日本で起きた有名な通り魔事件一覧まとめ【事件の詳細も解説】

2013年:東陽町駅前通り魔事件

取り押さえられた犯人・河村保
出典:清澤眼科医院

東陽町駅前通り魔事件とは、2013年3月19日に東京都江東区、東陽町駅前で起きた事件です。犯人は元暴力団員の49歳男性・河村保で、包丁2本を振り回し、通行人に襲いかかりました。被害者は4人で、いずれも軽症です。

犯行理由について犯人は「体内に埋め込まれた超音波から『人を刺してみろ』と聞こえたため」と供述。その後の裁判では懲役17年の実刑判決を言い渡されています。

2013年:大阪市生野区通り魔事件

大阪市生野区
出典:Wikipedia

大阪市生野区通り魔事件とは、2013年5月22日に起きた事件です。犯人は韓国籍の康桂善で、通行人2名を刃渡り12センチの果物ナイフで刺しました。死亡者は0でした。

犯行に及んだ理由について、犯人は「人を殺そうと思って家から包丁を持ち出した。日本人なら何人も殺そうと思った」と供述。日本人を狙った犯行でした。事件後の裁判では鑑定入院を言い渡されています。

2014年:柏市連続通り魔殺傷事件

竹井聖寿
出典:千葉日報

柏市連続通り魔殺傷事件とは、2014年3月3日に千葉県柏市の市道で起きた事件です。犯人は24歳無職の男性で、通行人をナイフで脅迫。金銭を要求しました。被害者は5名で、内1名が負傷。1名が死亡しています。

犯行理由は金銭目的と見られています。その後の裁判で犯人は無期懲役を言い渡されました。

2015年:女子高生通り魔殺人未遂事件

大阪府八尾市
出典:Wikipedia

女子高生通り魔殺人未遂事件とは、2015年7月30日に大阪府八尾市山本町で起きた事件です。犯人は18歳少年で包丁を手に女子高生に襲いかかりました。被害者は八尾市に住む女子高生1名で、重傷を負いましたが命に別状はありませんでした。

犯行理由について犯人は「前の仕事の関係でストレスがあってやった。殺す気はなかった。性欲も発散したかった」と供述しました。

2015年:熊谷連続殺人事件

熊谷市
出典:Wikipedia

熊谷連続殺人事件とは、2015年9月14日・9月16日に埼玉県熊谷市で起きた事件の総称です。犯人は、熊谷警察署から脱走したペルー人の男性で、包丁を手に無施錠の住宅数件に侵入。小学生女児を含む住人に襲いかかりました。被害者は6名で、いずれも死亡しています。

事件後、犯人は住居侵入、強盗殺人、死体遺棄で起訴され、最終的に無期懲役判決を受けています。

2016年:釧路市イオンモール通り魔事件

松橋伸幸
出典:すそ洗い

釧路市イオンモール通り魔事件とは、2016年6月21日に北海道釧路市の「イオンモール釧路昭和」で起きた事件です。犯人は松橋伸幸という男で、近くの女性を包丁で切りつけました。

被害者4名の内、1名が死亡。3人が重軽傷です。犯人は警備員に取り押さえられ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕されました。犯人はその後の調べで「統合失調症で長く悩んでいた。死刑になるため人を刺した」と述べています。

2016年:相模原障害者施設殺傷事件

植松聖
出典:BBCNEWS|JAPAN

相模原障害者施設殺傷事件とは、2016年7月26日に神奈川県相模原市の障害者福祉施設で起きた事件です。犯人は元施設職員の26歳男性・植松聖で、刃物を手に午前2〜3時ごろ施設へ侵入。計45名を刺しました。被害者45名の内、19名が死亡。26名が重軽傷を負いました。

犯行理由は「意思疎通のできない障害者は不幸かつ社会に不要な存在であるため、安楽死させれば世界平和につながる」というものでした。

2018年:漫画喫茶通り魔事件

稲田府見洋
出典:くに短速報

漫画喫茶通り魔事件とは、2018年5月17日に名古屋市中区の漫画喫茶で起きた事件です。犯人は22歳の無職男性・稲田府見洋で、刃渡り15cmの果物ナイフで男性の頭や胸を刺しました。被害者は1名で、失血死しています。

犯行理由について犯人は「自分が死ねないから、むかついて刺した」と供述。その後の裁判で懲役24年が言い渡されました。

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