実在した有名な海賊ランキング10選!逸話と共に一覧紹介

ジョン・ラカム

ジョン・ラカム
出典:Wikipedia

18世紀にカリブで活躍した海賊で、海賊旗は黒字に頭蓋骨をつけ、下にクロスした刀を描いた旗印がトレードマークでした。カリブ海で小型船舶を襲う海賊業にいそしみ、男装したアン達とジャマイカやハーバー島を荒らしまわっています。

しかし襲われた船が植民地総督に通報してしまい、抵抗もできずに捕らえられてしまいました。そしてラカムは死刑判決が下され、翌日仲間と共に処刑されてしまいます。ラカムの遺体は海賊を志す人への見せしめとして、鎖に繋がれ晒しものにされました。

アン・ボニー

アン・ボニー
出典:Wikipedia

18世紀のアイルランド出身のカリブの女性海賊であり、ジョン・ラカムの部下でした。アンはアメリカのプランテーションを経営する裕福な家に生まれたものの、海賊のジョン・ラカムと出会い駆け落ちし、男装して船乗りとなっています。

アン・ボニーを描いたイラスト
出典:Wikipedia

しかしラカムの船はパナマ総督の船によって捕捉されてしまい、捕らえられてしまいました。夫は死刑が宣告され、アンも死刑が宣告されるも妊娠を主張したために刑が延期されています。その後アンは無事に出産するも死刑は執行されておらずはっきりしません。

メアリー・リード

メアリー・リード
出典:Wikipedia

18世紀のイングランド出身の女性海賊で、ジョン・ラカムの部下でした。メアリーは貧しい家庭で育ち、成り行きで西インド諸島に来たといいます。そして海賊となり、ジョン・ラカムやアンたちと海賊行為をするようになりました。メアリーとアンは船では女性の服装をして、戦闘時だけは男装していたそうです。

決闘するメアリーのイラスト
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結局捕らえられるも、妊娠を主張して刑が延期されました。しかし死刑を免れたもののメアリーは獄中で高熱にかかり、獄中で死去しています。

ウィリアム・キッド

ウィリアム・キッド
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スコットランド生まれの海賊船の船長で、「キャプテン・キッド」という通り名が有名な人物です。キッドは50歳くらいまでの記録がなく、恐らく西インド諸島で非合法活動していたのだろうと推察されています。

その後「ウィリアム号」に乗って西インド諸島で海賊行為を行いました。そしてイギリスの伝手で「海賊を捕らえてよいという権限」と「フランス船を捕らえてもよいという権限」を手に入れています。しかし成果があげられず、結局自分が海賊になってしまいました。

縛り首になったキャプテン・キッド
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結局海賊行為によりお尋ね者になってしまい、逮捕されイギリスに連行されています。キッドは海賊行為において襲ったのはフランス船だけだったと無罪を主張するも、最終的に死刑が確定しました。遺体はタールで塗られて散り散りにならないように鉄の輪ではめられ、海賊への見せしめとして数年間、テムズ川の絞首台に放置されていたといいます。

黒髭(エドワード・ティーチ)

黒髭と呼ばれたエドワード・ティーチ
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18世紀頃のイングランド出身のカリブ海で活躍した海賊です。詳しい経歴は分かっていないものの、1717年には海賊団の実権を握り、豊かな黒い顎髭と恐ろしい外観から「黒髭」と呼ばれて恐れられる存在となりました。

1718年には港を封鎖し、人質をとり町に要求する程の力をつけるようになります。しかし海賊取り締まりが厳しくなってくると、恩赦を受けてバスの町(現:ノースカロライナ州)に移住。しかしそこでも海賊活動を再開し、他の海賊たちも取り込んで大きくなっていきました。しかし最後はバージニア植民地総督に目を付けられ、捜査の結果戦いが起き、ティーチは死亡してしまいます。

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