コンクリート事件で被害者がされたことは？悲惨な事件の詳細

「コンクリート事件の被害者がされたことが惨いと聞いた」
「コンクリート事件は胸糞悪くなる事件と聞いているけど…」

「女子高生コンクリート詰め事件」は、1988〜1989年にかけて起きた、当時17歳の女子高生を拉致監禁の上に強姦・拷問の末に殺害し遺体を遺棄した事件です。あまりにも残虐な事件に世間は驚愕し、少年法についても議論される事件となりました。

昭和から平成に変わる時期に起きた女子高生コンクリート詰め事件は、昭和を代表する凶悪事件といえますが、近年は事件を知らない世代も増えてきているようです。この記事では、被害者がどのようなことをされたのかに焦点を置いて紹介します。

※この記事では事件を正確にお伝えするために残酷な表現が多く登場しますので、その点はご留意頂きお読みいただければ幸いです。

この記事を書いた人

女子高生コンクリート詰め殺人事件の概要

女子高生コンクリート詰め殺人事件は、1988年11月から1989年1月にかけて起きた発生した猥褻略取誘拐・監禁・強姦・暴行・殺害・遺体遺棄事件です。犯行の実行犯は未成年の少年4名で、被害者女性は不良グループに拉致監禁され、約40日間加害者の家で強姦と惨い暴行を受けています。

女性は加害者たちから集団リンチをうけて死亡し、遺体はコンクリート詰めにされて東京都江東区の東京湾埋立地に遺棄されました。1989年の別の強姦事件で逮捕された加害者の1人が自供したことにより事件が発覚し、犯行の全貌が明らかになっています。

事件は凶悪・残忍な少年犯罪として世間に衝撃を与え、さらに残虐でありながら主犯4名が未成年であったことにより、少年法によって軽い刑罰となってしまったことも問題となった事件でした。

コンクリート事件の被害者「古田順子」さんがされたこととは？

女子高生コンクリート詰め事件の被害者である古田順子さんは当時高校3年生でしたが、学校で問題を起こすこともない真面目な生徒で、近所でも評判の美少女だったといいます。その少女は日常を奪われ、地獄のような拷問を受けています。ここでは、古田さんがされた仕打ちについて紹介します。

約40日間強姦・暴行が行われた

古田さんは加害者宅に監禁された40日間、以下のようなリンチを受けていたといいます。

• 不良仲間や暴力団関係者など100名近くから強姦される
• 頭部・顔面に蠟燭の蝋をたらした
• 目に蝋燭を立てた
• 殴る蹴るの激しい暴行
• 自慰行為の強要
• 真冬にベランダに裸で出して放置した
• 陰部を灰皿代わりにした
• 膣に棒を入れ内部を強引にかき回した
• 肛門に花火を入れ引火させた
• 排泄物を飲むように強要
• 生きたままのゴキブリを食べさせた
• ドリルで膣と肛門を1つに繋げようとした
• ライターのオイルをかけ火をつけた
• 2㎏の鉄球をお腹に落とした

古田さんは40日間の間に、人間の尊厳を踏みにじられるような仕打ちを受けていました。

古田さんの監禁は当初強姦目的だったといいますが、最後の方はばれないための保身であり、「ギャンブルに負けたことへの腹いせ」などの身勝手な理由で暴行を受けていたといいます。

なお、上記に記したことはあくまで一部であり、加害者が証言していないだけで他にも惨い仕打ちが行われていたことは想像に難くありません。

度重なる強姦で妊娠していた

古田さんは遺体発見後の司法解剖によると、妊娠の形跡があったといわれています。古田さんは約40日間に昼夜問わず、400回以上の性交を強要されたそうです。コンドーム等の避妊具は発見されていません。

また、古田さんは加害者たちからの激しい暴行により、子宮が引き裂かれていたそうです。そのため発見時は、子供を産めるような状態ではなかったといいます。古田さんは強姦により望まない妊娠をさせられた上に、子供が産めない体にまでされていたのです。

コンクリート事件の被害者は妊娠していた？悲惨すぎる事件の真相

最終的に識別が困難なほど悲惨な状態だった

古田さんの遺体は、リンチにより家族が見ても本人だと識別できないほど悲惨な状態だったといいます。加害者たちは古田さんが亡くなった後に、ドラム缶に遺体を入れ、コンクリートやセメントを流し込んで遺棄していました。

そして数か月後に発見されていますが、遺体は以下のような状態だったといいます。

• 顔は崩れ原型を留めていなかった
• 頬の骨や顎の骨は砕け散っていた
• 髪はストレスにより抜け落ちていた
• 歯茎にまともについている歯は1本もなかった
• 全身の火傷のため腐敗が進んでいた
• エナジードリンク2本が性器に入っていた
• 乳房には数本の裁縫針が入っていた
• 脳はストレスで1/2サイズに委縮していた

あまりの酷さに顔を背ける捜査員もいたといいます。古田さんの遺体を遺族である母親が見たとき、ひどく苦しみ発狂寸前となり精神科に搬送されたそうです。

同じころ、取り調べを受けている加害者たちは、弁護士に「遊びなんだからいいじゃない」といい加減な態度を取っていたといいます。