【2022年8月】中学生に人気のおすすめ小説ランキングTOP30

「朝読書におすすめの小説ってどれだろう?」

「読書感想文の題材にしやすい小説ってあるかな?」

朝読書や夏休みの宿題で出される読書感想文など、小説を読む機会があるとどんな本を読んでいいのか迷いますよね。

そこで今回は、中学時代に図書室に通いつめさまざまな小説を読み漁った筆者が、中学生に人気・おすすめの小説を30冊、ランキングにしてご紹介します。

ランキングは、次の小説ジャンルから30冊厳選しました。

  • 恋愛小説
  • 青春・ファンタジー小説
  • 名作文学

この記事を読めば、あなたに最適な小説を選ぶことができますよ。

この記事を書いた人

一橋大卒 歴史学専攻

京藤 一葉

Rekisiru編集部、京藤 一葉(きょうとういちよう)。一橋大学にて大学院含め6年間歴史学を研究。専攻は世界史の近代〜現代。卒業後は出版業界に就職。世界史・日本史含め多岐に渡る編集業務に従事。その後、結婚を境に地方移住し、現在はWebメディアで編集者に従事。

30位:The MANZAI

読んでみて

1999年に岩崎書店から初版が刊行されたあさのあつこさん原作の青春小説シリーズ。中学2年生の主人公・瀬田歩は、同級生の秋本貴史から「付き合ってほしい」と言われ、文化祭で「漫才・ロミオとジュリエット」を披露することになるのだが…という物語。

実際の漫才のように、テンポのいい掛け合いの多い作品となっており、主人公たちが中学生という事もあるので、共感しながら読める作品となっているのではないでしょうか。

みんなのレビュー

切ない気持ちにもなるし、くすっと笑えるし、 読んだ後の読了感は良かったです。 ふつうにいきるってなんなんだろうなぁ。 思秋期の頃の、もやもやギスギスした感じは、今でもなんとなくざらっと思い出すけど、普通に生きることにもう抵抗すら感じないし、そう自分の子どもにも生きてくれた方が、本人が楽だろうなぁと思うし。 でも、そういうことに抵抗感を感じる、でも大胆なことはできない主人公に、なんとなく共感を、なつかしく思い出す感じ。

読書メーター

29位:半分の月がのぼる空

読んでみて

2003年から2006年に渡り、電撃文庫から刊行された橋本紡さん原作のライトノベル作品。不治の病に侵された少女・秋庭里香と、同じ病院に入院していた少年・戎崎裕一はある事がきっかけで話し相手となり、仲を深めていきます。が、ある時、里香の命がもう長くないという事を知り…という物語。

ファンタジーや異世界物などが多い、ライトノベル作品にしては珍しい穏やかな日常が描かれている作品となっております。

みんなのレビュー

伊勢市の病院を舞台にしたボーイミーツガール、青春小説。 急性肝炎で長期入院して進級が危ぶまれる高校生裕一と、重い心臓病のため幼い頃から病院生活の理香を中心に裕一の友人たちや看護師、医師などが織りなす物語。不器用な裕一が理香のために行動する姿が青春だなと思う。命の限られた理香を守り一緒に歩いて行こうとする裕一の心の成長が眩しい。

読書メーター

28位:時をかける少女

読んでみて

1967年、学年誌で連載されていた筒井康隆さん原作のSF小説。中学3年生の主人公・芳山和子が理科室で嗅いだラベンダーの香りをきっかけに、テレポーテーションとタイムリープの能力を持ってしまい、様々な事件に巻き込まれていく、という物語。

1983年に公開された大林宜彦監督の映画が有名な作品で、現代で言うライトノベルのようなファンタジーかつ情緒溢れる青春物語となっております。

みんなのレビュー

アニメや映画は未視聴なので、これが初めて。‬ ‪期待してたよりも淡白な感じでサラッと読めた。‬ ‪他の2編同様に設定は面白いけど、捻っていないのが自分的には物足りなかった気がする。それでも、発表当時を考えるとSFの先駆的な作品だったのかな。

読書メーター

27位:きみの友だち

読んでみて

2005年10月に新潮社から刊行された重松清さん原作の青春小説。不慮の事故で足が不自由になってしまった主人公・和泉恵美は周りの同級生と壁を作るように孤立しておりました。しかし、病弱な同級生の楠原由香との出会いをきっかけに、恵美と由香は仲良くなっていき…という物語。

様々なクラスメイトが登場し、クラス内の微妙な人間関係が描かれております。また、この作品を読むことで、「友達」という曖昧な存在の大切さに気付くのではないでしょうか。

みんなのレビュー

子供の学校の推薦図書を読む。小学生から中学生の成長過程の日常とは、葛藤とは。中々に面倒臭くこんがらがっている。生まれつき病弱な女の子の柔らかい笑顔と交通事故により足が不自由になった女の子の素っ気ない物言いが、混ざり合い無敵な二人になる。いろんな悩める子供の物語、最後に成長した姿を垣間見れるのもホッとした。友だちは百人も要らない。その一人と出会えれば。

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26位:十五少年漂流記

読んでみて

1888年にフランスで発表された作家・ジュール・ヴェルヌ原作の冒険小説。ある事がきっかけで、帆船であるスルギ号により漂流してしまった14人の小学生と1人のボーイ、合計15人の少年たちが様々なサバイバルを繰り広げる物語。

