メキシコ人は死を軽視しているとも
生きたメキシコの殺害方法が残虐な理由の一つに、メキシコでの死生観の違いがあると分析している人もいます。「生きたメキシコ」で感じるのは殺害するだけでなく、首を切り離して車に載せてみたり、内臓を取り出したりと死体をショッキングに扱うのが特徴といえるのではないでしょうか。
メキシコ人の死生観としてメキシコ詩人のオクタビス・パスは、「メキシコ人はしばしば死と出合い、死を茶化し、かわいがり、死と一緒に眠り、そして祀る」と語っています。つまりメキシコ人にとって死は身近な存在であり、死者を面白がり、笑うような価値観があるというのです。
驚かずにはいられない遺体の数々も、死生観によって死を軽んじていると回想しているそうです。ただし子供まで残酷な殺害を動画に流す状況は、それだけが理由ではないように感じてしまいます。
最凶の組織ロス・セタスとは?
麻薬カルテルで、メキシコだけでなく世界で最も凶悪とも言われている組織が、「ロス・セタス」です。ロス・セタスは現在メキシコで最も恐れられている凶悪犯罪組織であり、残虐な殺害方法からも非常に有名な組織となりました。そんなロス・セタスとはどういった組織なのかを紹介します。
構成員は元軍人
現在減ってはいるものの、ロス・セタスという組織の創設期には、特殊部隊のメンバーが多く在籍していました。そのメンバーの訓練を受けることにより、現在もロス・セタスはメキシコ内で最恐の力を保っているのです。
組織にはアルトゥーロ・グスマン・デセナ大尉という人がいて、多くのメキシコ軍人を引き抜いたといわれています。そして数人特殊部隊出身が在籍するだけで、戦闘力は格段に上がったといい、なお訓練によりメンバーも増強。超戦闘派の麻薬カルテルとなりました。
ただし現在の新しいメンバーはメキシコ軍人ではなく、アメリカの元ギャングが多いのだそう。アメリカの路上にいるギャングに声をかけたり、有力なギャングと手を組んでいるそうです。アメリカの販売網を広げている意図もあるのかもしれません。
最高幹部は「エリベルト・ラスカーノ」
そんな軍人ばりの戦闘組織ロス・セタスで、最も恐れられた最高幹部がエリベルト・ラスカーノという人物です。エリベルト・ラスカーノはアルトゥーロ・グスマン・デセナに雇い入れられたメキシコ軍特殊部隊出身であり、グアテマラの軍人まで雇い入れて組織を強大なものにしていきました。
また残虐行為も有名で、対立相手を捕らえると頭を切り落とす、食べ物を食べさせずに餓死させる、野生動物の餌にしたりしたそうです。なお失態を犯した部下にも容赦なく、角材で数日間かけて殴り殺す方法をとっていたといいます。
結果的にロス・セタスを残虐的な集団に変容させた張本人といわれ、「死刑執行人」という通り名で恐れられた人物だったのです。
殺害した遺体には「Z」のマークが
ロス・セタスは広報・宣伝活動を兼ねて残虐な拷問を行い、動画にアップしたり路上に放置した遺体に置手紙していたりします。その置手紙にはロス・セタスの犯行と分かるように「Z」の文字をいれているのです。
なおこの「Z」の意味は、アルトゥーロ・グルマン・デセナが警察時代に使用していた無線コードにちなんでいるといいます。
kitui
えっっっぐ
グロいな
うわバカなんじゃないのメキシコ
グロいwwww
まじかw
見たけど余裕だった
いいなー
やべえ
すごく残酷できもちwwwwwわる
哦
哦