【閲覧注意】日本国内の凶悪事件・怖い事件ランキングTOP30

24位:加古川7人殺害事件 – 2004年

犯人の藤城康孝
出典:すそ洗い

加古川7人殺害事件は、2004年8月2日に兵庫県加古川市(旧西住吉村区域)で、発生した連続殺人事件です。犯人の藤城康孝は両隣に住む親類8人を刃物で刺し、7人を殺害。自殺を弟に仄めかすものの、最終的には警察に逮捕されています。

藤城は幼少期から親戚から邪魔者扱いされていると感じ、恨みを持っていました。この地域では「分家する時は無償で土地や家を譲渡する」という決まりがあったものの、親類はそれを拒否。藤城の家は本家が所有し、藤原の母も陰湿なイジメを受けていたのです。

21年に死刑が執行された

ただそれを差し引いても藤城の凶暴な性格は強く、小学校時代には嫌がらせを受けた相手に包丁を持って追いかけた事もありました。この事件は地方特有の陰湿な村社会と、藤城の凶暴性が交錯した悲劇でした。藤城は2015年に死刑が確定し、21年に死刑が執行された。

23位:闇サイト殺人事件 – 2007年

犯人3名の写真
出典:過疎地の町から

闇サイト殺人事件は、2007年に名古屋市で起きた金銭目的の殺人事件です。「闇の職業安定所」で結びついた川岸健司・神田司・堀慶末の3名は「若い女性を拉致して金を奪えばよい」と強盗事件を起こしました。

彼らは帰宅途中の被害者に声をかけ、車に拉致。被害者を選んだ理由は「たまたま通ったから」でした。そして被害者から現金6万2千円とキャッシュカードを強奪。無残に殺害した後で、遺体を岐阜県瑞浪市の山中に遺棄したのです。

殺害された被害者

その後主犯格の川岸健治が、死刑を免れたいという理由から自首。それから芋づる的に2人も逮捕されました。主犯格の川岸は早期逮捕に貢献したということで無期懲役、神田と堀は死刑が言い渡されましたが、後に堀は無期懲役に減刑。

しかし余罪があったために再度死刑判決が下されました。堀は現在死刑囚として拘置所に収監されていますが、神田は2015年に死刑が執行されました。

22位:埼玉愛犬家連続殺人事件 – 1993年

夫婦が経営していたペットショップ・アフリカケンネル
出典:Wikipedia

埼玉愛犬家連続殺人事件は、1993年4月から8月に埼玉県熊谷市で発生した連続殺人事件です。ペットショップを経営する元夫婦の関根元と風間博子は、トラブルになった顧客ら計4人を殺害。この他に3人の男女が失踪していますが、立件されていません。

関根は「ボディを透明にする」として、遺体を店の役員の家で解体。肉は数cm刻みにし、骨は灰になるまで焼却し、それらは山林や川に遺棄されています。失踪者と元夫婦の関連が判明する中、マスコミは大々的に事件を報道し始めます。

関根死刑囚

結果的に事件に協力させられていた役員が犯行を供述。被害者4人の遺体の一部が見つかり、関根と風間は逮捕されました。元夫婦は共に死刑判決を受けたものの、関根は2017年に病死。風間は現在も冤罪を訴えています。

ちなみに店の役員は懲役3年の実刑判決を受けた後で1998年に出所。事件の顛末を著した本を出版しています。

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