明るい冒険活劇となっており、児童向けの作品となっておりますが、学生の時に読んでも面白い名作文学となっております。

みんなのレビュー

読んだ! ジュール・ヴェルヌの十五少年漂流記。子供のころ読んだのかなぁ。記憶にない。大人が読んでもとても楽しかった。 興味深いのは、主人公がフランス人ということ、文体が冗長なこともあり、発刊当初欧米では流行らなかったそうな。日本では、森田思軒さんが英語版から邦訳した際に、メリハリがつく文章に訳しなおした影響で日本では大流行したとか。 次は「海底二万里」でも読んでみようかな~。

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25位:黄色い目の魚

読んでみて

2005年に新潮文庫から刊行された佐藤多佳子さん原作の青春恋愛小説。海辺の高校生、村田みのりと木島悟。ある時、美術の授業にて、デッサンのモデルとなったみのりの表情について、木島は考え始めるようになり…といった作品。

16歳という多感な時期だからこそ、互いの気持ちをうまく表現できないもどかしさと、自分を改めて見つめなおす、そんなことを上手く表現している作品となっています。

みんなのレビュー

高校生の男女が交互に語る青春小説。二人とも真っ直ぐで、それゆえに悩んで苦しんで。この年代ならではのピュアで清々しい物語。相手を好きになっていく課程がそれぞれの立場から丁寧に描かれていて、こういう恋がしたかったなと羨ましくなってしまった。

読書メーター

24位:銀河鉄道の夜

読んでみて

宮沢賢治の代表作であり、1924年ごろから初稿が始まり、没後の1934年に刊行された童話作品。主人公・ジョバンニと親友であるカムパネルラは、ある時、星祭りの夜に、銀河ステーション行きの銀河鉄道に乗り込んでおり…という物語。

様々な用語が登場し、様々な解釈をしながら楽しめる作品となっているので、何回も読みながら、物語を空想しながら楽しむことが出来ます。

みんなのレビュー

『銀河鉄道の夜』。子供の頃に何度読み返したか分からないくらい読みました。不完全なのが、賢治の悲しき生涯の象徴にさえ思える。他人の幸を願うことは簡単にできない。なのに苦しい思いをしているジョバンニが他者の幸せを願うをことが愛しい。大切な人を失うとしても、彼は絶望でなく希望を得る。だから、苦しく哀しくて、そして優しい物語。

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23位:ぼくらの七日間戦争

読んでみて

1985年4月に角川書店から刊行された宗田理さん原作の青春小説。主人公・菊池英治ら1年2組の男子生徒達は、廃工場へと立てこもり、「解放区」として理不尽な校則などで縛り付ける大人たちへ反旗を翻そうと奮闘する物語。

1988年に公開された宮沢りえさん主演の映画で名前を知っている方も多いと思われる作品で、中学生たちが大人への不信感と社会の閉塞感に立ち向かって行く物語となっています。

みんなのレビュー

何十回目の再読。私を本の世界に連れてきてくれた運命の本です。小3の時、初めて手に取った小説で、6時間半かかって一気読みしました。夏の夢のような、輝かしい青春の一瞬が蘇ってきます。今じゃこうはいかないんだろうなと思う部分が沢山あって、小学生の頃とはまた違った感覚で読めました。それがなんとなく寂しい。純粋に、英治たちの戦いに憧れられないことが。仲間を大事にしてるというより、仲間を無条件に信じて自分たちはなんでもできると思っている「ぼくら」が羨ましいと思いました。いつのまにか、中学を卒業しちゃったな、自分。

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22位:どこよりも遠い場所にいる君へ

読んでみて

2017年に、集英社オレンジ文庫から刊行された阿部暁子さん原作の青春恋愛小説。主人公・月ヶ瀬和希は秘密を抱えており、白井のいない場所として離島の学校へと転校しました。ある時、島の入り江で倒れていた少女・七緒を発見したことで、2人はある謎を解き明かすことに…という作品。

読みやすい文体で、情景なども丁寧に描かれている作品となっております。また、続編である「また君と出会う未来のために」と合わせて読むのもおススメです。

みんなのレビュー

表紙の絵で自分の中の物語が始まるように、物語の描写がそのまま文章とぴったりとはまり、最後まで心地よく流れるように終えました。神隠しやマレビト、離島、秘密など面白いキーワードを使いながら、またとても登場人物のしっかりした設定もあって、最後までとても面白かったと思います。後半はなるほどそういう展開になるのかとまたもう一度読み応えがあり、終始とても面白かったです。他の作品も是非読んでみようと思いました。

読書メーター

21位:人間失格

読んでみて

1948年7月に筑摩書房から刊行された太宰治原作の中編小説。「恥の多い生涯を送って来ました」という、書き出しから始まり、人とは違う感性を持つ自分に対し、あえて道化を演じる男として自分の本性を隠し続けてきた男の生涯についての物語。

私小説的な意味合いが含まれている作品であり、暗い作品ではあるものの、こういった作品から、今後生きていく上での何か新しい発見があるかもしれません。

みんなのレビュー

中学のときは読みきれなかったんだけど、今読むと短くて驚いた。 読後感はとても悪い……。 幼少期から人間らしくなかった主人公が3人の女と出会って少しだけ人並みを手に入れ、周りの人間は誰も責めていないのに自分ですべてを投げ捨てる。 ヤク中になり隔離病棟で「人間失格」を思い浮かべる。 いつから人間失格だったのか、人間とはなにかを考えさせられる

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