日本で起きた有名な通り魔事件一覧まとめ【事件の詳細も解説】

1998年:堺市通り魔事件

大阪府堺市
出典:Wikipedia

堺市通り魔事件は、1998年1月8日に大阪府堺市の路上で起こった事件です。犯人はシンナー中毒の19歳男性で、登校中の女子高生と幼稚園バスを待っていた園児、母親が被害に遭いました。少年は上半身裸になり、登校中の女子高生を4回刺しました。

この事件で園児が死亡。女子高生と母親は重傷を負っています。その後の裁判で、犯人の少年は懲役18年が言い渡されました。

1999年:池袋通り魔殺人事件

造田博
出典:デイリー新潮

池袋通り魔事件とは、1999年9月8日に、東京都豊島区東池袋の東急ハンズ前で起こった事件です。犯人は23歳男性・造田博で、凶器は包丁と金槌を使用。東急ハンズ入口で「ウォー!むかついた。ぶっ殺す」と叫んだあと近くの通行人に襲いかかりました。

この事件の被害者は8名。うち2名が死亡し、6名が負傷しています。犯行理由は、社会に対する不満でした。その後の裁判で造田博は死刑判決を受けています。

1999年:下関通り魔殺人事件

下関通り魔殺人事件とは、1999年9月29日に山口県下関市のJR下関駅構内で起こった事件です。犯人は35歳男性・上部康明。被害者は15名です。うち5名が死亡し、10名が負傷しました。

上部康明はレンタカーで下関駅の構内に突入し7名をはねた後、車から降り、包丁で8人に切りかかりました。犯行理由は社会に対する恨みで、その後の裁判で彼は死刑判決を受けており、2012年3月29日に死刑が執行されています。

2001年:レッサーパンダ帽男殺人事件

犯人の似顔絵
出典:コロナッシングラボ

レッサーパンダ帽男殺人事件とは、2001年4月30日に東京都台東区浅草で起きた事件です。犯人はレッサーパンダ帽を被った男性で、軽度の知的障害者でした。被害者は19歳の女子短大生1名で、失血死しています。

事件当時、交差点で被害者は犯人の顔を確認したのち、驚いた顔をしたため、犯人は馬鹿にされたと思い込み被害者の胸や腹、背中を包丁で刺しました。その後の裁判で男性は無期懲役を言い渡されています。

2001年:附属池田小事件

宅間守
出典:AERAdot.

附属池田小事件とは、2001年6月8日に大阪府池田市の大阪教育大学附属池田小学校で起きた事件です。犯人は宅間守で、犯行理由は社会への恨みです。犯人は附属池田小に侵入し、児童と教師計23名を出刃包丁で刺しました。

被害者23名のうち、児童8名が死亡。15名が負傷しました。その後の裁判で犯人は死刑判決を受けており、2004年9月14日に刑が執行されています。

2003年:名古屋市連続通り魔殺傷事件

伊田和世
出典:YAHOO知恵袋

名古屋市連続通り魔殺傷事件とは、2003年3月30日に名古屋市北区で、4月1日に千種区で発生した事件の総称です。犯人は38歳女性・伊田和世で、被害者は2名。1名が死亡し1名が負傷しました。犯行理由は、2件目でバッグを奪って逃走したことから、窃盗目的とされています。

犯人は、その後の裁判で無期懲役を言い渡されました。

2007年:京都精華大学生通り魔殺人事件

京都精華大学
出典:Wikipedia

京都精華大学通り魔殺人事件とは、2007年1月15日に、京都市左京区で起きた事件です。犯人は20〜30代の男性が浮かび上がっていますが検挙に至っておらず、2021年現在も未解決のままです。凶器は幅1〜2cmの小型のナイフと見られています。

被害者は京都精華大学マンガ学部1年生の男性で、胸や腹など全身を十数箇所刺され、死亡しました。

2008年:土浦連続殺傷事件

金川真大
出典:IndxDesignBlog

土浦連続殺傷事件とは、2008年3月19日・3月23日に茨城県土浦市で起こった事件です。犯人は24歳男性・金川真大で、凶器は包丁とサバイバルナイフ。被害者は9名で、うち2名が死亡し、7名が負傷しました。犯人は犯行理由について「死刑になるために人を殺した」と供述しています。

犯人はその後の裁判で死刑判決を受けており、2013年2月21日に刑が執行されています。

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