10位:エレファント(2003年/洋画)
本作は、コロンバイン高校銃乱射事件をもとにした映画です。高校生の普通の日常生活をメインに描きながらも、最後は悲劇的な銃乱射事件で締め括られています。
生徒役はプロではなく全てオーディションで選ばれた本物の高校だったため、非常にリアルな高校生活の様子が見てとれることでしょう。
題材となった実話・事件
本作の題材は、1999年にアメリカで起きたコロンバイン高校の銃乱射事件です。コロンバイン高校の生徒2人がカフェテリアや図書館で銃を乱射し、最後には自殺しました。
死者15名と負傷者24名を出したほか、生存者もPTSDなどの精神疾患を患うなどの被害を受けています。
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9位:海にかかる霧(2014年/洋画)
本作は、韓国で起きた海上事故をもとにした映画です。不漁で苦しむ漁師が苦渋の末に中国からの密航者たちを乗船させますが、度重なるアクシデントに見舞われます。
元東方神起のパク・ユチョンの演技も見どころのひとつです。
題材となった実話・事件
本作の題材は、2001年に韓国で起きたテチャン号事件になります。この事件では、テチャン号の乗組員によって倉庫に閉じ込められた25名の密入国者が窒息死しました。
そのうえ、事件発覚を恐れた乗組員は遺体を海に捨てたのです。生き残った35名が発見されたことから事件が判明し、テチャン号の乗組員は逮捕されました。
みんなのレビュー
8位:死霊館 エンフィールド事件(2016年/洋画)
本作は、実際に起きたポルターガイスト事件をもとにしたホラー映画です。ポルターガイスト現象に悩む4人の子供のシングルマザーが心霊研究家の夫妻に助けを求めることから物語は始まります。
少女に取り憑く悪霊の恐ろしく不気味な点が見どころのひとつです。
題材となった実話・事件
本作の題材は、1977年にイギリスのエンフィールドで起きた怪奇現象になります。約2年間にわたって、エンフィールドの住宅にて家具が動いたり、謎の声が聞こえるなどの不可思議な現象が起こりました。
英国心霊調査協会のメンバーが調査しましたが、現在でも原因は謎に包まれています。
みんなのレビュー
7位:ルーム(2015年/洋画)
本作は、実際に起きた監禁事件をもとに製作された映画です。7年間も監禁されていた主人公の女性が息子に外の世界を見せるため、監禁部屋から脱出を試みます。
息子を想う母親や初めて外の世界に触れる少年の様子が鮮明に描かれている点が見どころです。
題材となった実話・事件
本作の題材は、2008年にオーストリアで発覚した24年間にわたる監禁暴行事件になります。被害者の女性は実父によって地下に閉じ込められ、何度も性的虐待を受けていました。
事件発覚後に実父のヨーゼフは逮捕され、終身刑を言い渡されています。
みんなのレビュー
6位:生きてこそ(1993年/洋画)
本作は、空軍機の遭難事故をもとにした映画です。ラグビーチームとその家族を乗せた飛行機がアンデス山脈に衝突し墜落するところから物語が始まります。
事故の生存者からアドバイスを受けていることもあり、かなりリアルな描写が多いのでご注意ください。
題材となった実話・事件
本作の題材は、ウルグアイの空軍機571便遭難事故です。アンデス山脈に墜落後、45人の乗員乗客のうち29人が死亡しました。
奇跡的に助かった16人は少ない食糧や遺体の人肉を食べながら生き延びることができ、この衝撃的な遭難事故は世界各国で報道されたのです。