生きたメキシコとは?どんなグロ動画?見方や検索してはいけない理由

生きたメキシコはどこで見られる?

動画の安全性にも十分注意しなければならない

「生きたメキシコを見る場合はどうしたら良い?」という人は、まずネットで検索してみると良いでしょう。動画内容を紹介してリンクを貼ってあるサイトや、Yahoo!知恵袋に貼り付けてあったりもします。ただし閲覧する時は、動画にウイルスが仕掛けられている場合もあるのだそう。そのためそういった可能性も考慮した上での自己責任での閲覧となります。

2022年6月現在、Yahoo!知恵袋には動画へのリンクが貼られています。以下にYahoo!知恵袋のURLを貼っておきますので、どうしても閲覧したい方はそちらに貼ってあるリンクから動画サイトへとんでみてください。ただし、あくまで自己責任でお願い致します。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13227736568

※上記はYahoo!知恵袋へのリンクであり、直接動画サイトへ飛ぶわけではありません。

残虐な動画を配信する理由は?

麻薬カルテルが所持していた銃
出典:PaRaRiUm

生きたメキシコは日々アップされ続けています。これほどまでの残虐な動画を流す、麻薬カルテルの意図は何なのか?ここでは考えられる理由を解説します。

反逆する人に対する見せしめのため

殺害された人
出典:Cherish

一つに自分の力を誇示し、反逆する人に対する見せしめの意図があります。反逆した人を残酷に処刑することで、逆らったらこうなるということを誇示しているのです。そして殺害した人の身体の一部を送りつけたり、遺体を残酷な状態で路上に放置したりします。その他にも歩道橋にぶら下げたり、あらゆる目立つ演出をしているのです。

抗争相手への牽制のため

組織の繋がりを表す図
出典:Wikipedia

メキシコには複数の麻薬カルテルが存在し、他の勢力に対する牽制の意図もあるといいます。日々残酷な動画を公開することで、暗に「俺たちに逆らう・敵対するとこういった目にあうぞ」という意味を込めて、動画を投稿しているのです。

メキシコの麻薬カルテルは主だったものでも10以上存在し、その中で友好的な組織や逆に敵対して抗争を続けている組織があったりします。

仲間の裏切りを防ぐため

裏切り者には悲惨な末路が待っている

恐怖の対象は相手組織や一般国民だけでなく、同じ仲間内にも「裏切ったらこうなる」ということを示す意味合いもあると考えられます。万一裏切りをしたらこのように拷問して殺害することを示すことにより、仲間の裏切りを抑制して組織の統率をとっているのです。

生きたメキシコが配信される背景は?

麻薬カルテルの抗争を知るには歴史を知らなければならない

「生きたメキシコ」という残虐な見せしめ動画が配信されるメキシコ。どうしてメキシコではこのような動画が配信されるようになってしまったのか、生きたメキシコが配信される歴史的な背景を紹介していきます。

メキシコはコカインの生産地

メキシコはコカインの一大生産地であり、アメリカに密輸している
出典:Wikipedia

メキシコは、麻薬の中でも一番危険と言われるコカインの一大生産地です。コカインの大量消費国はアメリカであり、メキシコのマフィアがアメリカに密輸しています。メキシコと同じようにコカインの一大生産地である南米とアメリカの間にあるために、地理的にも密輸が盛んになりやすい場所です。アメリカが隣にあるということも、メキシコで麻薬を奪い合う事件が多発しているといいます。

発端はメキシコ麻薬戦争

メキシコ軍の逮捕の様子
出典:Wikipedia

メキシコでは2006年から2022年現在まで、「メキシコ麻薬戦争」と呼ばれる麻薬カルテル同士の縄張り争いや、メキシコ政府と麻薬カルテルとの間で紛争が頻発しています。

2006年にメキシコのフェリペ・カルデロン大統領が、麻薬組織の暴力を終わらせるために取り締まりを始めました。しかし麻薬カルテルが素直に従うわけもなく、政府対カルテルの戦争が開始されたのです。

摘発された麻薬カルテルの銃と札束
出典:Wikipedia

時がたつにつれ、大統領は反麻薬組織キャンペーンの拡大の継続のため、軍隊まで動員。対する麻薬カルテルもアサルトライフルや対空ミサイル、装甲車まで用意して対抗しました。

麻薬抗争が悪化してしまう

メキシコ警察のパレード、メキシコで警察官の仕事は人気がないという
出典:Wikipedia

麻薬戦争により多くの麻薬カルテルのメンバーが逮捕されたため、どうにか組織を小さくすることには成功しました。しかし麻薬カルテル同士の抗争は激化してしまい、警察も上手く機能しない無法地帯になってしまったのです。

2022年現在も紛争は続いており、2017年の政府の発表によると、メキシコ内での殺人事件の数は25,339件と、麻薬組織の抗争を反映して過去最悪の水準となっています。メキシコの麻薬組織の恐ろしさに警察署長も逃げ出してしまい、警察官がいなくなってしまったのです。このような状況のため警察官への志望者も少なく、麻薬組織がいかに大きな存在なのかがわかります。

1 2 3 4

9 COMMENTS

コメントを残す