小説ヲタクがおすすめするオールタイムベスト83冊

ココ・シャネルの名言10選!具体的なエピソードや発言の意味を解説

世界的に有名なファッションブランド「CHANEL」の創立者であるココ・シャネル。そんなココシャネルの名言には「失敗しなくちゃ、成功はしないわよ」という有名な言葉があります。

ココ・シャネル

彼女の名言からは「強い意志を持ち挑戦する姿勢」が感じられますよね。そのためファッションだけなく、彼女の生き方そのものが現在も多くの女性から支持され愛され続けています。

この記事では、そんな彼女の名言を「人生・恋愛」に分け、その背景や意味を解説していきます。

ココ・シャネルの名言と意図、背景

ココ・シャネル

人生のヒントが得られる名言

人生が楽しくなかったから人生を創造した

私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造したの。
My life didn’t please me, so I created my life.

シャネルのこの名言は、12歳で母親を病気で亡くし、その後すぐに父親に捨てられ、孤児院生活を送った幼少時代の悲しい思い出を胸に、人生の成功に向けた思いが込められた発言でした。

シャネルは自分の生い立ちや、孤児院で過ごしていた幼少期について、嘘をついて真実を隠していたと言われています。華やかなファッション界で成功を納めるためには、幼少期の生活は決してイメージの良いものではありませんでした。そのためシャネルは、孤児院生活のことは誰にも話さず、二人の叔母に厳しくしつけられた、父親はアメリカに渡り成功を収めたなど、彼女自身が望む幼少期のイメージを作り上げていきました。

シャネルは、自らこの嘘のイメージを作り上げることで悲しくつらい過去を塗り変えて、成功の人生を歩んでいったのです。

流れに逆らうことで強くなる

私は流れに逆らって泳ぐことで強くなったの。
I grew strong by swimming upstream against the current.

19世紀から20世紀の変化の多い時代に生きたシャネルですが、それまで男性の服装とされていたパンツスタイルを取り入れたり、黒の色を普段着に用いるなど、人と違うことをする上で嘲笑されることや、非難を受けることも少なくありませんでした。シャネルはそういった周りの声が自分自身を強くするとして受け止めた上で、流れに逆らいながらも歩みを止めませんでした。

また、シャネルは孤児院で子供時代を過ごしましたが、「お金持ちになって自由を手に入れる」という夢を持ち、必ず実現すると決意していました。子供時代については、本人も悲惨だったと語っていますが、決してその頃の環境を恨むことはありませんでした。悲惨だった環境すらも流れに逆らうエネルギーに変え、シャネルの強さは生み出されたのです。

20代は自然、30代は人生、50代は価値が顔に表れる

ココ・シャネル

20歳の顔は自然からの贈り物、30歳の顔はあなたの人生、でも50歳の顔はあなたの価値に伴うのよ。
Nature gives you the face you have at twenty. Life shapes the face you have at thirty. But at fifty you get the face you deserve.

どのような生き方をしてきたのかその人の顔を見れば分かる、というシャネルの有名な名言です。20歳までは生まれ持った顔だが、それ以降はその人の生き方次第で変わってくる、だから人生は自分で作り上げていくものだという意味が込められています。常に、自分で人生を選択してきたシャネルの言葉だけに重みがあります。

シャネルはファッションにおいても、若く見せることよりもその時のスタイルに合わせた着こなしを楽しみました。1937年のパリ万国博覧会で撮影された54歳のシャネルの写真には、この言葉を体現するような美しさがあります。年齢に伴う衰えさえも感じさせないほど、シャネルの人生は内面から顔に表れ、周りに美しさを感じさせるものでした。

人生は逆境のときにこそ分かる

人生が分かるのは、逆境のときよ。
Life know is, when the adversity.

