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恒心教とは?意味や由来、唐澤氏との関係性や問題行為についても解説

「恒心教とはどんな宗教なの?」
「恒心教の成り立ちは?」
「問題視されている行為や、澤氏との関係性について知りたい!」

ネット上で度々話題に挙がる「恒心教」。世界にはさまざまな宗教が存在する中、恒心教は日本でも異色な存在です。

もともとインターネット上で発足した恒心教は、近年でも問題行為が危険視されています。インターネット上だけに限らず、リアル世界での攻撃的な行為が問題視されているのです。

今回は、インターネット上での問題および「恒心教」について関心を抱いた著者が、恒心教とは一体何なのか?成り立ちや宗教の詳細、問題行為、澤氏についても解説します。

この記事を書いた人

一橋大卒 歴史学専攻

京藤 一葉

Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。

恒心教とは?

恒心教の実態とは
出典:ニコニコ

恒心教とは、2012年ごろに日本で発足した疑似宗教です。インターネットで炎上した事件の関係者である、澤弁護士を誹謗中傷したことから端を発しています。

恒心教には数々の問題行動が見られ、犯罪行為も多く危険視されているのです。恒心教は実際には存在しない宗教にも関わらず、「恒心教徒」を名乗る人物は大勢存在します。現在でも高い注目を浴びているのです。

下記では、恒心教の意味や由来に加え、実在しないという事実について詳しく解説します。

恒心教の意味と由来

恒心教の由来となった唐澤貴洋弁護士
出典:朝日デジタル

恒心教は、インターネット上において「唐澤弁護士を攻撃する人」という意味を持つ造語です。恒心教の発足に関係した「ある事件」の担当弁護士、唐澤貴洋氏を誹謗中傷したとして問題となりました。この出来事は、インターネットの使い方を見つめ直すきっかけになったとされています。

そもそもある事件とは、2012年にネット掲示板である「なんでも実況J板」において起こりました。当時、掲示板荒らしを行っていた1人の高校生の個人情報が特定されたことが端を発しているのです。

その後、高校生が雇った唐澤弁護士に対する攻撃がはじまります。彼が設立していた「恒心綜合法律事務所」と、当時掲示板上で話題を集めていた「オウム真理教」。2つの言葉から、「恒心教」という宗教じみた呼び名が生まれました。

恒心教は実在しない?

「疑似宗教」「冗談宗教」と呼ばれます

恒心教は、厳密に言えば実在しない宗教団体です。恒心教はインターネット上での疑似宗教であり、「唐澤氏を攻撃する人たち」が冗談で始めた集団となります。

報道された際、恒心教についてテレビ東京や共同通信などは「架空の宗教団体」、NHKは「ネットに書き込みをするグループ」と表現。世間にも、実在しない宗教であると認識されているのです。

ただし、恒心教を名乗る人たちは上記の報道を批判しています。「信教の自由」を掲げ、「架空宗教の表現は嫌だ」と猛反発しているのです。また、一部の大学関係者も「実在しないとは言い切れない」という内容の発言をしており、議論は現在でも続いています。

一般的な認識では、恒心教は実在しません。しかし、信仰者やコミュニティ、一部の知識人の中には恒心教を「新興宗教」と考えている人も存在します。

恒心教の成り立ちとは?

恒心教の誕生秘話

恒心教の成り立ちは、1人の高校生と唐澤弁護士が大きく関係しています。ことの発端は、2012年に発生したネット掲示板炎上においての、特定個人への誹謗中傷です。

唐澤氏の登場により過激化した誹謗中傷は、後に彼を「尊師」と呼び、疑似宗教の誕生へと繋がりました。下記では、謎の多い「恒心教」の成り立ちについて、詳しく解説します。

きっかけはネット掲示板

きっかけはある出来
出典:ネット用語の意味まとめ

恒心教のきっかけは、ネット掲示板2ch「なんでも実況J板」に現れた1人の高校生です。彼はハンドルネーム「八神太一」と名乗り、インターネット上で他人への誹謗中傷や自らの犯罪行為を語って、掲示板を荒らしていました。

彼の悪質かつ迷惑な行動は、掲示板利用者から反感を買い、嫌われ者として有名だったのです。そんな最中の2012年3月、掲示板上で「八神太一」は大学に合格したことを発表します。その大学は名門として有名であり、掲示板利用者たちは「名門大学の合格」報告を全く信用しませんでした。

すると「八神太一」は次の日、驚くことに「合格通知書の写真」を掲示板に投稿したのです。もちろん本名や学校名は隠していたものの、彼を嫌っていた掲示板利用者たちは、彼の素性を必死に詮索しはじめました。

そして、前述の画像がきっかけとなり、彼の名門大学への合格が本当であること。さらには、彼が利用していたコミュニティサイトmixiアカウントが判明したことで、素性が特定されてしまいます。本名や出身校がバレたことで、彼は焦りを覚えました。

そして「八神太一」は自身のこれまでの投稿、「犯罪行為」や「未成年飲酒」の影響を恐れ、弁護士を雇うことにします。ネット掲示板での些細なきっかけが、後に大きな事件へと発展したのです。

唐澤弁護士の登場

「炎上弁護士」の登場で、事態は思わぬ方向へ
出典:エキサイト

自身への今後の影響を危惧した「八神太一」は、弁護士を雇うことを決意します。唐澤貴洋弁護士の登場です。唐澤弁護士は当時無名の弁護士であり、「八神太一」との出会いは不明ですが、彼の登場によって、ネット掲示板炎上は激化します。

当初、唐澤氏は「ネットに強い弁護士」を自称し、掲示板利用者たちから大きな注目を浴びました。唐澤氏はまず、「八神太一」への特定行為や誹謗中傷を行った人たちに対して、IPアドレスの開示を求めます。IPアドレス開示要請によって周囲を牽制し、事態の収束を図ったのです。

すると、誹謗中傷していた人たちは一時的に活動をセーブし、掲示板上では唐澤氏を称賛する声が続々と寄せられました。さらには「無知な子どもに振り回されて可愛そう」という同情も生まれます。

これらの反応によって、多くの掲示板利用者が「ネットに強い弁護士」に対して関心を抱きました。そして、唐澤氏がどれほど有能な人物であるのか?を詮索し始めたのです。しかし、結果として唐澤氏の登場は、掲示板の炎上激化を招く火種となりました。

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