市橋達也の現在は?
2年7ヶ月の逃走劇の末に逮捕された市橋達也ですが、2023年現在の様子について調査しました。
2011年に無期懲役の判決を受けた
逮捕後千葉に送検された市橋は、殺人罪・強姦罪・死体遺棄罪で起訴され、2011年に無期懲役の判決が言い渡されました。この判決に被害者遺族は、「4年半、リンゼイのために正義が下されるのを待っていた。今日、それに到達できた。とても満足している」とコメントしています。
無期懲役の判決に対して市橋は、「殺意はなかった」「蘇生措置をした」などの反論から控訴していますが、訴えは棄却され2012年に上告せず刑が確定しました。
現在は長野刑務所に服役中
市橋達也は2023年現在、長野刑務所に服役していることが判明しています。市橋は刑務所内では一般受刑者とは別にされており、長野刑務所に服役していた人の証言によると、仕事は何をしているのかわからなかったそうです。刑務所内で市橋を見かけたという元受刑者もおり、仕事内容はわからないものの、刑務を全うしていると感じたと話しています。
なお、市橋の両親は毎月面会に訪れ差し入れを持って行っているのだそう。その他、市橋のファンが存在しており、支援金として差し入れがあったとも噂されています。
これは大事件だろ。完全な濡れ衣なら。
リンゼイさん事件「市橋達也」獄中の日々 元受刑者が明かす“ファンから多額の差し入れ”に“運動会では大声援”(デイリー新潮)#Yahooニュースhttps://t.co/FmBc6cKilA
— tnm, Ph.D. (@tkmpkm1_mkkr) July 1, 2023
逃亡生活を書いた本を出版している
市橋は、逃亡生活の様子や心境を書いた「逮捕されるまで―空白の2年7ヶ月の記録」を、2011年に幻冬舎から出版しています。この本の収入は、全て遺族の弁済に充てるというものでした。
出版に対して英国の遺族は、「娘を殺したことをネタに金儲けをしている」と、市橋が印税で得た912万円を渡そうとするも拒否しています。なお、手記には遺族が受け取らない場合は、印税を公益に代えることになっていたそうです。
2042年に出所するという噂も
市橋達也は無期懲役を言い渡されていますが、2042年に出所するのではないかという噂が出回っています。噂が出ている理由は、無期懲役の判決が出ていたとしても30年を過ぎると仮保釈が認められることもあるからのようです。
仮保釈の条件は、「真面目に服役していること」だといわれています。ただし、真面目に働いていたとしても本当に仮釈放になる確率は少ないという話です。そのため可能性は低いといえそうですが、全くない話でもなくそんな噂が出ているのではないでしょうか。
市橋達也の家族の現在は?
市橋達也には父と母、そして姉がいることが分かっています。事件により市橋の家族はどうなったのか?調査しました。
父と母は仕事を辞めてしまった
市橋達也の父は医師、母は歯科医とエリート家庭だったことがわかっています。しかし市橋達也の逮捕により、父親は勤めていた一宮西病院を退職し、母親も両親が営む歯科医院を退職しました。現在は実家がある岐阜県で暮らしているそうです。
なお、市橋は医師になるために4浪するも医学部に合格せず、卒業後も働かずにニートとなっていました。両親は市橋へ月15万円の仕送りを送っていたそうですが、働かない息子へ仕送りを止めることを伝えています。その影響かはわかりませんが、数日後に事件が起こり、市橋の両親は社会やマスコミから大きな批判を受けることとなりました。
姉は事件の影響で離婚した
市橋達也の姉も医師であり、逃走当時には結婚していたことが分かっています。しかし市橋の逃亡により、夫側から離縁されてしまったそうです。名前まではわかっていませんが、離婚後は岐阜の実家に戻ったといわれています。
姉と弟の仲は悪かったといい、自分の結婚式には呼ばなかったのだそう。また市橋が15万円の仕送りを貰っていたことも知らなかったそうです。そして市橋の逮捕後には、姉のところまでマスコミが押しかけたということですので、現在も市橋達也と疎遠な関係が続いているのかもしれませんね。
市橋達也の現在に関するまとめ
今回「リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件」の犯人である市橋達也の現在について執筆しましたが、無期懲役で長野刑務所に収監されていることを知ると同時に、事件から15年以上も経っていたことに驚いた執筆でした。現在も服役しているということで、リンゼイさんの魂が少しでも報われたらと感じています。以後、訪日外国人の殺人事件が起きないことを祈るばかりです。最後までお読みいただきありがとうございました。