幾度となく逆境に立たされたシャネルですが、第一次世界大戦、第二次世界大戦と二度の大きな歴史的戦争を経験しました。第一次世界大戦が始まった頃、シャネルが新しいお店を開店した地に、疎開のため上流階級の女性が押し寄せます。それをチャンスと捉えた彼女は、動きやすいジャージー素材の服を量産し始めました。

当時、戦争に多くの男性が出ており、その代わりに女性がさまざまな労働に従事することが増えていたため、おしゃれで動きやすいジャージー素材の服が多くの女性に受け入れられたのです。この女性のニーズにフィットした服の人気から、シャネルは成功への第一歩を踏み出すことになります。

成功は失敗とは無縁であると考える人にやってくる

ココ・シャネル

成功は、多くの場合、失敗が不可避であることを知らない人によって成就される。
Success is most often achieved by those who don’t know that failure is inevitable.

様々な解釈はありますが、成功は失敗を恐れない人のもとにやってくる、といった意味の名言です。失敗を恐れない、もしくは自分が失敗すると考えていない人とも言えますが、まさしくシャネルは失敗や、批判、人から嫌われることを恐れていませんでした。シャネルに関して、このようなエピソードが残っています。

第二次世界大戦後、71歳でファッション界に復帰したシャネルのコレクションはパリで酷評を受けますが、それに対し「人が何と言おうと平気」と話しています。妥協せず自分が全力を出したかどうかに価値があると考え、酷評を受けたことを失敗とは捉えていませんでした。のちに酷評を受けたコレクションの服は、アメリカで受け入れられたことをきっかけに、シャネルの人気はまた世界中に広まっていきます。

かけがえのない人間になるには人と同じではダメ

かけがえのない人間であるためには、人と違っていなければならない。
In order to be irreplaceable one must always be different.

このシャネルの名言には、生涯を通して「人と違うこと」にこだわりを持ち続け、自分のスタイルを発信し続ける事が成功に繋がると信じ続けた、彼女の思いが込められています。「自分に出来て他の人に出来ないこと」、またその逆で「自分に出来ないこと」は何かを、常に考え追及していたと言われています。

人と違うことにこだわりを持ち、自分にしか出来ないことを考えていたシャネルは、どの時代においても新しいファッションを生み出ました。ジャージー素材を高級ファッションに取り入れたり、喪服にしか使われていなかった黒をドレスに取り入れたりなど、ファッションの歴史において様々な功績を残しています。人と違うことを追求した結果が、シャネルというブランドを確固たるものに築き上げました。

恋愛のヒントが得られる名言

恋多き女性だったココ・シャネル

口紅は落ちる過程にこそドラマがある

口紅は、落ちる過程にこそ、ドラマがある。
Lipstick, what in the process of fall, there is drama.

仕事と恋愛に生きたシャネルにとって、口紅が落ちる瞬間には数々のドラマがありました。口紅が落ちていく過程にはいろいろな場面が想像できますが、仕事を終え口紅を落とす時、恋人とキスをする時など、その過程の中には特別な思いが込められていました。

「メイクは自分のためにするもの」という考えを持っていたシャネルは、常にきっちりとメイクをすることで自分自身の気持ちを高めていました。また、彼女は女性が素顔でいることを好まず、メイクをするという行動に対して強いこだわりを持っていたと言われています。それ程までにメイクにこだわったシャネルにとって、女性の口紅が落ちる瞬間はドラマチックに写っていたのでしょう。

香水をつけない女性に未来はない

香水で仕上げをしない女に未来はない
A women who doesn’t wear perfume has no future.

この言葉は、もともとはフランスの作家ポール・ヴァレリーの名言でしたが、気に入ったシャネルは多くの場面でこの言葉を使っていたそうです。「香水は究極のアクセサリー」と言うほど、香水に対する思いは強いもので、自分を表現する香りをとても大切にしていました。

香水で仕上げる最後のひと手間が、女性としての魅力を引き出し美しくし、また女性としての存在を印象づけるものとシャネルは考えていました。彼女にとっては、服装やメイクなど身なりがどれだけ整っていても、香水をしない女性は魅力がなく、美しくないとされていたのです。

欠点を使いこなせばなんだって可能になる

若いころのココ・シャネル

欠点は魅力のひとつになるのに、みんな隠すことばかり考える。欠点を使いこなせばいい。これさえうまくゆけば、なんだって可能になる。
The drawback is one of the attractions, but everyone thinks about hiding.You just have to master the flaws. If this goes well, it will be possible.

