孔子の名言20選!発言の背景に込められた意図や背景も解説【原文付き】

若い人を侮ってはいけない

若い世代の柔軟な考え方を取り入れていくべきということだろう

「後世畏おそるべし」

意味:若い人を侮ってはいけない

若い人には将来と新しい発想があるためだという解釈がなされています。確かに若い人の発想には驚かされることも多く、いつの時代でも新しい風を吹き込んでもらえるものです。

過ぎるも不足も同じことだ

長すぎるものも短すぎるものも結局同じものだ

「過ぎたるは及ばざるがごとし」

意味:過ぎるも不足も同じことだ。どちらも丁度よいところを得ていない

非常に有名な言葉で“やりすぎは駄目だ”という戒めによく使われます。しかし広い意味では、長かったり短すぎても駄目で丁度よい所を見つけて何事も行動したいものです。

生の意味もわからないのに死がわかるわけがない

死は人間にとって最高の恐怖だが生きることに専念すべきということかもしれない

「いまだ生を知らず、いずくんぞ死を知らん」

意味:生の意味もわからずに、死の意味などわかる訳がない

この言葉から“孔子は死に興味がなかった”と解釈されています。確かに今生の生きる意味もわからず生きている人がほとんどで、それで死を考えるのは気が早いということでしょう。いつの時代も“人生”は永遠のテーマであり、答えを見つけるのは大変そうです。

過ちを正さないことが最大の過ちだ

間違っているとわかっていて道を正さないことは最大の罪だ

「過あやまちて改めず、これを過ちという」

意味:過ちを犯したのに悔い改めない、これを本当の過ちというのだ

現在もよく戒めの言葉として教えてもらう言葉です。過ちを気づきながら悔い改めないことが最も良くないことだということは、不変の道徳として現在も私たちの心の奥底に刻み込まれているのです。

人格者は調和を大事にする

日本は“ヤマト”に“大きな和”と当て字するほど古来から和を重んじていた

「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」

意味:徳のある人物は人との調和を求めるが、品位がないものは調和を求めないものだ

人格者は周りの雰囲気を読んで調和を求めますが、確かに品位のない人は和を乱す人が多いのが事実です。日本人が昔から大事にしている“和”の心を今一度思い出して、日々の生活を振り返ってみたいものです。

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