【意外】外国人が驚く日本の文化ランキングTOP13

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某週刊誌の元記者

東条りな

Rekisiru編集部、東条りな(とうじょうりな)。新卒で某有名週刊誌を運営する出版社に入社。8年勤務したのち結婚を機に退社。芸能ネタとネットゴシップ収集が生き甲斐であり趣味であり仕事。現在はWeb系メディアを中心にメディア編集業に従事。

第13位:4月に入学式が行われること

世界では9月に新学期である場合が多い

日本に来た外国人は、日本の入学が4月に行われることに驚く人が多いようです。日本の入学式といえば4月の桜が花咲く時期に行われますが、世界中の多くの国では9月の秋に行われることがほとんどです。

明治時代の高等模範学校は9月入学だったらしい(写真は東京高等模範学校)
出典:Wikipedia

世界でも珍しい日本の入学式が4月に行われる理由は、国の会計年度に合わせて4月に新学期を始めた方が便利なためだといいます。日本は元から4月が新年度というわけでなく、明治時代に西洋文化が入ってきた頃には、高等教育は9月が主流だったのだそう。しかし明治19年(1886年)に国の会計年度が「4月から3月」と決まったために、文部省の指示で高等模範学校は4月入学となりました。

会計上の関係から現在まで4月に入学するようになった

ただし近年は、グローバル化を見据えて9月入学が検討されており、導入されている学校もあります。しかしながら長らく4月入学である日本において、9月入学を取り入れるには大きな壁がありそうです。

第12位:温泉で混浴という文化があること

現在も少数だが混浴の温泉はある

外国人を驚かせることの1つが、日本人は裸で公衆浴場に入浴することであり、さらに驚くのが「混浴」があることだといわれています。近年では「混浴」である公衆浴場は減少したものの、少数ながら現在も混浴浴場は存在します。

公衆浴場で全く知らない人と裸で入ることに抵抗を感じるという
出典:Wikipedia

外国人にとってまず、日本人は非常に「お風呂が好きな人たち」と驚くといいます。そのうえ温泉などの公衆浴場では裸となり全く知らない人と一緒に入ることも、恥ずかしがりやな民族といわれる日本人のギャップと捉えられているそう。

ペリーも日本の混浴にはとても驚いたといわれる
出典:Wikipedia

混浴は特にアラブ圏では考えられない文化であり、「日本人はまじめで尊敬していたけどそんな不道徳な文化(混浴)があると味方が変わった」という反応を受けたという人もいます。また、黒船で来航したペリーも日本人の混浴を見て、「他の東洋の国に比べてはるかに道徳心が優れているが、淫蕩な民族である」といった感想を漏らしたそうです。

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