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孔子の名言20選!発言の背景に込められた意図や背景も解説【原文付き】

孔子の教えを知りたい!」
渋沢栄一の大河ドラマを見ていて“論語”の教えを知りたくなった」

孔子は中国の春秋時代の思想家で、儒家の始祖です。釈迦・キリスト・ソクラテスと並んで4聖人に数えあれており、弟子たちが約400年かけて孔子をまとめた言語録が“論語”です。

孔子の教え儒学は日本にも大きく影響を与えている

日本へ最初に輸入された書物が“論語”で、漢字と共に伝来したといわれており、聖徳太子の“十七条の憲法”にも論語の影響が強く出ています。近年では渋沢栄一が“論語”の精神と商売を融合し、事業を発展させたりと今も日本人に深く影響を与え続けています。

そんな論語を改めて読み砕くために、特に有名な20個の名言を選びました。きっと聞いたことがある言葉も多くあると思いますので、日本人の根底にある“道徳”を再確認できるはずです。

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孔子の名言と意図、背景

君子の九思

孔子の弟子によって口述されてきたものが“論語”となった

君子の九思(心掛けるべき九つのこと)

  • 1:物を見るときは、はっきり見る
  • 2:聞くときは、誤りなくしっかりと聞く
  • 3:表情はおだやかに
  • 4:態度は上品に
  • 5:言葉は誠実に
  • 6:仕事には慎重に
  • 7:疑問があれば、質問する
  • 8:みさかいなく怒らない
  • 9:道義に反して利益を追わない

“君子(人格者)”として心がけないといけないことを9つ出したものです。君子の条件は、学徳があり人民の模範になるような人物の事だそうです。自らが君子となるために必要な事であり、今の私たちから見ても日々心がけたい事が挙げられています。

自分がして欲しくないことは人にしてはいけない

自分がされて嫌な事は当然人を傷つけてしまう

「己の欲せざる所は人に施す勿れ」

意味:自分がして欲しくないと思うことは、他人にとっても同じことなので他人にすべきではない

論語の中でも、教科書で紹介されることも多い有名な言葉です。確かに自分が嫌な事は他人も嫌なことであり、日々意識して行動してくると周りへの信頼と繋がっていくでしょう。簡単な様で難しい事ですが、心に留めて行動していきたいものです。

学ぶことを実践するのは非常に嬉しいことだ

商法講習所跡、実践して身に着けさせることを目的とした

「学びて時にこれを習う、またよろこばしからずや。朋あり遠方より来たる、また楽しからずや」

意味:学ぶこと、それを実践して身に着けること、なんと喜ばしいことだろう。友ができ遠方からも学問の友が集まってくる、なんと楽しいことだろう

非常に有名な言葉です。確かに学び、実践して身に着けることは非常に嬉しいことです。そして学びの中で生涯の友ができたらどんなにか嬉しいことでしょう。明治時代に渋沢栄一が援助し、“学問を実践して身に着けさせる”のを目的として“商法講習所(現:一橋大学)”を設立しています。これもまさしく、この言葉に当てはまるでしょう。

人と話し合い協力しなさい

聖徳太子は“論語”の言葉を憲法の第一条に持ってきている

「和を以て貴しと為し」

意味:人とよく話し合って協力することを大切にしなさい

聖徳太子が定めた“十七条の憲法”の第一条に採用された一文です。聖徳太子が思い描いた政治に如何に大事と考えていたかがわかります。協力することが大事なことを、聖徳太子の時代には日本でも根付いていたことがわかります。

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悪いことを止める勇気を持ちなさい

理不尽や困っている人に手を差し伸べる心が欲しいものだ

「義を見てせざるは勇無きなり」

意味:義とわかっていてそれをしないのは卑怯である

“義”とは理にかなったことを意味します。理不尽なことへの人助けなどでよく出される言葉です。本当にその通りなのですが、間違っていると止める勇気というのは難しいことです。言葉のような勇気を持って行動したいものです。

徳がある人は理解者が必ず現れる

孔子も後年多くの弟子を持つこととなった

「徳、孤ならず。必ず隣あり。」

意味:徳ある人が孤立することはない。必ず理解者が現れる

“徳”が備わっている人は、最初は孤立していたとしても、必ず理解者が現れるといいます。孔子もすぐに教えが広まっていたわけでなく、論語が編集されたのも400年後といわれています。まさしく徳が時間をかけて形となったものでしょう。

朝に道を知れば夕方に死しても本望だ

生きる道を知ることができれば、夕べに死んでも良いと孔子は言っている

「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」

意味:朝に道なるものを会得したならば夕方に死んでも本望だ

“道”とは、“人が生きる意味”“真理”など多くの解釈が可能な言葉です。きっと孔子は自分が追い求めているものを追求し続け、道がわかったときは夕べに死んでも本望と思うほど知りたかったのでしょう。

自分の使命があるから霊など信じない

孔子はオカルト的な話を全く信じなかったそうだ

「子は怪力乱神を語らず」

意味:孔子は怪しげな心霊現象などについては語らなかった

孔子の教え、儒教を語る一つの象徴的な言葉です。孔子の思想を語るときによく見かける言葉です。孔子は“自分は天から授かった使命がある”と信じており、そんな自分に霊など如何程でもないという価値観でした。道徳の探求をする孔子にとって心霊は、興味がないことだったのでしょう。

知るは好きに敵わず好きは楽しむに敵わない

“好きこそものの上手なれ”は今も昔も変わらない

「これを知る者は、これを好む者にしかず。これを好む者はこれを楽しむ者にしかず」

意味:理解している人は好きということに敵わない。好きだという人は楽しんでいる人に敵わない

これは現在でも通じることで、何事もただ理解している人ではなく、好きでしている人の方が強いことを表しています。そして好きだけでなく楽しんで出来ている人は非常に伸びるでしょう。自分が伸びる仕事や趣味を見つけたいものです。

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