白暁燕の遺体が悲惨だったという噂
ネットでの噂によると、とても悲惨な状態だったと言われています。内容は以下の通りです。
- 肋骨はほとんど折れていた
- 手足の爪は全てはがされていた
- 歯は上下ほとんど抜かれていた
- 両耳は爆竹が詰められ爆破されていた
- 肛門と膣には鉄パイプが刺されていた
- 髪はまばらになっていた
- 目はえぐり取られていた
- 舌を引き抜こうとした形跡があり
しかし台湾警察の調書や裁判記録ではここまでの記録は確認できず、誇張が出ている可能性も指摘されています。ただし葬儀の時に生前の顔とかつらをかぶせたということなので、変わり果てた姿で見つかったことは間違いないでしょう。
事件の犯人は台湾マフィアだった
白暁燕誘拐殺害事件の犯人は、高天民・陳進興・林春生の3人です。この3人は台湾マフィアであり、協力者にかくまってもらいながら犯行を重ねていたといわれています。
高天民
台湾マフィアの一員で、主犯3名のリーダー格だった人物でした。白暁燕誘拐殺害事件の時は、車を運転していたといいます。整形外科医を脅迫して整形させたのも、口封じのために医師夫婦と看護師を殺害したのは高天民でした。
陳進興
3人の中で唯一生き残った人物です。誘拐事件では暁燕さんを無理やり押し込む役をしたといわれています。医師夫婦と看護師を殺害した時には、看護師を強姦しています。また逃亡中に他の強姦事件を引き起こしていたという噂もあります。
裁判では死刑と懲役刑をそれぞれ5回と59年が課せられました。そして白冰冰に対しては、損害賠償額「1億7130万台湾元(約6億3000万円)」の支払い命令が出ており、台湾史上最高の金額になっています。陳進興は、1998年10月6日に死刑が執行されました。
林春生
白暁燕誘拐殺害事件の時に、陳進興と共に車に押し込める役だったといいます。また交渉材料として、暁燕さんの小指を切った人物です。最初の警察官との銃撃戦で6か所被弾し、自殺しています。
白暁燕誘拐殺人事件後の影響は?
協力者18名が逮捕された
事件後の影響ですが、主犯格3名をかくまったりした罪で、総勢18名の逮捕者が出ています。確かに台湾全土に指名手配をされているにもかかわらず、逮捕まで7か月かかった背景にはそういった事情もあったでしょう。
18人の逮捕者の中には、主犯格の林春生と陳進興の親族6名も含まれていました。主犯格を身内でかくまっていたことも、事件を長引かせる原因となってしまっていたのです。
白冰冰は何度も人工授精を試みていた
白冰冰さんは暁燕さん殺害後、5年間で人工授精を15回試みたことを明らかにしています。自身が司会を務めるテレビ番組で「不妊」の話題があがった時に、「娘を再び生まれ変わらせてあげたい」という思いからだそうです。
事件後の1999年からアメリカに渡って人工授精を繰り返していましたが、最終的に自分の命も危うくなることを医師に告げられて断念した経緯があるそうです。また、事件から約1年後「燕よ、空へー慟哭を乗り越えて」という手記を出版し、日本にいた頃の生活から事件後の心情まで綴っています。
現在も歌や司会など幅広い分野で活躍しており、持ち前の明るいキャラクターで現在も前向きに活躍されており、辛い事件と向き合う人物像に現在も多くのファンに応援されて活動されているのです。
白暁燕誘拐殺害事件に関するまとめ
今回「台湾史上最悪」といわれた誘拐事件を紹介しましたが、16歳の少女にどうしてこのような酷いことができるのかと恐ろしさを感じてしまいます。特に子供さんがいる方は、一層恐怖を感じてしまったかもしれません。現在監視カメラなどの発達があるにしても、行方不明事件などは後を絶ちません。この記事を期に、再度危機管理意識を徹底して頂けたら幸いに感じました。
いたいけな10代の娘さんに対するあまりな仕打ちなんの落ち度もないのにひどすぎる
心から御冥福お祈りします