平清盛とはどんな人物か?生涯・年表まとめ【功績や逸話も紹介】

平清盛の関連作品

おすすめ書籍・本・漫画

新・平家物語全16巻合本版

平氏一門はもちろん、源氏、天皇家、公家、僧侶たちが個々に強烈な個性を持って生きている歴史物語です。清盛の冒険ストーリーのような側面もあって、長編ですが飽きることなく、最後までワクワクしながら読み進められます。

平家の群像 物語から史実へ

平家物語はあくまでフィクションですが、史実として平氏一門はどんな人々だったのかについてスポットを当てて語られている本です。平氏は悪人というイメージを持つ人もいますが、実際には一人一人の能力が高い一族だったことがよくわかります。

0から学ぶ「日本史」講義(中世篇)

平清盛だけではなく、その前後の歴史も説明されているので、清盛の業績の歴史的意義がよくわかります。講義スタイルで書かれているため、読みやすい本です。

おすすめ動画

大河ドラマ平清盛の魅力とは?平安トーク!大河ドラマ平清盛に備えよ!

大河ドラマは長いから見るのに躊躇してしまうという人にオススメしたい動画です。大河ドラマ「平清盛」は、視聴率こそ悪かったものの、今でも熱狂的ファンが多い作品です。その魅力を、歴史家も交えて熱く語っています。沢山いる登場人物の整理にも役立ちます。 

おすすめ映画

スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

西部劇の設定で、平家と源氏のギャングが英語で話し、ガトリング銃と刀を振り回して戦っているという無茶苦茶な映画です。

しかし平清盛役の佐藤浩市を始め、伊藤英明、伊勢谷友介、安藤政信、堺雅人、香川照之と芸達者が大真面目にやり合っているのが格好良くて笑えます。平氏は赤、源氏は白のテーマカラーを基調にした衣装も素敵です。

新・平家物語

市川雷蔵が平清盛を演じた、溝口健二監督による1955年の映画です。平安京の群衆のシーンなど、本当に平安時代はこうだったのかもと思わせるほどのリアルに見える映像美は、目を見張るものがあります。今はこのような時代劇を作るのは難しいでしょう。

五条霊戦記//GOJOE

のちに源義経と呼ばれる遮那王と弁慶の話ですが、監督としても知られる諏訪敦彦が平清盛を演じています。遮那王役、浅野忠信のアクションが目を惹く、石井聰亙(岳龍)監督らしい、スタイリッシュな映像美が見どころです。

おすすめドラマ

大河ドラマ「平清盛」

清盛が歳を重ねるごとに、演じる松山ケンイチの表情や纏う雰囲気が変わっていくという素晴らしいドラマです。

清盛は、平氏一門を率いるという自分の価値を見出した喜びを噛み締めながらも、権力を握り、棟梁の重責に耐えかねて、正気を失う面も見えてきます。それでも志半ばに倒れてしまった人たちの思いを背負って生きていく姿は、最後まで魅力的でした。

人形歴史スペクタクル平家物語

1993年から1995年までNHKで放送されていた人形劇です。人形劇三国志を手がけたことでも有名な川本喜八郎作の平清盛は、眼力鋭い、明確な意志を持った人形でした。清盛を担当した風間杜夫の声が艶っぽく魅了されます。大人も十分楽しめる作品です。

TBS大型時代劇スペシャル平清盛

1992年にTBSで放送された大型時代劇です。松平健が演じる平清盛は、品があって立ち回りが格好良いのが特徴的です。お正月の娯楽時代劇らしく、家族で楽しめるストーリーです。

関連外部リンク

平清盛についてのまとめ

平清盛を最初に知ったのは小学生の時でしたが、平氏はみんな似たような名前で覚えにくいという程度のイメージでした。中学生になって出会った吉川英治の著作「新・平家物語」に強烈なインパクトを受け、清盛の人間的魅力、先見性に惹かれるようになりました。

平清盛は、日本の歴史の転換点にいた人物です。この人がいたからこそ、武士の時代がきました。貨幣経済も浸透しました。もっともっと注目されていい人だと思います。

大河ドラマ平清盛は、今考えると驚くような若手キャストがこぞって出演していました。人形劇平家物語は、見る人を選ばない、親しみやすい作品です。清盛に関する小説もたくさん出版されています。平清盛の世界への入り口はたくさんあります。

この記事をきっかけに、平清盛に少しでも関心を持ってもらえたら嬉しいです。

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