コンクリート事件の被害者は妊娠していた？悲惨すぎる事件の真相

古田順子さんの生い立ちは？

事件当時、女子高生コンクリート詰め殺人事件は連日ニュースで放送され、綺麗な顔立ちの古田順子さんの顔写真を見たことがある人も多いかもしれません。このような悲惨な事件に巻き込まれた古田さんはどのような女性だったのか紹介します。

活発で真面目な女性だった

古田さんは非常に活発で、とても優しく周りからの評判も良い女性だったといいます。兄と弟がいたために、兄弟とドッチボールや虫取りをしたりする、とても活発な性格だったそうです。運動神経も良く、成績もトップクラスで、派手な服装をしないタイプの女性でした。学校の欠席回数も、3年間で1,2度程度だったといいます。

高校卒業後は就職も決まっていた

古田さんは1989年の4月から、家電量販店で働くことが決まっていたといいます。そして古田さんは友達と卒業旅行に行くことを計画しており、卒業旅行の旅費を稼ぐために週に2回ほど、プラスチック形成工場にアルバイトに行っていました。

事件に巻き込まれる前は、長渕剛さん主演の「トンボ」というドラマを楽しみにしていたそうです。まさかこんな形で日常を奪われるとは誰が想像できたでしょうか。

主犯4名の家庭環境に問題があったと話題に

事件の主犯である4名は、家庭環境に問題があったことが裁判時に分かっています。このような悲惨な事件が起きた要因の1つともいわれているので、4名の簡単な家庭環境を調査しました。

なお主犯4名の詳しい内容はこちらの記事に書かれているので、ご参照お願い致します。

コンクリート事件の犯人のその後と現在の様子は？結婚の噂や名前も調査

少年A：宮野裕史（改名後：横山裕史）の家族

父親は証券会社に勤め、母親はピアノ教室の講師をしており、裕福な家庭だったといいます。ただし父親は愛人を作って家に帰らず、家庭は崩壊し宮野はあまり愛情を受けて育たなかったそうです。宮野は家族と一緒に食事を取った記憶が無く、母親からは靴ベラで叩かれる「しつけ」を受けていたそう。

ちなみに事件後は両親ともに退職し、母親は新興宗教にはまっていたという話です。父親は証券会社を退職後はトラック運転手となり、自宅を売却して古田さんに慰謝料5000万円を支払ったといいます。

少年B：小倉譲（改名後：神作譲）の家族

小倉譲（神作譲）は父・母・姉の4人家族だったといいますが、父親は小倉が小学3年生の頃に愛人を作り母親と別居。愛人の間に子供が2人いるそうですが、なぜか籍は抜いていなかったといいます。主に母親が水商売をしながら育てていたそうです。

事件の裁判後母親は、ローンでマンションを購入するという非常識な行動を取っています。その上、被害者遺族に支払われた額は50万円だったそう。そして2004年に息子が再犯を起こすと「息子はこの女のせいで人生を狂わされたんだ」と逆切れし、古田さんのお墓を破壊。

古田さんの墓を、遺族は移動せざるえなかったといいます。全く非常識であり、ストレスで精神的に安定していないという噂も耳にしますが、自業自得といえるでしょう。

少年C：湊伸治の家族

湊伸治の家族は父・母・兄の4人家族で、父親は診療所の医療事務長で薬剤師、母親は同診療所の看護師長だったといいます。両親ともに医療関係者で、共産党の幹部でした。古田さんは湊の自宅に監禁されました。父親は仕事と党の仕事に忙しく子育てに無関心で、酔えば子供二人に暴力を振るっていたそうです。

しかし大きくなってからは、逆に湊が両親に暴力を振るうようになり、最終的には部屋に近づけさせず部屋を提供してしまう事になってしまったといいます。兄や母は古田さんが監禁されたことに気づいていたそうですが、見て見ぬふりをしていたそうです。

少年D：渡邊恭史の家族

父と母・姉の4人家族でしたが、両親は子供の頃に離婚。その後まもなく父親は、事故で死亡したそうです。母親は元美容師でしたが、離婚後は生活保護を受けながら時計部品の工場でパートをして子供を育てる貧しい生活だったようです。事件後、母親は子供の面会を拒否。代わりに姉が面会・差し入れをしていたといいます。

姉と少年Aこと宮野裕史は交際していたといい、事件当時は破局していたそうですが、自分がかかわったために弟が加担したという気持ちがもしかするとあったのかもしれません。

女子高生コンクリート詰め事件後の影響

この衝撃的な事件により、被害者遺族は想像を絶する苦痛を味わうこととなりました。ここでは事件後の影響について解説します。

被害者家族はデマに苦しめられた

事件後はあらぬ噂も立ち、被害者遺族はとても苦しめられたそうです。当時の一部のメディアは、古田さんを「非行少女」と報道し、加害者少年らと面識があり非行少年たちの内輪揉めのようにいわれていました。

また古田さん本人が犯人に誘われ、自分の意思でついていったのではないかという報道もされたりもしています。また当時のニュースを見ていると、古田さん宅にインタビューに行く様子なども残っています。現在被害者遺族は引っ越ししているそうですが、恐らくこうしたことも理由の一つなのかもしれません。

被害者両親は自殺したという噂が流れた

事件後被害者の両親は、ショックのあまり自殺したという噂が流れました。結論からいうとそのような話は確認できず、デマだと考えられます。

ただし古田さんが見つかり両親が対面した時、変わり果てた娘の姿に母親がその場で絶叫し泣き崩れたといいます。当然ご両親の悲しみと受けた苦しみは計り知れず、きっと今も深い心の傷と憤りを感じて過ごしているのではないでしょうか。

コンクリート事件の妊娠に関するまとめ

今回この記事を執筆するにあたり、筆者は幼少時に見た「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の衝撃を思い出しています。私は凶悪事件として一番に思い出す事件であり、連日の報道は今もあまり時間が経っていないように思い出される事件です。

現在も心のトラウマとなっていますが、若い世代に事件を知らない人もいるということですので、このような事件が起こらないように、この記事が少しでも抑止となるように祈っています。最後までお読みいただきありがとうございました。