世界&海外が震撼した有名な未解決事件15選!考察や最新情報も紹介

1960年:ボドム湖殺人事件ーフィンランド

殺害現場となったテント
出典:Wikipedia

1960年にフィンランドで4人の若者がキャンプの最中何者かに襲われ3名死亡、1名が重傷を負いました。テントの外から襲撃を受け、刺し傷と頭部の損傷を受けています。この時現場を封鎖しなかったために一般人が歩き回ったために証拠が消えてしまったといいます。

ボトム湖の近くで事件が起きた
出典:Wikipedia

その後9年間未解決でしたが、1969年に男性が自殺、彼の手記に「私が事件の犯人です」とメモを残してありました。その男性はボトム湖近くの売店で働いていた男性で乱暴で問題行動も多い人物でしたが、アリバイもあり本人も自殺しているため事件は未解決です。

1968~1974年:ゾディアック事件ーアメリカ

ゾディアックのモンタージュ
出典:Wikipedia

1968年から1974年にかけて、アメリカのカリフォルニア州で若いカップルを中心に5名殺害された事件です。犯行後に警察やマスコミに多量の犯行声明文を送る「劇場型犯罪」としても知られています。犯行声明文には「殺した人間は死後の世界で自分の奴隷にできる」とフェルトペンで書かれていました。

ゾディアックが送った暗号文、一部は日本の「ミカド」の台詞から引用されていたらしい
出典:livrdoorNEWS

また不可解な暗号文も送られており、一部は解読できたもののFBIも暗号解読に全力を尽くしますが全文解読に至っていません。容疑者も浮上していますが、現在も真犯人逮捕に至っておらず未解決事件のままです。

1979年:四兄弟皆殺し事件ーシンガポール

被害にあった一家の写真
出典:丸ノ秘ネタ

1979年のシンガポールで、公共住宅に暮らす夫婦の四兄弟が惨殺された事件です。夫婦たちは朝が早く子供たちが寝ている時に出勤しており、帰ってくると浴室で四人が重なった状態で血まみれで亡くなっていました。しかし部屋は物色された形跡がなく、怨恨の線が疑われました。

そして二週間後犯人と思われる人物から手紙が届き、「これで子孫がもてないね、ハハハハ」と書かれていたそうです。この家の母は出産後避妊手術を受けており、そのことを知っている人物が想定されましたが、結局犯人は見つからず未解決です。

1970~80年代:フィレンツェの怪物事件ーイタリア

事件現場を調査する様子
出典:Celeby

イタリアのフィレンツェ市とその周辺で起きた70年代から80年代にかけて起きた連続殺人事件です。主にカップルが狙われ8組16名が殺害されました。夏の休日前日を狙って犯行に及び、ドライブ中のカップルが狙われ女性は96箇所にも及ぶ刺し傷が残った被害者もおり、ブドウの蔓が女性の性器に差し込まれていたため悪魔崇拝も噂されました。

ブドウの蔓から悪魔崇拝も噂された

また被害者女性の乳房を切り取り州検察官に送り付けたりしています。1993年に農夫の男性が容疑者として逮捕されましたが犯行を否認し続け、1998年に心臓発作で死去しています。そのため現在も犯人が確定せず未解決事件となりました。

1987年:マックスヘッドルーム事件ーアメリカ

電波ジャックで映った正体不明の男
出典:Wikipedia

1987年アメリカのイリノイ州シカゴ一帯で発生した電波乗っ取り事件です。犯人はスポーツ番組とテレビドラマの時間に2回乗っ取っています。この時「マックスヘッドルーム」という番組のキャラの被り物を被っていました。

電波の送信器がウィリス・タワーの頂上だったために技術者がおらずすぐに対応できなかった
出典:Wikipedia

当時としては珍しい電波ジャックで、犯人の足取りすら現在も掴めていません。ただしTV局関連の人間では?と疑われたりテロリストの可能性も指摘されましたが、結局は「いたずら」ではないだろうかといわれています。

1991年:カエル少年事件ー韓国

サンショウウオの卵探しだったが、かん違いされ「カエル少年事件」と命名されたらしい
出典:Wikipedia

1991年に韓国で起きた集団失踪事件です。少年6名がサンショウウオの卵を探しにいき、一人は朝食を食べに戻っていますが、5名は臥竜山にいったまま行方不明になってしまいました。この時大規模捜査が行われますが、発見されずに捜査が打ち切られています。

しかし事件から11年後ハイカーによって5名の遺体が発見されます。そして司法解剖の結果5名は他殺されたことが判明したのです。結局この事件は時効が成立し未解決事件となっていますが、サンショウウオの卵の場所と離れていたりなど多くの謎が残されています。

2006年:ジョンべネ殺害事件ーアメリカ

被害者の女児
出典:芸能エンタメニュース

2006年にアメリカの美少女コンテストを制覇した6歳の女子が殺害された事件です。遺体は自宅の地下で発見され、頭部に強い打撃痕があり首にコードが巻かれ性的暴行を受けた形跡がありました。遺体の側に身代金要求の紙が置かれていたといいます。

この事件は不審な点が多く、両親が被疑者とされました。しかし決定的な証拠が見つかっておらず、被害者の衣服についていた血痕からDNAを採取し両親のものと照合しましたが不一致になっています。その後真犯人を名乗る人物が出たりもしましたが、やはりDNAが一致せず現在も捜査が続けられています。

2007~2008年:レインボー・マニアック事件ーブラジル

事件は夜の公園で起こっている

ブラジルのパラピクイバ地域の公園で、20代~40代の男性ばかりを狙い13名殺害した事件です。13名のうち9名は半裸の状態で両ひざを被害者の着衣で縛られており、銃で死亡していました。被害者は皆ゲイであり、事件現場もゲイの密会場所として有名な場所でした。

そのためにゲイを象徴する「レインボー」の名前が取られて、レインボー・マニアック事件と呼ばれたのです。ブラジルはゲイ嫌いの殺人が起こっており、SNSを利用して接近し殺害したと見られていますが捜査は難航し未解決です。

未解決事件・海外に関するまとめ

いかがでしたでしょうか?今回未解決事件を世界中からピックアップしましたが、筆者は非常に怖くなっています。どれも残酷であり、未解決であるからこそなお不気味さが増長されているように感じました。これから新たな展開があり、真犯人が見つかることを祈る次第です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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2 COMMENTS

JenKENDAL

ブラックダリア事件の名前の由来は、事件前年の1946年リリースの映画The Blue Dahlia からと言われてますよ。

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