【新着】日本で起きた凶悪事件TOP30

神隠しからの生還者・戻ってきた人12選!事件概要や原因も紹介

世界中で多くの失踪事件が起きていますが、中には突然消えてしまったような「神隠し」と噂されるような事件も存在します。そんな神隠し事件ですが、中には奇跡的に生還を果たした例もあるのです。

そこでこの記事では神隠し事件と呼ばれるような事件から、無事に生還を果たした人を日本で8選、世界で4選の合計12選を紹介します。事件概要や、そもそも神隠しがなぜ起きるのか?原因なども併せて解説します。

この記事を書いた人

フリーランスライター

高田 里美

フリーランスライター、高田里美(たかださとみ)。大学は日本語・日本文学科を専攻。同時にドイツ史に興味を持ち、語学学校に通いながら研究に励む。ドイツ史研究歴は約20年で、過去に読んだヨーロッパ史の専門書は100冊以上。日本語教師、会社員を経て結婚し、現在は歴史研究を続けながらWebライターとして活躍中。

そもそも神隠しとは?

子供が天狗にさらわれたなどと考えられていたようだ

「神隠し」とはどういったものを指すのでしょうか?神隠しについて広辞苑で調べてみると、

「子供などが急にみえなくなることをいう。以前農村などにはよくあったことで、これを天狗にさらわれたなどといって、村中総出で鉦・太鼓をたたいて捜した。なかなかみつからないが2、3日してひょっこり帰ってくることがあった。話を聞いてもうろ覚えのことが多い」

広辞苑

「東北地方などによく大人が急にみえなくなった話がある。女の場合が比較的多く、山男に連れ去られその女房になったという。そういう者は一度だけ村に姿をみせることがあるが、ふたたび姿を隠して行方が知れなくなってしまうという」

広辞苑

と記されています。地域によって伝承は変わってくるようですが、主に子供が急に姿が見えなくなることがあり、戻ってきても記憶があいまいだといいます。また、女性がいなくなるケースもあり、山男の嫁になったのだろうと考えられていたようです。現在では、突然消えてしまった失踪事件を指して使用される傾向があります。

神隠しからの生還者8選:日本編

では、日本で実際に起きた神隠しの事件で、奇跡的に生還した人を11人紹介します。

田野岡大和くん:北海道山中置き去り事件 – 2016年

失踪した田野岡大和君
出典:Lemon

2016年に北海道で起こった当時7歳の、田野岡大和君が行方不明となった事件です。田野岡大和君は6日間行方不明になり、自衛隊も出動して捜索する騒ぎとなりました。6日後に大和君は、陸上自衛隊の演習場内の建物内で発見されています。

大和君は事件当日父親と山菜採りに出かけていましたが、大和君が人や車に向かって石を投げる行動をしたために、しつけと称して山林に5分間ほど置き去りにしたそうです。そして反省したかと戻ってくると、大和君はいなくなっていました。

約200名を総動員して調査に当たったが難航していた
出典:Twitter

この事件は、消防や自衛隊・警察など200名が総動員して探しましたが見つかりませんでした。捜索は天候の悪化もあり、警察犬の捜査も雨のために難航したといいます。結局6日後に、失踪した場所から5.5km離れた陸上自衛隊の演習場内で陸上自衛官によって発見されました。発見された大和君は、6日間水を飲んで過ごしたといい、軽い低体温症になっていたものの、大きな怪我もなく帰ってくることができました。

中川沙弥香さん:茂原女子高生失踪事件 – 2013年

77日間行方不明となっていた中川沙弥香さん
出典:NeeSee

2013年に千葉県茂原に住む高校3年生の中川沙弥香さんが、失踪から77日後に自宅から400m離れた神社の社で発見された事件です。女子高生は失踪当時に比べて体重は半分程度に減り、軽い脱水症状はあるものの大きな怪我もなかったといいます。77日間の間、水や食料・トイレの問題などどうしていたのかが疑問とされており、「神隠し」ではと話題になりました。

女子高生は高校からの帰宅途中で、最寄り駅の防犯カメラに映っていたのを最後に行方が分からなくなっています。そして失踪後は顔写真を載せたビラを配って捜索していたのです。しかし77日後に自宅からさほど離れていない神社で発見された事で世間は驚かされました。

女子高生は神社の中に隠れていたという

女子高生がいた社の周辺には水飲み場やトイレはなく、食料を買うにしても道路に出ないと自動販売機すらないそうです。また失踪中に社回りの草刈りをしていたともいい、この時も女子高生は発見されていません。結局発見された女子高生が、失踪中の間のことを多く語らなかったために謎が多く残り、「神隠しだ」とネットで話題になった事件となりました。

佐野房子さん:新潟少女監禁事件 – 1990年

少女が監禁されていた家
出典:Wikipedia

1990年に新潟県三条市の路上で、当時9歳だった佐野房子さんが佐藤宜行に誘拐され、約9年2か月に渡って柏崎市の犯人宅に監禁されていた事件です。誘拐された9年2か月後、佐藤の母が息子を強制入院させるために部屋に入ったところ、19歳になっていた佐野房子さんが発見されました。

佐藤は佐野房子さんを脅迫して逃走できないようにし、思い通りにならなければスタンガンを押し付けたりなどの暴行を繰り返していたといいます。監禁中は入浴やトイレも許されず、食事は1日1回で発見当時体重は38㎏しかありませんでした。

犯人の佐藤宣行
出典:NeeSee

事件後佐野房子さんはリハビリして体調も戻り、20歳には成人式にも出席したということです。また犯人の佐藤宣行は、懲役14年の刑を受けています。出所後は障害者手帳を取り、障害者枠での仕事を受けていたようですが、2017年に病死しています。

地村保志さん・浜本富貴恵さん・蓮池薫さん・奥土祐木子さん:アベック失踪事件 – 1978年

1978年に同じ手口でアベックの失踪事件が多発した
出典:NeeSee

1978年に起きたアベックが失踪する事件で、北朝鮮による日本人拉致であることが判明した事件です。福井県小浜市で地村保志さんと浜本富貴恵さんが、そして新潟県柏崎市で蓮池薫さんと奥土祐木子さんが行方不明となっています。

事件はいずれも海岸付近で起きていたことと、行方不明者に失踪する動機が見当たらないこと、海岸まで乗っていた自動車などが置いたままであったりと不審な点が多く見られました。また、同時期に富山でアベック拉致未遂事件があり、その手口から北朝鮮の拉致ではないかと考えられるようになります。

帰国がかなった拉致被害者
出典:カラフルNEWS

そして2002年に地村保志さん・浜本富貴恵さん・蓮池薫さん・奥土祐木子さんの4名が、北朝鮮から帰国しました。地村保志さんと富貴恵さんは北朝鮮で結婚し平壌に住んでいましたが、娘1人、息子2人を連れて帰国が実現。蓮池薫さんと奥土祐木子さんも結婚し平壌で暮らしていましたが、同じく息子1人娘1人も合わせて、日本への帰国が実現しています。

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