の目に嫉妬もなく、成功を楽しむことができたらすばらしいのに。

マリリンモンローなら、さぞかし周りにチヤホヤされたことだろうと推測されますが、こんな言葉を残しているところを見ると、色々と感じるところがあったのでしょうか。理解力に優れているのも、時と場合によっては負担になります。

私、何かにしっかりしがみついていたいの。

不安定になりがちな自分がどうすれば、しっかりと生きていけるのかを考えた結果が、何かにしがみついていたいということだったのでしょう。自分が不安定だと自覚ができているということは、それだけ客観的な目を持っている証拠です。

一人になれた時、自分をとりもどせるの。

現代では、社交的で予定は全て埋まっている方が良い人間なのだと考えている人が多いのではないでしょうか。ただ、そんな考え方をしていると、本来の自分を見失ってしまう危険性もあります。マリリンのこの言葉は、覚えておく価値があるでしょう。

人生の影の部分を知っているからできた名言

1958年頃・すでにマリリンの飲酒量は増加していた

自殺は人の特権よ。それが罪だとか、犯罪だとかとは思わないわ。やるかどうかはあなたの権利なの。ただ、やったところでどうにもならないけど。

キリスト教では自殺はタブーです。しかし、マリリンはきれいごとは言わず、ずばりと本質を突いてきます。こんな言い方なら、自殺を思いとどまる人がいるように思います。こんな言葉を口にする人が自殺するとは思えません。

私が幼かった頃、誰も一度も私に可愛いねって言ってくれなかった。子供の女の子にはみんなに可愛いねって言ってあげるべきなの。たとえそうじゃなくても。

幼い頃に誰にも認められなかったとしたら、どうやって人は自分に価値を見い出せば良いのでしょうか。人を育てる可能性のある人には、決して忘れて欲しくない言葉です。

誰もがそれぞれつらい問題をかかえているわ。胸をしめつけられるような問題を抱えながら、それを周囲に知られないようにしている人たちだっているのよ。

自分が辛い思いをした人でなければ、こんなことは言えません。人に辛い思いがあることをわかっていながら、そっとしておく優しさがマリリンにはあったのでしょう。彼女の魅力が溢れる名言です。

7歳の頃のマリリン・親友はいたのだろうか?

友達とはあなたが聞きたいことを言う人で、親友とは真実を言ってくれる人よ。

マリリンには親友がいたということでしょうか。誰もがマリリンには良いことしか言わないような気もします。ですが、本当に真実を言ってくれる人がいて、それをマリリンが分かっていたなら、素晴らしいことです。

人々は失うまで自分の持っているものに気がつかないの。

災害などが起こると、何人もの人が同じことを口にしています。普通の人の普通の生活が幼少期のマリリンにはありませんでした。だからこそ、マリリンはその価値を強く感じていたのではないでしょうか。

人はいつだって何かを失っているのよ。それでも私たちは生き続けなければならない、そうでしょう?

人々の普通の生活は危ういものです。自分の命ですら、いつ終わるのか誰もわかりません。それを認めながら生き続けたマリリンは、健気で強い女性だったと思います。マリリンが失ったのは何だったのでしょうか。

マリリンモンローの名言集や関連書籍

マリリン・モンローという生き方

マリリンモンローは、大きな劣等感を抱えていたようです。その劣等感とともにどうやって生きていったのか、彼女が残した名言から知ることができます。読み終えた後には、いろいろ抱えていても、人は生きていけるのだと希望が持てるようになるでしょう。

マリリン・モンローの言葉

スクリーンからは伝わらなかったものが、言葉からはわかります。孤独な幼少期、努力し続けた女優人生、苦しみを伴った結婚などを乗り越えたマリリンの言葉には重みがあります。きっと人生を支える言葉が見つかるはずです。

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マリリンモンローの名言についてのまとめ

マリリンモンローの名言を大きく5つに分類して紹介しました。名言が生まれた背景を考えると、一層深く心に染み込んでくると思います。

マリリンは華やかな世界に生きていたために、心の内や人生はかえって目立たなくなっていたようです。今、彼女の言葉を見直してみると、辛かったり、寂しく感じる言葉が意外なほど多いことに気が付きます。

しかし、そんな言葉がきっと私たちがこれから辛い思いをするときの心の支えになるはずです。美しい花は、地面の下で私たちの想像以上の努力をしています。花だけを見て、羨むことは止めようと、マリリンに教えられたような気がします。

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