【閲覧注意】日本国内の凶悪事件・怖い事件ランキングTOP30

27位:三菱銀行人質事件 – 1979年

犯人の梅川昭美

三菱銀行人質事件は、1979年1月26日に大阪市住吉区の三菱銀行北畠支店で起きた銀行強盗事件です。犯人の梅川昭美は行員と客30人以上を人質に立てこもり、警察官2名と支店長と行員、計4名を射殺。国内の人質事件では初の死者が出た事件となりました。

梅川は犯行当時は30歳ですが、15歳で強殺事件を起こした前科がありました。梅川が少年院に入る時、裁判官は「少年が今後社会に出れば、再び犠牲者が出る可能性があるが、少年であるがゆえに処罰しえない」と発言。その懸念は現実となったのです。

当時の新聞

梅川は三菱銀行人質事件で女性行員を全裸にして肉の壁にした他、死亡したとされた行員の耳を切り落とさせる等の猟奇的な行動を命じ続けました。立て篭もりは42時間にわたり、最終的には梅川が射殺される事で事件の幕は閉じています。

その後池田は逮捕され死刑判決が下され、近藤は逮捕されておらず海外に逃亡。2021年現在も逮捕されておらず国際指名手配されています。

26位:江東マンション神隠し殺人事件 – 2008年

犯人の星島と殺害された女性

江東マンション神隠し殺人事件は、2008年4月18日に東京江東区のマンションで、女性が拉致の末に殺害された事件です。被害者女性が神隠しにあったかのように消えてしまったことから「神隠し事件」と当初は言われていました。

犯人の星島貴徳は同じ被害者女性と同じアパートに住んでいたものの、面識はありませんでした。星島は性奴隷確保を目的に被害者女性の部屋に侵入。騒がれた事から女性を殴打し、そのまま自室に連れ込み殺害したのです。

取材を受けても堂々としていた容疑者

更に被害者の遺体を解体し、トイレに流したり生活ごみに出す等して遺棄。一度遺体が自宅にあるときに警察が家宅捜索していますが、堂々と振舞っていたため遺体が入っていた段ボールを調べられずにすんでいます。その後逮捕され、無期懲役が確定しています。

25位:光市母子殺害事件 – 1999年

犯人の少年に死刑判決が下ったことを報じる新聞記事。中央の男性は被害者の夫。

光市母子殺害事件は、1999年4月14日に山口県光市のアパートで発生した強姦殺人事件です。その残虐性から世間に衝撃をあたえただけでなく、被告側弁護団の弁護内容も大きな波紋を呼びました。

容疑者の18歳の少年は、23歳と生後11ヶ月の母子が済むアパートに強姦目的で侵入。抵抗されたことに対して少年は、母親の首を絞めて殺害後に屍姦しました。そして、泣き止まない子どもに腹を立て、子どもも殺害。殺害後は遺体を隠し、財布を持ち去って逃げ去ったのです。

死刑が確定した際のミヤネ屋

判決で少年は死刑が確定したものの、この裁判の家庭で弁護団が少年の主張と異なることを弁論したため、世間に波紋を広げました。一部では弁護士の懲罰請求運動の動きも見られるほどになり、弁護士の職務に対する問題提起ともなった事件となったのです。

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