若い頃のシャネルはほっそりとした体形でしたが、その時代は一般的には豊満な体型の女性が美しいとされていました。美しいと言われる体型とは正反対でありながらも、それを隠すことなくシンプルな服を着て細身の体型をより際立たせます。その結果、シックな女性像として多くの女性から支持され、新しいスタイルが生まれたのです。

周りから見れば欠点と捉えられるようなことも、自分自身の魅せ方によって魅力に変えていくこのシャネルの行動は、当時の女性の美の基準やスタイルを変えていきました。欠点は最大の魅力に変えられることを、シャネル自身が身をもって示してくれました。

変わらないココ・シャネルのスタイル

私は流行を作っているのではない。スタイルを作っているの。
I don’t do fashion, I am fashion.

ファッショに関するシャネルの名言ではありますが、この一言にシャネルという女性が表されています。ほかの女性とは違い、どの時代においても自分のスタイルを貫く姿が、多くの男性がシャネルに惹かれる彼女の大きな魅力のひとつでした。

シャネルの作るスタイルは、時代をこえて今なお多くの女性に愛されています。時代の移り変わりの中で、女性の地位や役割も大きく変化していきますが、その時のニーズ合ったファッションを見出す才能が彼女にはありました。パンツスタイル、リトルブラックドレス、キルティングの2.55バック、シャネルスーツなど、生涯を通して作り上げたスタイルは、現在もファッションの定番になり引き継がれています。

ココ・シャネルの名言集や関連書籍、映画

名言集、関連書籍

ココ・シャネルの言葉(だいわ文庫)

シャネルの、力強く情熱のある言葉が集められた名言集です。恋愛、ファッション、人生など、ジャンルごとにまとめられており、その時の気持ちにあった言葉を選んで楽しめる一冊になっています。文庫本で、気軽に読み進められるのも特徴です。

ココ・シャネル 99の言葉

シャネルの名言集の中でも、99個と数多くの言葉が集められた名言集。

ジャンル分けされた沢山の言葉の中から、心に響くものが必ず見つかるはずです。名言の解説がとても分かりやすく、写真も多いので、シャネルの世界観をより濃く感じ取ることが出来ます。

仕事と人生がもっと輝くココ・シャネルの言葉

シャネルの名言の中でも、働く女性に向けられた言葉を集めた1冊です。仕事でうまくいかない時、人生でつまずいた時、励まし、力を与えてくれるような言葉が沢山詰まっています。映画プロデューサーである著者ならではの、映画で使われたシャネルの衣装の写真なども多く見られます。

映画

ココ・アヴァン・シャネル

アメリで有名なオドレイ・トトゥ主演の、若き日のシャネルが世界的に成功するまでの半生を描いたストーリーです。シャネルの恋愛についてがメインになりますが、その中でのちにファッションに影響するシャネルのこだわりや、時代を生き抜くための彼女の強い意志や芯の強さが表現されています。

ココ・シャネル

第二次世界大戦後、ファッション界にカムバックした頃のココ・シャネルが主人公として描かれています。過去の自分を思い返すシーンもあり、伝説のデザイナーと言われるシャネルについて時代を追って知ることが出来る映画です。

こちらの映画はファッションに関してのエピソードも多く、映画内での時代を感じ取れるファッションにも注目です。

ココ・シャネルの名言についてのまとめ

伝説的デザイナーであるココ・シャネルの名言を、背景や意味も合わせてご紹介しました。

数多くの名言を残しているシャネルですが、ファッションだけでなく生き方そのものに大きなパワーを感じました。どんな逆境もチャンスに変えてきた彼女の言葉には、時に必要な厳しさを教えてくれるものもありましたが、どれも今を生きる私たちを鼓舞してくれるような力強さが込められています。

人生や恋愛でうまくいかない時、迷った時、ぜひココ・シャネルの言葉の中から前に進むヒントを見つけてみて下さい。

コメントを残す