ココ・シャネルの名言10選!具体的なエピソードや発言の意味を解説

世界的に有名なファッションブランド「CHANEL」の創立者であるココ・シャネル。そんなココシャネルの名言には「失敗しなくちゃ、成功はしないわよ」という有名な言葉があります。

ココ・シャネル

彼女の名言からは「強い意志を持ち挑戦する姿勢」が感じられますよね。そのためファッションだけなく、彼女の生き方そのものが現在も多くの女性から支持され愛され続けています。

この記事では、そんな彼女の名言を「人生・恋愛」に分け、その背景や意味を解説していきます。

この記事を書いた人

一橋大卒 歴史学専攻

京藤 一葉

Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。

ココ・シャネルの名言と意図、背景

ココ・シャネル

人生のヒントが得られる名言

人生が楽しくなかったから人生を創造した

私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造したの。
My life didn’t please me, so I created my life.

シャネルのこの名言は、12歳で母親を病気で亡くし、その後すぐに父親に捨てられ、孤児院生活を送った幼少時代の悲しい思い出を胸に、人生の成功に向けた思いが込められた発言でした。

シャネルは自分の生い立ちや、孤児院で過ごしていた幼少期について、嘘をついて真実を隠していたと言われています。華やかなファッション界で成功を納めるためには、幼少期の生活は決してイメージの良いものではありませんでした。そのためシャネルは、孤児院生活のことは誰にも話さず、二人の叔母に厳しくしつけられた、父親はアメリカに渡り成功を収めたなど、彼女自身が望む幼少期のイメージを作り上げていきました。

シャネルは、自らこの嘘のイメージを作り上げることで悲しくつらい過去を塗り変えて、成功の人生を歩んでいったのです。

流れに逆らうことで強くなる

私は流れに逆らって泳ぐことで強くなったの。
I grew strong by swimming upstream against the current.

19世紀から20世紀の変化の多い時代に生きたシャネルですが、それまで男性の服装とされていたパンツスタイルを取り入れたり、黒の色を普段着に用いるなど、人と違うことをする上で嘲笑されることや、非難を受けることも少なくありませんでした。シャネルはそういった周りの声が自分自身を強くするとして受け止めた上で、流れに逆らいながらも歩みを止めませんでした。

また、シャネルは孤児院で子供時代を過ごしましたが、「お金持ちになって自由を手に入れる」という夢を持ち、必ず実現すると決意していました。子供時代については、本人も悲惨だったと語っていますが、決してその頃の環境を恨むことはありませんでした。悲惨だった環境すらも流れに逆らうエネルギーに変え、シャネルの強さは生み出されたのです。

20代は自然、30代は人生、50代は価値が顔に表れる

ココ・シャネル

20歳の顔は自然からの贈り物、30歳の顔はあなたの人生、でも50歳の顔はあなたの価値に伴うのよ。
Nature gives you the face you have at twenty. Life shapes the face you have at thirty. But at fifty you get the face you deserve.

どのような生き方をしてきたのかその人の顔を見れば分かる、というシャネルの有名な名言です。20歳までは生まれ持った顔だが、それ以降はその人の生き方次第で変わってくる、だから人生は自分で作り上げていくものだという意味が込められています。常に、自分で人生を選択してきたシャネルの言葉だけに重みがあります。

シャネルはファッションにおいても、若く見せることよりもその時のスタイルに合わせた着こなしを楽しみました。1937年のパリ万国博覧会で撮影された54歳のシャネルの写真には、この言葉を体現するような美しさがあります。年齢に伴う衰えさえも感じさせないほど、シャネルの人生は内面から顔に表れ、周りに美しさを感じさせるものでした。

人生は逆境のときにこそ分かる

人生が分かるのは、逆境のときよ。
Life know is, when the adversity.

幾度となく逆境に立たされたシャネルですが、第一次世界大戦、第二次世界大戦と二度の大きな歴史的戦争を経験しました。第一次世界大戦が始まった頃、シャネルが新しいお店を開店した地に、疎開のため上流階級の女性が押し寄せます。それをチャンスと捉えた彼女は、動きやすいジャージー素材の服を量産し始めました。

当時、戦争に多くの男性が出ており、その代わりに女性がさまざまな労働に従事することが増えていたため、おしゃれで動きやすいジャージー素材の服が多くの女性に受け入れられたのです。この女性のニーズにフィットした服の人気から、シャネルは成功への第一歩を踏み出すことになります。

成功は失敗とは無縁であると考える人にやってくる

ココ・シャネル

成功は、多くの場合、失敗が不可避であることを知らない人によって成就される。
Success is most often achieved by those who don’t know that failure is inevitable.

様々な解釈はありますが、成功は失敗を恐れない人のもとにやってくる、といった意味の名言です。失敗を恐れない、もしくは自分が失敗すると考えていない人とも言えますが、まさしくシャネルは失敗や、批判、人から嫌われることを恐れていませんでした。シャネルに関して、このようなエピソードが残っています。

第二次世界大戦後、71歳でファッション界に復帰したシャネルのコレクションはパリで酷評を受けますが、それに対し「人が何と言おうと平気」と話しています。妥協せず自分が全力を出したかどうかに価値があると考え、酷評を受けたことを失敗とは捉えていませんでした。のちに酷評を受けたコレクションの服は、アメリカで受け入れられたことをきっかけに、シャネルの人気はまた世界中に広まっていきます。

かけがえのない人間になるには人と同じではダメ

かけがえのない人間であるためには、人と違っていなければならない。
In order to be irreplaceable one must always be different.

このシャネルの名言には、生涯を通して「人と違うこと」にこだわりを持ち続け、自分のスタイルを発信し続ける事が成功に繋がると信じ続けた、彼女の思いが込められています。「自分に出来て他の人に出来ないこと」、またその逆で「自分に出来ないこと」は何かを、常に考え追及していたと言われています。

人と違うことにこだわりを持ち、自分にしか出来ないことを考えていたシャネルは、どの時代においても新しいファッションを生み出ました。ジャージー素材を高級ファッションに取り入れたり、喪服にしか使われていなかった黒をドレスに取り入れたりなど、ファッションの歴史において様々な功績を残しています。人と違うことを追求した結果が、シャネルというブランドを確固たるものに築き上げました。

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