豊臣秀吉の死因は天ぷらの食べ過ぎ?梅毒?有力説と最後の様子を紹介

豊臣秀吉の最期の様子

豊臣秀頼、秀吉が死去したときまだ6歳だった
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豊臣秀吉は下克上を体現しこれ以上何を望むのかというような状況でしたが、一つの心残りは嫡男の豊臣秀頼がまだ6歳と幼かったことだったことです。非常に可愛がった一人息子がどうなるのか気がかりで仕方がなかったことでしょう。今から秀吉の最期の様子を解説します。

豊臣秀吉とはどんな人?生涯・年表まとめ【性格や功績も簡単に紹介】

五大老に遺言書を書いている

五大老の花押
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豊臣秀吉は1593年に豊臣秀頼が生まれてから、自分が死去しても秀頼が大丈夫なように現在でいう“終活”を徐々に行っていました。後を継がせていた甥の豊臣秀次から関白職を奪い自刃させ、秀頼が後を継げるようにしています。

現在の豊国神社、結局神号は「新八幡」ではなく「豊国大明神」となった
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そして死去する1598年の5月に、徳川家康や前田利家など五大老とその嫡男を呼び、遺言書を作成しています。これを受け五大老は、起請文に血判をつけて返しています。この時に秀吉は、

「死後、自分を新八幡として神格化するように」

と遺言しています。そして7月にいよいよ死期を悟った秀吉は再度諸大名を呼び集め、徳川家康に秀頼の後見を依頼。そして大名に形見分けとして多くの品を分配しています。

秀吉は秀頼を心配し、二度も遺言書を書いている

8月5日に秀吉は、五大老に2度目の遺言書を送っています。その遺言書には、

「秀頼の事を頼みます。その他には、何も思い残すことはありません」

と記されています。死の数日前には、再度五大老を呼び、更に秀頼の事を頼むと念を押しています。こうして秀吉は62歳で息を引き取ったのでした。

宣教師が残した秀吉の最後の様子

イエズス会の宣教師と日本人の画
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1598年の8月18日に秀吉は死去しますが、最期の様子などはあまり記録が残っていないそうです。そんな秀吉の様子がわかる証言を、ポルトガルの宣教師のロドリゲスが残しています。ロドリゲスは秀吉を見舞い、

「干からびたかのように衰弱して、まるで悪霊のようで人間のように思えない」

という感想を残しています。晩年の秀吉は疑心暗鬼になり身内から町人まで厳しく罰し、かつての「人たらし」といわれた面影はありませんでした。忖度がない宣教師の言葉には、何か真実味を帯びているように感じます。

秀吉の辞世の句は?

秀吉は自分の人生を露のように儚いものに例えた

豊臣秀吉の辞世の句は、

「露と落ち 露と消えにし 我が身かな なにわのことも 夢のまた夢」

露のように生き、露のように消えてしまう儚い人生でした。大阪での栄華も夢のように儚く消えていくというなんとも寂しい内容でした。下克上を体現し一時期は傍若無人な振る舞いも目だったという豊臣秀吉も、死を前にすると寂しげななんとも悲しい雰囲気がにじみ出ています。

死後は神として祀られた秀吉

新たな八幡神(八幡大菩薩)となることを遺言していた
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秀吉は死後、朝鮮出兵の影響を考慮して死を隠匿し、約半年間伏見城に遺体は保管されていたといいます。そして半年後に秀吉の遺言で「新八幡として神格化」を残していたために、後陽成天皇から「豊国大明神」という神号を賜っています。

神号が「新八幡」ではなく「豊国大明神」となったのは、正室のねねや徳川家康の意向によるものでした。秀吉は武士の神様である八幡神から、自分を「新八幡」とすることにより、スペインなどの外国から日本を守りたいという願いがあったといいます。

阿弥陀ヶ峰の豊国廟
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八幡神ではなかったものの、「豊国大明神」は武の神として祀られました。その後翌年の4月に、遺体は遺言により京都の阿弥陀ヶ峰に埋葬されました。神として祀られたために葬儀は行われなかったといいます。

豊臣秀吉の死因に関するまとめ

いかがでしたでしょうか?今回豊臣秀吉の死因を執筆し、天下を極めた人物の最期は物悲しかったことに何だか歴史のいたずらを感じてしまいます。朝鮮出兵するなど評価は別れる豊臣秀吉ですが、派手好きのために京の街を活性化させたり、日本が250年以上外国から攻撃を受けなかったのも秀吉の影響があると功績が見直され始めているそうです。

しかし結果論であり当時の人々の気持ちは想像しかありませんが、歴史の事実を見ると秀吉にとっては最悪の方向に向かったのだと感じました。またそこも歴史のロマンなのかもしれません。この記事を読んで秀吉の死因を詳しく知る人がいたら嬉しく思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

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6 COMMENTS

匿名

やっぱり迫力がちがうなぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー~~ 

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