第23位:オードリー・ターン
台湾の政治家であり、台湾デジタル大臣を務めるオードリー・ターンさんは、トランスジェンダーであることを公表しています。ターンさんは成長期の時に男性ホルモンの濃度は80歳の老人なみだったといい、二十代の頃には男女の中間くらいであることが判明しトランスジェンダーであることを自覚したそうです。
10代の頃に男性の思春期が訪れたそうですが、喉仏がなく男性としての感情も芽生えなかったといいます。そして20代に迎えた女性の思春期には、完全ではないもののバストが出てきたそうです。それぞれの性を経験したターンさんですが、完全に男女に分離することはなかったために性別は「無」と記入しています。
台湾はアジアで初めて同性婚が認められており、その背景には台湾に住む人々が「おせっかいでうるさい価値観ではあるが、多数派にも耳を傾ける土壌がある」と、色々な立場の人を受け入れる姿勢がアジアで初めての同性婚につながったのではと話しています。
第22位:クリステン・スチュワート
アメリカの女優であるクリステン・スチュワートさんは、2017年に女性映画プロデューサーであるアリシア・カーギルさんと恋愛関係にあり、高視聴率番組のモノローグで「バイセクシャル」であることをカミングアウトしています。
その後アリシアとは破局したものの、人気モデルやアーティストなど様々な女性と交際してきたそうです。交際した相手の中には、スーパーモデルのステラ・マックスウェルさんもおり、2016~2018年まで交際していたといいます。
そして2021年には、脚本家のディラン・マイヤーさんとの婚約を発表。2021年には「スペンサーダイアナの決意」で主演のダイアナ妃役を務め、LGBT女優で初めて多数の主演女優賞を取っています。