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スティーブ・ジョブズのプレゼンの特徴は?構成や話し方、準備などの裏側も紹介

iPhone、iPad、MacBookなど今や知らない人はいないアップルの創始者であるスティーブ・ジョブズですが、彼はプレゼンの名手としても有名です。アップルの躍進の背景には同社の創り出す製品がすばらしいことはもちろんのこと、ジョブズのプレゼンの効果もあるのではないでしょうか?

そこで今回は、なぜ彼のプレゼンはこれほどまでに人々を魅了し、惹きつけるのか?その魅力と特徴、についてまとめました。また、ジョブズのようにプレゼンが上手くなるには何が必要なのか、彼のプレゼンに関連する書籍も紹介します。

スティーブ・ジョブズのプレゼンはなぜ魅力的なのか?

プレゼン中のスティーブ・ジョブズ
出典:Wikipedia

スティーブ・ジョブズのプレゼンが人々を魅了して止まない理由はいくつもありますが、そのうちの一つは彼の持つ圧倒的なカリスマ性です。スティーブ・ジョブズ自身の人としての魅力、自社であるアップルが開発する製品に対する確かな自信と情熱といったカリスマ性こそが彼のプレゼンで人々を惹きつけていることは明らかです。

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ですから彼のプレゼンを書き起こし、他の誰かがジョブズを真似して読んだとしても、彼ほど魅力的なプレゼンにはならないでしょう。ジョブズのプレゼンが魅力的なのは、彼のカリスマ性が非常に重要であると言えるのです。

しかし、彼のプレゼンは決してカリスマ性のみで成り立っているわけではなく、話し方やプレゼンの構成、内容などにも特徴があり、決してプレゼンの基礎を疎かにしていません。これらの特徴についてはこの後、より詳しく紹介します。

一度は見て欲しいスティーブ・ジョブズのプレゼン動画

iPhone発表時のプレゼン

この動画は、今や日本のスマホのシェアの約5割を占めるiPhoneが世に送り出されたその瞬間で、伝説とも言われる2007年のiPhone発表時のプレゼンです。私はこのジョブズのプレゼンが一番印象的で、この動画ほど彼のプレゼンの魅力や特徴などが詰まっているものはないと思っています。

他にもジョブズのプレゼン動画はありますが、どれか一つだけ紹介するなら、私は迷わずこの動画をおすすめします。ぜひ一度見てみて下さい。

スティーブ・ジョブズのプレゼンの特徴

スティーブ・ジョブズのプレゼンの特徴を挙げればいくつもありますが、そんな中でも以下のような大きな特徴が3つあります。

  • 誰が聞いても分かる話し方
  • 聴衆を惹きつける話の構成
  • 製品の魅力を伝える印象的な一言

これらの特徴がジョブズのプレゼンを非常に魅力的なものにしており、彼が聴衆の心を鷲掴みにするプレゼンができる要因になっています。一見、何でもないような当たり前のようなことに見えますが、プレゼンをしたことがある人はこれらを実際にやろうとすると、どれほど難しいことなのか分かるのではないでしょうか?

先程挙げたジョブズのプレゼンの特徴がどのようなものかこれから紹介します。

誰が聞いても分かる話し方

アップル製品の展示イベントに登壇するジョブズ
出典:Wikipedia

スティーブ・ジョブズのプレゼンにおける特徴の一つとして、誰が聞いても分かる話し方が挙げられます。これはプレゼンの基本中の基本ですが、彼はこの基本を忠実に守りプレゼンに望んでいます。

ジョブズのプレゼンでは、その業界にいないと分からないような専門用語や複雑な言い回しは絶対に使いませんでした。また、可能な限り余計な情報を排除し、シンプルなプレゼンを実現させることで、自分が一番伝えたい要点をどのような聴衆にも理解できるようにしています。

彼のプレゼンを見ると、身振り手振りや絶妙な間のとり方、時折挟まれる遊び心溢れるユーモアなどが目に留まることが多いかもしれません。しかし、プレゼンの大前提でありながら、実際やるとなると難しい、誰が聞いても分かる話し方というのはスティーブ・ジョブズのプレゼンの大きな特徴の一つです。

聴衆を惹きつける話の構成

iPadのプレゼンをするスティーブ・ジョブズ
出典:Wikipedia

ジョブズのプレゼンの構成は聴衆を意識したもので、小説や映画のように一つのストーリーになっています。大まかな構成は以下の通りです。

  • 聴衆の期待を煽る
  • 新製品の発表
  • 同業他社との比較

彼のプレゼンの冒頭では、これから発表される新製品への期待を高めるようなフレーズを使い、聴衆の興味を引きつけます。一例を挙げると、先程紹介したiPhoneのプレゼンでは以下のような発言がありました。

「二年半この日を待ち続けていた」
「数年に一度全てを変えてしまう新製品が現れる」

このような言葉を用いることで、これから一体どのような製品が発表されるのかと聴衆の期待と興味をそそります。そんな聴衆の期待が頂点に達したときに、本題である新製品を発表し、その製品のすばらしさを語ります。

その後、同業他社の製品や既存の製品の不満な点を挙げることで、聴衆の共感を得ながら、それと比較して自社の製品がどのような改善がなされ、いかに優れているかを説明していきます。

このような常に聴衆を意識した構成が、ジョブズのプレゼンが人々を魅了してやまない一因です。

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