有名なフロント企業一覧！ヤクザとの関係や見分け方も解説

「ヤクザのフロント企業ってどの会社？」
「間違えて入社したら怖いな…」

企業の中には、ヤクザが経営している「フロント企業」と呼ばれる会社があるといわれています。しかしどういったフロント企業があるのか、知らない人も多いのが現状です。

そのため気づかない内に、かかわってしまっていたという事も起きてしまうかもしれません。そこで「フロント企業」とはどのような企業なのか？また、フロント企業にはどのような企業があるのかなどを解説していきます。

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フロント企業とは何か？

そもそもフロント企業とは、「反社会勢力とされる暴力団やヤクザと何かしらかかわっている会社」を指した言葉です。暴力団に資金提供している会社全体を指し、それは暴力団が設立した会社はもちろんのこと、暴力団と親交のある企業も含まれます。

また同じような言葉で「企業舎弟」という言葉がありますが、これは「暴力団と関係が深い企業」という意味を表しており、現在は「フロント企業」とほぼ同義語で使用されているようです。

どちらも警視庁の「暴力団関係企業」として、

「暴力団員が実質的にその経営に関与している企業、暴力団準構成員若しくは元暴力団員が経営する企業で暴力団に資金提供を行う等暴力団の維持若しくは運営に積極的に協力し若しくは関与するもの又は業務の遂行等において積極的に暴力団を利用し、暴力団の維持若しくは運営に協力している企業」

と定義されているのです。要するに、暴力団の最終的に資金源となっている企業全般を指しています。

フロント企業が多くある業種

フロント企業に多いといわれている業種は、人材派遣業・不動産業・土木業界・風俗業界・金融業・運送業などが多いといわれています。

その業種の全てがフロント企業というわけではありませんが、これらの業種には何かしら暴力団が絡んでいるケースが多いのです。特徴としては資格や免許が必要ではない業種が多く、代表者を堅気の人に任せていることがほとんどです。

そのため一見すると、普通の企業と変わらないといえます。上記の業種以外にも、飲食業や中古車業など取り上げるとキリはなく、近年は整骨院や介護業界にまで進出したりとお金が稼げそうな業界に幅広く入り込んでいるようです。

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フロント企業が多くある地域

フロント企業が多くある地域ですが、全体の傾向として指定広域暴力団がある、又は周辺地域に集中しています。有名な都市の繁華街には、大体フロント企業が存在するのです。

例えば住吉会や稲川会の多い東京や、山口組系弘道会のある愛知県名古屋市、山口組など複数の暴力団が混在する大阪・兵庫、特定指定暴力団が多数ある福岡などです。中には知名度の高い企業などもあり、企業間取引や就職などで初めて気づいたという話もよく聞こえてきます。

有名なフロント企業一覧

各都道府県の公安委員会は、フロント企業の情報が集められリスト化されています。そのリストを元に国や自治体は、入札拒否や指名停止措置をした会社も共有化できるようになっているのです。リストに載っている企業は、代表者や従業員に暴力団構成員がいる場合や、ヤクザとの交際が分かっている企業になります。これらの資料から、フロント企業やフロント企業と噂される会社を紹介します。

フロント企業と確定している企業一覧

福岡県が企業舎弟として実名を公開し、指名停止措置・排除措置した企業一覧です。