悪魔の詩訳者殺人事件:1991年
1991年に筑波大学助教授が、大学キャンパス内で殺害された事件です。被害者は大学のエレベーターホールで殺害されており、遺体の首は左に2か所、右に1か所切られており、それぞれ頸動脈に到達するほどの傷だったといいます。被害者は「悪魔の詩」という反イスラム的な本を翻訳した人物でした。
犯人は「イスラム式の殺害方法」で殺害しているために、イスラム関係者である可能性が濃厚です。CIA元職員はイスラム革命防衛隊の特殊部隊の存在を示唆しており、見せしめのための判断されています。
容疑者として筑波大学に短期留学していたバングラデッシュ人をマークするも、容疑者は既に事件当日に出国していました。その後イスラム諸国との関係悪化を恐れる日本政府の意向で、捜査は打ち切られています。
井の頭公園バラバラ殺人事件:1994年
1994年に東京都三鷹市の井の頭恩賜公園で、ごみ箱のポリ袋に遺体がバラバラにされて捨てられていた事件です。公園一帯を捜索し、計27個に切断された胴体の一部・手足が袋に入って7か所のごみ箱から発見されました。手足の指紋は削られていたものの、わずかな指紋とDNAから公園近くに住む一級建築士の男性だと判明。しかし動機など不明な点も多く、未解決となっています。
遺体は指紋をハサミで削り取られた上に、身体の血液はきれいに抜かれていました。そして3つ切り口があり、何人かで手分けした可能性も指摘されています。組織的な殺人が想定されましたが、被害者は誰かの恨みを買うような人物ではなかったそうです。
そこで「人違いで殺害された」可能性が指摘されています。実は某国の情報機関にマークされている人物と被害者は外見が酷似していたことから人違いされ、殺害されたというのです。その人物とは背格好や年齢・生活圏がほぼ一致していたといいます。しかし証拠は無く、未解決で2009年に時効が成立しています。
八王子スーパーナンペイ事件:1995年
1995年に東京都八王子市にあるスーパーマーケットナンペイで起こった殺人事件です。被害者はパート従業員3名で、スーパーの2階にある事務所で射殺されていました。被害者の2人は17歳と16歳の高校生で、拘束された上に頭部を狙われ射殺。47歳だった女性は、金庫の前でこめかみを撃たれて射殺されたことが分かっています。金庫にも発砲した後がありました。
現場の状況から、靴の付着物から溶接作業や鉄工所に勤めている人物であり、銃に慣れた人物であることが想定されました。以上の事から犯人説として浮上したのが、
- 運送業の男(ただし2005年に死亡)説
- 元自衛官の暴力団員説
- 日中混合強盗団のメンバー説
であり、特に運送業の男は指紋もほぼ一致しています。しかし、事件当時のアリバイがあり、本人も死亡しているため現在も未解決です。
世田谷一家殺人事件:2000年
2000年に東京都世田谷区で一家4名が殺害された事件です。被害者は父(44歳)・母(41歳)・長女(8歳)・長男(6歳)でした。犯人は一家を殺害した後被害者の家のアイスクリームを食べ、被害者宅で大便していた形跡があります。更に2階のソファーで仮眠。しかも被害者宅のパソコンを使用し、劇団チケットの予約までしようとしていました。
犯人の遺留品は多く、指紋なども残っていたものの、事件は現在も未解決です。犯人と憶測されているのが、韓国の殺し屋で元軍人だった人物で指紋がほぼ一致したといわれています。また、遺留品の中から韓国の砂が入っていました。靴も韓国限定販売の靴を履いていたそうです。そして人は壁に背をつけて移動していますが、これは軍隊で習う歩き方です。
被害者は土地をめぐって、地上げ屋とトラブルになっていました。そのために、土地を脅して手放させるために送り込まれたのではないかと考えられています。実行犯と考えられている人物は現在国外にいるために、捜査が進まないのが現状では?と憶測を呼んでいるのです。
王将社長射殺事件:2013年
2013年に「餃子の王将」の社長が射殺された事件です。王将社長・大東隆行氏が会社前で狙撃され、合計4発の銃弾を受け死亡しています。この事件の遺留品は多く残っているものの捜査は難航し、2022年現在も未解決です。
この事件で犯人と有力視されている人は、
- 中国人の女性ヒットマン説
- 半グレ集団説
- 九州の暴力団説
どの説も王将の出店時のトラブルが原因と憶測されていますが、特に「中国マフィア説」が有力視されています。王将は中国出店のために中国マフィアと揉めており、中国マフィアが女性のヒットマンを差し向け射殺したのではないかと考えられていますが、今もあらゆる方向で捜査が続けられているそうです。
おまえさん、ピントずれてるというのが年末でわかったろ?犯人色々判明してるからな?